2011年04月23日(土) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
★プリンス、「ウェルカム・トゥ・アメリカ・ツアー」続行中
テーマ:アーティスト関連
★プリンス、「ウェルカム・トゥ・アメリカ・ツアー」続行中
【Prince: 21 Night Stand or 20 One Night Stand?】
続行中。
昨年(2010年)暮れからライヴ活動を盛んに行っているプリンスの全米ツアー「ウェルカム・トゥ・アメリカ」が続いている。プリンスはライヴの日程を直前に発表、チケットも直前に売り出し、ファンを翻弄している。たとえば、今回のロスアンジェルス「フォーラム」初日の2011年4月14日については、発表が前週、チケット発売が二日前の4月12日といった具合だ。そのプリンスが、フォーラムでのライヴ直前、4月13日、アメリカのテレビショー『ロペス・トゥナイト』に出演し、インタヴューに答え、バンドとともに3曲ほど演奏した。その映像がすでにユーチューブなどにアップされているのでご紹介しよう。
インタヴューから、楽曲生演奏。演奏には、シーラEの姿も見える。
そして、「レイ・ダウン」2010年発売の『20TEN』収録。77曲目のシークレット・トラック
「ユー・アー・ザ・ワン・フォー・ミー」は、1981年12月からのDトレインのヒット。Dトレインはニューヨーク出身のジェームス・ウィリアムスのことで、これがディスコやソウル・チャートで大ヒット。プリンスがカヴァーした。
ここでひじょうに印象的なリード・ヴォーカルを取るスキンヘッドの女性は、シェルビー・ジョンソンShelby Johnsonという。ブラックジプシーというバンドのメンバーでもある。彼女はなかなかのキャリアの持ち主だ。
元々ノース・キャロライナ出身で、2000年、ディアンジェロのバンド「ソウルトロニックス」のメンバーになり、「ヴードゥー・ツアー」に参加。
「ソウルトロニクス」には、そうそうたるメンバーがいた。そのメンバーは、ジェームス・ポイザーJames Poyser(keys)、ピノ・パラディーノPino Palladino(bass)、アミール・クエスト・ラヴ Ahmir "?uestlove" Thompson(drums)、Roy Hargroveロイ・ハーグローヴ(trumpet)、ラッセル・ガンRussell Gunn(trumpet)、フランク・ルーツ・レイシーFrank "Roots" Lacy(Trombone)、アンソニー・ハミルトンAnthony Hamilton(chorus)、シェルビー・ジョンソンShelby Johnson(chorus)らから成る。ここで、シェルビーはロイ・ハーグローヴやアンソニー・ハミルトンなどと知り合い、人脈や活動の幅を広げた。
アンソニー・ハミルトンのツアーにも参加後、2003年、ロイ・ハーグローヴのアルバム『The RHファクター』収録の「ハウ・アイ・ノウ」を共作。そして、ちょうどこの頃、友人たちとブラックジプシーを結成した。
ブラックジプシーについて。
http://www.blackgypsy.com/
こうした音楽活動をしているうちに、プリンスと出会い、プリンスのバンドに迎え入れられた。バンド参加時期は2006年暮れくらいからで、2007年2月のプリンスの「スーパーボール」ハーフタイム・ショーでその姿がある。
■21か20か
なお、今回の「ウェルカム・トゥ・アメリカ」ツアーはこれまでに次の箇所で行われている。
最初のWelcome 2 Americaは下記6公演。
2010/12/15、12/17 @Izod Center New Jersey
12/18、12/29、2011/1/18、2/7@Madison Square Garden
ちなみに、
12/17はMaceo ParkerとSheila E.
12/18はLarry Graham
12/29はJanelle Monae らがゲストで登場。
W2A第2弾は下記の通り。
21 February 2011: Oakland, CA - Oracle Arena
23 February, 2011: Oakland, CA - Oracle Arena
24 February 2011 : Oakland, CA - Oracle Arena
21 March, 2011: Columbia, SC - Colonial Life Arena
23 March, 2011: Raleigh, NC - RBC Center
24 March, 2011: Charlotte, NC - Time Warner Cable Arena
26 March, 2011: Greensboro, NC - Greensboro Coliseum
28 March, 2011: Greenville, SC - Bi-Lo Center
30 March, 2011: North Charleston, SC - North Charleston Coliseum
ここはドラマーのジョン・ブラックウェルJohn Blackwellのホームタウンということで募金集めていたという。
http://www.thestate.com/2011/04/04/1764379/a-prince-of-a-gift-for-eau-claire.html
発表時の関連記事
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101018.html
今回のロスアンジェルスでの4回は次の通り。
Thursday, April 14th The Forum
Thursday, April 21st The Forum
Friday, April 22nd The Forum
Saturday, April 23rd The Forum
今回のツアー・チケットはできるだけ多くの人が参加できるようにと、販売されるチケット総数の85パーセントが、手数料を含め25ドル(約2000円強)に押さえられている。
プリンスが、今回のツアーに「21(トゥエンティワン)ナイト・スタンド」と打ち出したのは、ロスのフォーラムの分から。ファンの間では、フォーラムで4本だとあと17本発表されるのではないか、と推察されている。ただ、ニューヨークの分からカウントすると、フォーラム4本で19本になり、あと2本しかないかもしれない。また、「21 night stand」を 「20 One Night Stand」つまり、20本の「ワン・ナイト・スタンド」とも受け取れ、その場合はあと1本だけとなる。このあたりの謎の残し方も、実にプリンスらしい。また、2007年、ロンドンのO2(オーツー)アリーナで21本のライヴを敢行したことともかけているのかもしれない。
21 Night Stand のTV CM
(詳細情報、ツナさん提供。いつもありがとうございます)
ENT>ARTIST>Prince
【Prince: 21 Night Stand or 20 One Night Stand?】
続行中。
昨年(2010年)暮れからライヴ活動を盛んに行っているプリンスの全米ツアー「ウェルカム・トゥ・アメリカ」が続いている。プリンスはライヴの日程を直前に発表、チケットも直前に売り出し、ファンを翻弄している。たとえば、今回のロスアンジェルス「フォーラム」初日の2011年4月14日については、発表が前週、チケット発売が二日前の4月12日といった具合だ。そのプリンスが、フォーラムでのライヴ直前、4月13日、アメリカのテレビショー『ロペス・トゥナイト』に出演し、インタヴューに答え、バンドとともに3曲ほど演奏した。その映像がすでにユーチューブなどにアップされているのでご紹介しよう。
インタヴューから、楽曲生演奏。演奏には、シーラEの姿も見える。
そして、「レイ・ダウン」2010年発売の『20TEN』収録。77曲目のシークレット・トラック
「ユー・アー・ザ・ワン・フォー・ミー」は、1981年12月からのDトレインのヒット。Dトレインはニューヨーク出身のジェームス・ウィリアムスのことで、これがディスコやソウル・チャートで大ヒット。プリンスがカヴァーした。
ここでひじょうに印象的なリード・ヴォーカルを取るスキンヘッドの女性は、シェルビー・ジョンソンShelby Johnsonという。ブラックジプシーというバンドのメンバーでもある。彼女はなかなかのキャリアの持ち主だ。
元々ノース・キャロライナ出身で、2000年、ディアンジェロのバンド「ソウルトロニックス」のメンバーになり、「ヴードゥー・ツアー」に参加。
「ソウルトロニクス」には、そうそうたるメンバーがいた。そのメンバーは、ジェームス・ポイザーJames Poyser(keys)、ピノ・パラディーノPino Palladino(bass)、アミール・クエスト・ラヴ Ahmir "?uestlove" Thompson(drums)、Roy Hargroveロイ・ハーグローヴ(trumpet)、ラッセル・ガンRussell Gunn(trumpet)、フランク・ルーツ・レイシーFrank "Roots" Lacy(Trombone)、アンソニー・ハミルトンAnthony Hamilton(chorus)、シェルビー・ジョンソンShelby Johnson(chorus)らから成る。ここで、シェルビーはロイ・ハーグローヴやアンソニー・ハミルトンなどと知り合い、人脈や活動の幅を広げた。
アンソニー・ハミルトンのツアーにも参加後、2003年、ロイ・ハーグローヴのアルバム『The RHファクター』収録の「ハウ・アイ・ノウ」を共作。そして、ちょうどこの頃、友人たちとブラックジプシーを結成した。
ブラックジプシーについて。
http://www.blackgypsy.com/
こうした音楽活動をしているうちに、プリンスと出会い、プリンスのバンドに迎え入れられた。バンド参加時期は2006年暮れくらいからで、2007年2月のプリンスの「スーパーボール」ハーフタイム・ショーでその姿がある。
■21か20か
なお、今回の「ウェルカム・トゥ・アメリカ」ツアーはこれまでに次の箇所で行われている。
最初のWelcome 2 Americaは下記6公演。
2010/12/15、12/17 @Izod Center New Jersey
12/18、12/29、2011/1/18、2/7@Madison Square Garden
ちなみに、
12/17はMaceo ParkerとSheila E.
12/18はLarry Graham
12/29はJanelle Monae らがゲストで登場。
W2A第2弾は下記の通り。
21 February 2011: Oakland, CA - Oracle Arena
23 February, 2011: Oakland, CA - Oracle Arena
24 February 2011 : Oakland, CA - Oracle Arena
21 March, 2011: Columbia, SC - Colonial Life Arena
23 March, 2011: Raleigh, NC - RBC Center
24 March, 2011: Charlotte, NC - Time Warner Cable Arena
26 March, 2011: Greensboro, NC - Greensboro Coliseum
28 March, 2011: Greenville, SC - Bi-Lo Center
30 March, 2011: North Charleston, SC - North Charleston Coliseum
ここはドラマーのジョン・ブラックウェルJohn Blackwellのホームタウンということで募金集めていたという。
http://www.thestate.com/2011/04/04/1764379/a-prince-of-a-gift-for-eau-claire.html
発表時の関連記事
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101018.html
今回のロスアンジェルスでの4回は次の通り。
Thursday, April 14th The Forum
Thursday, April 21st The Forum
Friday, April 22nd The Forum
Saturday, April 23rd The Forum
今回のツアー・チケットはできるだけ多くの人が参加できるようにと、販売されるチケット総数の85パーセントが、手数料を含め25ドル(約2000円強)に押さえられている。
プリンスが、今回のツアーに「21(トゥエンティワン)ナイト・スタンド」と打ち出したのは、ロスのフォーラムの分から。ファンの間では、フォーラムで4本だとあと17本発表されるのではないか、と推察されている。ただ、ニューヨークの分からカウントすると、フォーラム4本で19本になり、あと2本しかないかもしれない。また、「21 night stand」を 「20 One Night Stand」つまり、20本の「ワン・ナイト・スタンド」とも受け取れ、その場合はあと1本だけとなる。このあたりの謎の残し方も、実にプリンスらしい。また、2007年、ロンドンのO2(オーツー)アリーナで21本のライヴを敢行したことともかけているのかもしれない。
21 Night Stand のTV CM
(詳細情報、ツナさん提供。いつもありがとうございます)
ENT>ARTIST>Prince