2011年04月27日(水) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
◎ ラリー・カールトン、フィリー・ソウルを奏でる
テーマ:ライヴ評・レポート
◎ ラリー・カールトン、フィリー・ソウルを奏でる
【Larry Carlton Plays Philly Soul】
フィリー。
「グラミー・アワード・ウィニング・アーティスト、ラリー・カールトン!」MCが煽って登場。文字通りグラミー・ギタリスト、ラリーが最新アルバムで、フィリー・ソウルのヒット曲ばかりをプレイし、そのお披露目ライヴ。
クルセイダーズ、最近ではフォー・プレイでの活躍も記憶に新しいラリー・カールトン。アルバムごとにコンセプトを変え、品を変え、いろいろやってくれる。今回はほぼ全曲フィリー・ソウル・クラシックを、バンドで演奏。若干のコーラスをキーボードとパーカッションが担当。しかし、キーボードの一人は、自らアルバムも出しているビル・ラバウンティーだ。日本で言うところの「AOR」ファンの支持も熱いアーティスト。白人で、彼の声はダリル・ホールのようなタイプで、いくつかの曲でリードを取る。
彼が歌ったのは、下記セットリストを参照されたいが、レイ・チャールズ、ジョー・サイモン、ジェリー・バトラーなど。なかなか渋い。フィリー・ソウルでも、このジョー・サイモン、ジェリー・バトラーあたりの選曲は日本ではおそらくほんの一握りのソウル・ファンくらいしか知らないだろうから、ユニークな選曲だ。アルバム収録の11曲、すべて演奏した。比較的1曲が短いので、飽きない。
バンドはしっかりタイトだが、ラリーのギターの音色を立たせるために、ひかえめ。フィリー・ソウルを聴いて育った者としては、嬉しいひとときだ。なじみの曲ばかり、だいたいインストで流れてくるから、気持ちいい。
こういう企画なら、ギタリストがプレイする「メンフィス・ソウル」「シカゴ・ソウル」なんてのもすぐに思いつく。どんどんやってほしい。
■ 過去記事
2003/07/11 (Fri)
A Shared Imagination
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200307/diary20030711.html
2005/03/02 (Wed)
Another White Blues Man: Larry Carlton
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200503/diary20050302.html
■ Plays the Sound of Philadelphia - A Tribute to the Music of Gamble & Huff and the Sound of Philadelphia [Import CD]
■メンバー
ラリー・カールトン(ギター)Larry Carlton(g)
ビル・ラバウンティ(ヴォーカル、キーボード)Bill LaBounty (vo,key)
バリー・グリーン(トロンボーン)Barry Green(tb)
マーク・ドゥティット(サックス)Mark Douthit(sax)
マーク・ジョーダン(キーボード、ヴォーカル)Mark Jordan(key,vo)
トラヴィス・カールトン(ベース)Travis Carlton(b)
デリコ・ワトソン(ドラムス)Derico Watson(ds)
キャセイ・ヴァスナー(ヴォーカル)Casey Wasner(vo)
■セットリスト、ラリー・カールトン@ブルーノート東京、2011年4月10日(日)
Setlist : Larry Carlton, Bluenote Tokyo, April 10th, 2011
( ) denotes original artists
Show started 20:48
01. Mighty Love (Spinners)
02. Bad Luck (Harold Melvin & The Bluenotes)
03. Funny, But I Still Love You (Ray Charles) [Bill LaBounty on vocal]
04. Could It Be I’m Falling In Love (Spinners)
05. Drowning In The Sea Of Love (Joe Simon) [Bill LaBounty on vocal]
06. If You Don’t Know Me By Now (Harold Melvin & The Bluenotes)
07. I’ll Be Around (Spinners)
08. Never Gonna Give You Up (Jerry Butler, Black Keys)
09. Mama Can’t Buy You Love (Elton John)
10. You Make Me Feel Like Brand New (Stylistics)
11. The Lord’s Prayer
12. Back Stabbers (O’Jays)
13. Only The Strong Survive (Jerry Butler) [Bill LaBounty on vocal]
Enc. This Night Won’t Last Forever (Bill LaBounty) [Bill LaBounty on vocal]
Enc. Room 335 [Larry Carlton]
Show ended 22:02
(2011年4月10日日曜、ブルーノート東京、ラリー・カールトン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Carlton, Larry
2011-45
【Larry Carlton Plays Philly Soul】
フィリー。
「グラミー・アワード・ウィニング・アーティスト、ラリー・カールトン!」MCが煽って登場。文字通りグラミー・ギタリスト、ラリーが最新アルバムで、フィリー・ソウルのヒット曲ばかりをプレイし、そのお披露目ライヴ。
クルセイダーズ、最近ではフォー・プレイでの活躍も記憶に新しいラリー・カールトン。アルバムごとにコンセプトを変え、品を変え、いろいろやってくれる。今回はほぼ全曲フィリー・ソウル・クラシックを、バンドで演奏。若干のコーラスをキーボードとパーカッションが担当。しかし、キーボードの一人は、自らアルバムも出しているビル・ラバウンティーだ。日本で言うところの「AOR」ファンの支持も熱いアーティスト。白人で、彼の声はダリル・ホールのようなタイプで、いくつかの曲でリードを取る。
彼が歌ったのは、下記セットリストを参照されたいが、レイ・チャールズ、ジョー・サイモン、ジェリー・バトラーなど。なかなか渋い。フィリー・ソウルでも、このジョー・サイモン、ジェリー・バトラーあたりの選曲は日本ではおそらくほんの一握りのソウル・ファンくらいしか知らないだろうから、ユニークな選曲だ。アルバム収録の11曲、すべて演奏した。比較的1曲が短いので、飽きない。
バンドはしっかりタイトだが、ラリーのギターの音色を立たせるために、ひかえめ。フィリー・ソウルを聴いて育った者としては、嬉しいひとときだ。なじみの曲ばかり、だいたいインストで流れてくるから、気持ちいい。
こういう企画なら、ギタリストがプレイする「メンフィス・ソウル」「シカゴ・ソウル」なんてのもすぐに思いつく。どんどんやってほしい。
■ 過去記事
2003/07/11 (Fri)
A Shared Imagination
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200307/diary20030711.html
2005/03/02 (Wed)
Another White Blues Man: Larry Carlton
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200503/diary20050302.html
■ Plays the Sound of Philadelphia - A Tribute to the Music of Gamble & Huff and the Sound of Philadelphia [Import CD]
Plays the Sound of Philadelphia - A Tribute to the Music of Gamble & Huff and the Sound of Philadelphia [Import CD]
posted with amazlet at 11.04.12
Larry Carlton
335 RECORDS, INC (2010-12-18)
売り上げランキング: 2571
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■メンバー
ラリー・カールトン(ギター)Larry Carlton(g)
ビル・ラバウンティ(ヴォーカル、キーボード)Bill LaBounty (vo,key)
バリー・グリーン(トロンボーン)Barry Green(tb)
マーク・ドゥティット(サックス)Mark Douthit(sax)
マーク・ジョーダン(キーボード、ヴォーカル)Mark Jordan(key,vo)
トラヴィス・カールトン(ベース)Travis Carlton(b)
デリコ・ワトソン(ドラムス)Derico Watson(ds)
キャセイ・ヴァスナー(ヴォーカル)Casey Wasner(vo)
■セットリスト、ラリー・カールトン@ブルーノート東京、2011年4月10日(日)
Setlist : Larry Carlton, Bluenote Tokyo, April 10th, 2011
( ) denotes original artists
Show started 20:48
01. Mighty Love (Spinners)
02. Bad Luck (Harold Melvin & The Bluenotes)
03. Funny, But I Still Love You (Ray Charles) [Bill LaBounty on vocal]
04. Could It Be I’m Falling In Love (Spinners)
05. Drowning In The Sea Of Love (Joe Simon) [Bill LaBounty on vocal]
06. If You Don’t Know Me By Now (Harold Melvin & The Bluenotes)
07. I’ll Be Around (Spinners)
08. Never Gonna Give You Up (Jerry Butler, Black Keys)
09. Mama Can’t Buy You Love (Elton John)
10. You Make Me Feel Like Brand New (Stylistics)
11. The Lord’s Prayer
12. Back Stabbers (O’Jays)
13. Only The Strong Survive (Jerry Butler) [Bill LaBounty on vocal]
Enc. This Night Won’t Last Forever (Bill LaBounty) [Bill LaBounty on vocal]
Enc. Room 335 [Larry Carlton]
Show ended 22:02
(2011年4月10日日曜、ブルーノート東京、ラリー・カールトン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Carlton, Larry
2011-45