2011年04月14日(木) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
◎ ナイル・ロジャーズ、万感の思いを込めて15周年ライヴ・スタート
テーマ:ライヴ評・レポート
◎ ナイル・ロジャーズ、万感の思いを込めて15周年ライヴ・スタート
(下記にセットリストがあります。これからご覧になる方で先に知りたくない方はご注意ください)
【Nile Rodgers Live: With 15th Anniversary Of Partner’s Passing】
ジェットラグ。
ナイル・ロジャーズの通算11回目の日本ツアーが2011年4月12日(火)、丸の内コットンクラブからスタートした。
今回のツアーは、ナイルの盟友でありパートナーであるベース奏者、バーナード・エドワーズが1996年4月18日、東京で死去してからちょうど15周年にあたる。また、ナイル自身が昨年癌であることがわかり、2011年1月に手術をし、リハビリテーションの末、癌克服以来初めてのステージとなることから、ナイルも復活をかけたライヴ・ツアーになる。同時に、3月11日に日本を襲った太平洋東北大震災からの日本の復活を願うライヴにもなった。
この4月6日、ナイルは渾身のコンピレーション・アルバムを編纂し、リリース。それが『エヴリバディ・ダンス!』で、2枚組み。1枚目はシックとしてのヒット曲、2枚目はナイルやバーナードがプロデュースした作品を集めたもの。通常、マドンナやデイヴィッド・ボウイなどの大物アーティスト楽曲は、一般のコンピレーションに許諾が降りないが、今回はナイル本人がそうしたアーティストや事務所にかけあって、可能となった。
バンドメンバーがステージにあがってから、ナイルは黒のパンツ、白のジャケットといういでたちで登場。若干、やせたような気もしたが、笑顔からは元気そうな様子。ライヴは、メンバーも昨年とほぼ同じだけに、いつもの調子でシック節全開だ。
セットリストはほぼ昨年と同様で、今回のセットリストでは、「ライク・ア・ヴァージン」が目新しい選曲。また、「スープ・フォー・ワン」も再演。
ラルフのドラムス、ジェリーのベース、リッチとセランのキーボード、そして、ナイルのギターが生み出すグルーヴ、ファンクの渦。それが実にポップな楽曲とからみあい、シックの宇宙を編み出す。
次々演奏される楽曲が、どれもポップで、わかりやすく、親しみやすい。やはり、ソングライターとしてナイルたちがひじょうにずば抜けた存在ということを改めて感じさせる。
ヴォーカル陣、キムは本格的R&Bシンガー、一方、フォラミはダイアナ・ロスを彷彿とさせるポップな感じだ。一緒に見た西寺郷太さんは、どちらかというと、フォラミのポップな感じの方が好きだと言っていた。
ポップなファンクとグルーヴが満開。そして、外ではさくらが満開。この日は当日日本テレビ系列の『スッキリ!』に彼らが出演したためか、急に当日予約が入ったそうで、立ち見もでる超満員になった。
「みんな、今朝のテレビは見てくれたか? さあ、じゃあこの曲をやるぞ。これは本物だからね Let’s do it for real」とナイルは話してから「ル・フリーク」に突入。実は、『スッキリ!』でやった「ル・フリーク」、口パク(リップシンク)で、既製音源にあわせてあてぶりしたものだったのだ。(笑) (追記、正確には既存音源にヴォーカルだけ現場で歌ったものをかぶせた。演奏部分がCD音源。ご指摘感謝)
この日はまだ来日したばかりで、ジャットラグなどもあって、「眠い」と言っていたが、徐々に日本の時間になれれば、ますますファンク魂全開となっていくだろう。
ライヴ後、短い時間だが、サイン会を行った。
(明日のブログで、これまでのナイル関連過去記事をまとめて特集します)
■コットンクラブでの12日の映像(抜粋)
■ ライヴは、4月18日(月)まで青山ブルーノートで。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/nile-rodgers/
+++++
露出。
今回は、メディアへの露出も多く、次のような番組への出演などが決まっている。
11日に来日、12日(火)には、日本テレビ系列『スッキリ!』(午前8時~10時25分)の第二部(関東ローカル)に出演。「ル・フリーク」を見せた。その他のメディア露出予定は次の通り。
4月13日(水)NHK-BS『エル・ムンド』(23時~23時48分)(生放送)
4月14日(木)NHK-FM『ミュージック・プラザ』(16時~17時20分)コメントで出演。ナイル、シックなどの特集。
4月15日(金)Jウェイヴ(東京地区81.3mhz)『JKレイディー~東京ユナイテッド』(午前6時~11時半)生出演、バンド演奏あり。出演は9時以降か。時間不明)ラジコ= http://radiko.jp/#FMJ
4月17日(日)インターFM(東京地区76.1mhz)『ソウル・ブレンズ』(13時~15時)(生出演)出演は1時20分前後から2時30分か50分くらいまでの予定。ラジコ= http://radiko.jp/#INT
4月20日(水) TBSラジオ『キラキラ』(西寺郷太コラムで『エヴリバディ・ダンス』の紹介)(午後3時~)
4月20日(水) FM802(大阪)『フリップリップス』(生出演)
収録番組 (放送日は未定です。各番組へお尋ねください)
NACK5 『ストロボナイト』http://radiko.jp/player/player.html#NACK5
ベイFM『インター・エクスプレス』http://radiko.jp/#BAYFM78
FMフジ『ウェストサイド・東京』
東京FM『ディア・フレンズ』http://radiko.jp/player/player.html#FMT
CS『シカオノヨウガク』
FM横浜『横浜ソウル・レジェンド』http://radiko.jp/player/player.html#YFM
FM横浜『レイディオ・ヒッツ・レイディオ』
BS朝日『ベスト・ヒットUSA』
FM大阪(大阪)『ウィークエンド・ポップス』
紙媒体は読売新聞、アエラなどが予定されています。
■最新作2枚組み、ナイル渾身のコンピレーション・アルバム『エヴリバディ・ダンス!』
■メンバー
ナイル・ロジャーズ(ギター、ヴォーカル)Nile Rodgers(g,vo)
キンバリー・デイヴィス-ジョーンズ(ヴォーカル)Kimberly Davis-Jones(vo)
フォラミ(ヴォーカル) Folami(vo)
ビル・ホロマン(サックス)Bill Holloman(sax)
スティーヴ・ヤンコウスキ(トランペット)Steve Jankowski(tp)
リッチ・ヒルトン(キーボード)Rich Hilton(key)
セラン・ラーナー(キーボード)Selan Lerner(key)
ジェリー・バーンズ(ベース)Jerry Barnes(b)
ラルフ・ロール(ドラムス)Ralph Rolle(ds)
■ セットリスト
Setlist : Nile Rodgers & Chic @Cotton Club, April 12,2011
show started 19:01
01. Open Up
02. Everybody Dance
03. Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah)
04. Sukiyaki (Kim) ~ I Want Your Love (Kim) (a riff of I Want To Take You Higher)
05. Medley: (5-8) I'm Coming Out (Folami)
06. Upside Down
07. He's the Greatest Dancer
08. We Are Family
09. Soup For One
10. Like A Virgin (Folami)
11. Chic Cheer
12. My Forbidden Lover (Kim)
13. Thinking Of You
14. Let's Dance (Ralph Rolle on vocal)
15. Le Freak
16. Goodtimes ~ Rapper's Delight ~ Goodtimes
show ended 20:25
(2011年4月12日火曜、コットンクラブ丸の内、ナイル・ロジャーズ&シック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Rodger, Nile & Chic Organization
2011-47
(下記にセットリストがあります。これからご覧になる方で先に知りたくない方はご注意ください)
【Nile Rodgers Live: With 15th Anniversary Of Partner’s Passing】
ジェットラグ。
ナイル・ロジャーズの通算11回目の日本ツアーが2011年4月12日(火)、丸の内コットンクラブからスタートした。
今回のツアーは、ナイルの盟友でありパートナーであるベース奏者、バーナード・エドワーズが1996年4月18日、東京で死去してからちょうど15周年にあたる。また、ナイル自身が昨年癌であることがわかり、2011年1月に手術をし、リハビリテーションの末、癌克服以来初めてのステージとなることから、ナイルも復活をかけたライヴ・ツアーになる。同時に、3月11日に日本を襲った太平洋東北大震災からの日本の復活を願うライヴにもなった。
この4月6日、ナイルは渾身のコンピレーション・アルバムを編纂し、リリース。それが『エヴリバディ・ダンス!』で、2枚組み。1枚目はシックとしてのヒット曲、2枚目はナイルやバーナードがプロデュースした作品を集めたもの。通常、マドンナやデイヴィッド・ボウイなどの大物アーティスト楽曲は、一般のコンピレーションに許諾が降りないが、今回はナイル本人がそうしたアーティストや事務所にかけあって、可能となった。
バンドメンバーがステージにあがってから、ナイルは黒のパンツ、白のジャケットといういでたちで登場。若干、やせたような気もしたが、笑顔からは元気そうな様子。ライヴは、メンバーも昨年とほぼ同じだけに、いつもの調子でシック節全開だ。
セットリストはほぼ昨年と同様で、今回のセットリストでは、「ライク・ア・ヴァージン」が目新しい選曲。また、「スープ・フォー・ワン」も再演。
ラルフのドラムス、ジェリーのベース、リッチとセランのキーボード、そして、ナイルのギターが生み出すグルーヴ、ファンクの渦。それが実にポップな楽曲とからみあい、シックの宇宙を編み出す。
次々演奏される楽曲が、どれもポップで、わかりやすく、親しみやすい。やはり、ソングライターとしてナイルたちがひじょうにずば抜けた存在ということを改めて感じさせる。
ヴォーカル陣、キムは本格的R&Bシンガー、一方、フォラミはダイアナ・ロスを彷彿とさせるポップな感じだ。一緒に見た西寺郷太さんは、どちらかというと、フォラミのポップな感じの方が好きだと言っていた。
ポップなファンクとグルーヴが満開。そして、外ではさくらが満開。この日は当日日本テレビ系列の『スッキリ!』に彼らが出演したためか、急に当日予約が入ったそうで、立ち見もでる超満員になった。
「みんな、今朝のテレビは見てくれたか? さあ、じゃあこの曲をやるぞ。これは本物だからね Let’s do it for real」とナイルは話してから「ル・フリーク」に突入。実は、『スッキリ!』でやった「ル・フリーク」、口パク(リップシンク)で、既製音源にあわせてあてぶりしたものだったのだ。(笑) (追記、正確には既存音源にヴォーカルだけ現場で歌ったものをかぶせた。演奏部分がCD音源。ご指摘感謝)
この日はまだ来日したばかりで、ジャットラグなどもあって、「眠い」と言っていたが、徐々に日本の時間になれれば、ますますファンク魂全開となっていくだろう。
ライヴ後、短い時間だが、サイン会を行った。
(明日のブログで、これまでのナイル関連過去記事をまとめて特集します)
■コットンクラブでの12日の映像(抜粋)
■ ライヴは、4月18日(月)まで青山ブルーノートで。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/nile-rodgers/
+++++
露出。
今回は、メディアへの露出も多く、次のような番組への出演などが決まっている。
11日に来日、12日(火)には、日本テレビ系列『スッキリ!』(午前8時~10時25分)の第二部(関東ローカル)に出演。「ル・フリーク」を見せた。その他のメディア露出予定は次の通り。
4月13日(水)NHK-BS『エル・ムンド』(23時~23時48分)(生放送)
4月14日(木)NHK-FM『ミュージック・プラザ』(16時~17時20分)コメントで出演。ナイル、シックなどの特集。
4月15日(金)Jウェイヴ(東京地区81.3mhz)『JKレイディー~東京ユナイテッド』(午前6時~11時半)生出演、バンド演奏あり。出演は9時以降か。時間不明)ラジコ= http://radiko.jp/#FMJ
4月17日(日)インターFM(東京地区76.1mhz)『ソウル・ブレンズ』(13時~15時)(生出演)出演は1時20分前後から2時30分か50分くらいまでの予定。ラジコ= http://radiko.jp/#INT
4月20日(水) TBSラジオ『キラキラ』(西寺郷太コラムで『エヴリバディ・ダンス』の紹介)(午後3時~)
4月20日(水) FM802(大阪)『フリップリップス』(生出演)
収録番組 (放送日は未定です。各番組へお尋ねください)
NACK5 『ストロボナイト』http://radiko.jp/player/player.html#NACK5
ベイFM『インター・エクスプレス』http://radiko.jp/#BAYFM78
FMフジ『ウェストサイド・東京』
東京FM『ディア・フレンズ』http://radiko.jp/player/player.html#FMT
CS『シカオノヨウガク』
FM横浜『横浜ソウル・レジェンド』http://radiko.jp/player/player.html#YFM
FM横浜『レイディオ・ヒッツ・レイディオ』
BS朝日『ベスト・ヒットUSA』
FM大阪(大阪)『ウィークエンド・ポップス』
紙媒体は読売新聞、アエラなどが予定されています。
■最新作2枚組み、ナイル渾身のコンピレーション・アルバム『エヴリバディ・ダンス!』
エヴリバディ・ダンス!
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ワーナーミュージック・ジャパン (2011-04-06)
売り上げランキング: 332
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■メンバー
ナイル・ロジャーズ(ギター、ヴォーカル)Nile Rodgers(g,vo)
キンバリー・デイヴィス-ジョーンズ(ヴォーカル)Kimberly Davis-Jones(vo)
フォラミ(ヴォーカル) Folami(vo)
ビル・ホロマン(サックス)Bill Holloman(sax)
スティーヴ・ヤンコウスキ(トランペット)Steve Jankowski(tp)
リッチ・ヒルトン(キーボード)Rich Hilton(key)
セラン・ラーナー(キーボード)Selan Lerner(key)
ジェリー・バーンズ(ベース)Jerry Barnes(b)
ラルフ・ロール(ドラムス)Ralph Rolle(ds)
■ セットリスト
Setlist : Nile Rodgers & Chic @Cotton Club, April 12,2011
show started 19:01
01. Open Up
02. Everybody Dance
03. Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah)
04. Sukiyaki (Kim) ~ I Want Your Love (Kim) (a riff of I Want To Take You Higher)
05. Medley: (5-8) I'm Coming Out (Folami)
06. Upside Down
07. He's the Greatest Dancer
08. We Are Family
09. Soup For One
10. Like A Virgin (Folami)
11. Chic Cheer
12. My Forbidden Lover (Kim)
13. Thinking Of You
14. Let's Dance (Ralph Rolle on vocal)
15. Le Freak
16. Goodtimes ~ Rapper's Delight ~ Goodtimes
show ended 20:25
(2011年4月12日火曜、コットンクラブ丸の内、ナイル・ロジャーズ&シック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Rodger, Nile & Chic Organization
2011-47