2011年06月21日(火) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
● クラレンス・クレモンズ69歳で死去
テーマ:訃報関連
● クラレンス・クレモンズ69歳で死去
【Clarence Clemons, The Big Man, Dies At 69】
訃報。
ロック・アーティスト、ブルース・スプリングスティーンのバンド、Eストリート・バンドのサックス奏者として名高いクラレンス・クレモンズが、2011年6月18日土曜午後7時、フロリダ州パームビーチの病院で死去した。69歳だった。一週間ほど前の12日に脳卒中で倒れ緊急手術をしていた。手術後の5日から1週間が大きな山場と伝えられていた。
ブルース・スプリングスティーンもすでに自身のウェッブページで声明を発表している。
http://brucespringsteen.net/news/index.html
クラレンス・クレモンズは、スプリングスティーンのバンド・メンバーとして以外にも、アレサ・フランクリンの「フリーウェイ・オブ・ラヴ」、リンゴ・スター、ナラダ・マイケル・ウォルデン、最近はレディー・ガガの作品など、多数のアーティストと共演している。愛称は「ビッグ・マン」。
クレモンズは、1942年1月11日ヴァージニア州ノーフォーク生まれ。3人兄弟の長男だったクラレンスは、フィッシュマーケットを運営していた父親から9歳のときにクリスマス・プレゼントでサックスをもらい、以来、サックスを吹き始めた。
フットボールと音楽の奨学金でメリーランド州立大学に入り、大学時代にはフットボールの才能も見せ、プロ選手の可能性もあったが、トライアルの前日に交通事故にあい、膝を怪我したことで断念。1960年ごろから東部でサックス奏者として活動開始。この頃、ニュージャージー州の「タイロン・アシュレーズ・ファンキー・ミュージック・マシン」というグループでレコーディングも経験。ここには、後にパーラメント/ファンカデリックで活躍するエディー・ヘイゼル、レイ・デイヴィス、ビリー・ベース・ネルソンらがいた。1971年、スプリングスティーンと知り合い、その後は彼のレコーディング、ツアーにもつきあうようになる。スプリングスティーンの多くのヒットでサックスを吹いており、Eストリート・バンドにクラレンスありと印象付けた。
スプリングスティーンのバンドは、一度1989年に解散となるが、10年後再び再集結。クレモンズは、このバンドとは並行してソロ活動も展開し、1983年の『レスキュー』以来計7枚のアルバムを出した。その後、自身でテンプル・オブ・ソウルというグループを結成、アルバムをリリース。1985年には、「ユーアー・ア・フレンド・オブ・マイン」がシングル・ヒット。ゲスト参加は、多数。1981年のゲイリー・US・ボンズの「ディス・リトル・ガール・イズ・マイン」などもクラレンスのサックスをフィーチャーして大ヒットしている。
最近ではレディー・ガガのアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』の「ヘアー」と「エッジ・オブ・グローリー」でも、サックスを聴かせ、ガガが『アメリカン・アイドル』に出演したときは、クレモンズもサックスを吹いた。
また、いくつかのテレビ番組(『ディッファレント・ストロークス』、『ナッシュ・ブリッジス』など)、映画(『ニューヨーク・ニューヨーク』『ブルース・ブラザーズ2000』など)にも登場している。2009年には自伝『ビッグ・マン:リアル・ライフ・トール・テールズ』を出版。
クレモンズは5回結婚し、4人の子供がいる。
ボーン・トゥ・ラン
http://youtu.be/hKhwqhbF3tc
ゲイリーUSボンズ「ディス・リトル・ガール」
http://youtu.be/zshUXe-PTeQ
後ろでサックスを吹いているのが、クラレンス・クレモンズ
アレサ・フランクリンの「フリーウェイ・オブ・ラヴ」PV、クラレンスも出てきます
http://youtu.be/DADFDtIBjT4
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(スプリングスティーンのウェッブにおけるメッセージ)
It is with overwhelming sadness that we inform our friends and fans that at 7:00 tonight, Saturday, June 18, our beloved friend and bandmate, Clarence Clemons passed away. The cause was complications from his stroke of last Sunday, June 12th.
Bruce Springsteen said of Clarence: Clarence lived a wonderful life. He carried within him a love of people that made them love him. He created a wondrous and extended family. He loved the saxophone, loved our fans and gave everything he had every night he stepped on stage. His loss is immeasurable and we are honored and thankful to have known him and had the opportunity to stand beside him for nearly forty years. He was my great friend, my partner, and with Clarence at my side, my band and I were able to tell a story far deeper than those simply contained in our music. His life, his memory, and his love will live on in that story and in our band.
http://www.latimes.com/news/obituaries/la-me-clarence-clemons-20110619,0,2592783.story
http://www.bloomberg.com/news/2011-06-19/clarence-clemons-saxophonist-with-springsteen-s-e-street-band-dies-at-69.html
OBITUARY>Clemons, Clarence (January 11, 1941 – June 18, 2011, 69 year-old)
【Clarence Clemons, The Big Man, Dies At 69】
訃報。
ロック・アーティスト、ブルース・スプリングスティーンのバンド、Eストリート・バンドのサックス奏者として名高いクラレンス・クレモンズが、2011年6月18日土曜午後7時、フロリダ州パームビーチの病院で死去した。69歳だった。一週間ほど前の12日に脳卒中で倒れ緊急手術をしていた。手術後の5日から1週間が大きな山場と伝えられていた。
ブルース・スプリングスティーンもすでに自身のウェッブページで声明を発表している。
http://brucespringsteen.net/news/index.html
クラレンス・クレモンズは、スプリングスティーンのバンド・メンバーとして以外にも、アレサ・フランクリンの「フリーウェイ・オブ・ラヴ」、リンゴ・スター、ナラダ・マイケル・ウォルデン、最近はレディー・ガガの作品など、多数のアーティストと共演している。愛称は「ビッグ・マン」。
クレモンズは、1942年1月11日ヴァージニア州ノーフォーク生まれ。3人兄弟の長男だったクラレンスは、フィッシュマーケットを運営していた父親から9歳のときにクリスマス・プレゼントでサックスをもらい、以来、サックスを吹き始めた。
フットボールと音楽の奨学金でメリーランド州立大学に入り、大学時代にはフットボールの才能も見せ、プロ選手の可能性もあったが、トライアルの前日に交通事故にあい、膝を怪我したことで断念。1960年ごろから東部でサックス奏者として活動開始。この頃、ニュージャージー州の「タイロン・アシュレーズ・ファンキー・ミュージック・マシン」というグループでレコーディングも経験。ここには、後にパーラメント/ファンカデリックで活躍するエディー・ヘイゼル、レイ・デイヴィス、ビリー・ベース・ネルソンらがいた。1971年、スプリングスティーンと知り合い、その後は彼のレコーディング、ツアーにもつきあうようになる。スプリングスティーンの多くのヒットでサックスを吹いており、Eストリート・バンドにクラレンスありと印象付けた。
スプリングスティーンのバンドは、一度1989年に解散となるが、10年後再び再集結。クレモンズは、このバンドとは並行してソロ活動も展開し、1983年の『レスキュー』以来計7枚のアルバムを出した。その後、自身でテンプル・オブ・ソウルというグループを結成、アルバムをリリース。1985年には、「ユーアー・ア・フレンド・オブ・マイン」がシングル・ヒット。ゲスト参加は、多数。1981年のゲイリー・US・ボンズの「ディス・リトル・ガール・イズ・マイン」などもクラレンスのサックスをフィーチャーして大ヒットしている。
最近ではレディー・ガガのアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』の「ヘアー」と「エッジ・オブ・グローリー」でも、サックスを聴かせ、ガガが『アメリカン・アイドル』に出演したときは、クレモンズもサックスを吹いた。
また、いくつかのテレビ番組(『ディッファレント・ストロークス』、『ナッシュ・ブリッジス』など)、映画(『ニューヨーク・ニューヨーク』『ブルース・ブラザーズ2000』など)にも登場している。2009年には自伝『ビッグ・マン:リアル・ライフ・トール・テールズ』を出版。
クレモンズは5回結婚し、4人の子供がいる。
ボーン・トゥ・ラン
http://youtu.be/hKhwqhbF3tc
ゲイリーUSボンズ「ディス・リトル・ガール」
http://youtu.be/zshUXe-PTeQ
後ろでサックスを吹いているのが、クラレンス・クレモンズ
Dedication
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アレサ・フランクリンの「フリーウェイ・オブ・ラヴ」PV、クラレンスも出てきます
http://youtu.be/DADFDtIBjT4
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Rescue / Hero
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Clarence Clemons
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(スプリングスティーンのウェッブにおけるメッセージ)
It is with overwhelming sadness that we inform our friends and fans that at 7:00 tonight, Saturday, June 18, our beloved friend and bandmate, Clarence Clemons passed away. The cause was complications from his stroke of last Sunday, June 12th.
Bruce Springsteen said of Clarence: Clarence lived a wonderful life. He carried within him a love of people that made them love him. He created a wondrous and extended family. He loved the saxophone, loved our fans and gave everything he had every night he stepped on stage. His loss is immeasurable and we are honored and thankful to have known him and had the opportunity to stand beside him for nearly forty years. He was my great friend, my partner, and with Clarence at my side, my band and I were able to tell a story far deeper than those simply contained in our music. His life, his memory, and his love will live on in that story and in our band.
http://www.latimes.com/news/obituaries/la-me-clarence-clemons-20110619,0,2592783.story
http://www.bloomberg.com/news/2011-06-19/clarence-clemons-saxophonist-with-springsteen-s-e-street-band-dies-at-69.html
OBITUARY>Clemons, Clarence (January 11, 1941 – June 18, 2011, 69 year-old)