2011年04月11日(月) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
★△プラネットC(癌惑星)を歩いて ナイル・ロジャーズ著 (76回~78回)
テーマ:Walking On Planet C
★△プラネットC(癌惑星)を歩いて ナイル・ロジャーズ著 (76回~78回)
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳
闘病記。
ナイル・ロジャーズの癌闘病記、「ウォーキング・オン・プラネットC~プラネットCを歩いて」、2011年4月3日~4月5日分、写真・キャプション、ユーチューブ、訳注付き。
前回までのブログ、写真、ユーチューブ映像などはソウルサーチンの本サイト、ブログhttp://ameblo.jp/soulsearchin/ をごらんください
このブログは、ナイル本人の了承を得て、日本語に翻訳し、写真なども同じものを掲載しています。第1回から http://ameblo.jp/soulsearchin/theme-10032211060.html のファイルにアーカイブが所蔵されています
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳 第76回(4月3日)
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
第76回 フライ・アウェイ
#76 Fly Away
Written on Sunday, 03 April 2011 04:50 by Nile Rodgers (Japan Standard Time, 02 April 2011 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/302-walking-on-planet-c-fly-away
左・チャイナタウンからソーホーまで歩く、右・TVパーソナリティーのトゥーレ
今日、僕はチャイナタウンからソーホーまで歩いた。ソーホーでは、第二回「テッドxティーン」(註1)のイヴェントが行われていた。ジャーナリストでTVパーソナリティーのトゥーレが見事に仕切っていた。
癌手術以来、術後症状のひとつに、ときに現れる強烈な痛みを伴う膀胱けいれんがある。なんてことだ。今日、本当に最悪なけいれんにみまわれた。だが、すぐにその痛みは消え、アパートを出て、いつものようにいい感じのウォーキングをした。
「ジャスト・ピース・サミット」に参加した十代の若者たちはみな、今日ニューヨークを旅立った。脳内DJが「ロッキーのテーマ」として知られる「ゴナ・フライ・ナウ」をかけるまで、ずっと「リーヴィング・オン・ア・ジェット・プレーン」(ピーター・ポール&マリー)が頭の中から離れなかった。僕はミュージック・プレイヤーを持ち歩かない。いつでも曲が僕の頭の中に浮かんできて、それらの曲同士はいつもつながっている。
「フライング(飛ぶ)」という言葉がキーワードとなって僕の脳内にあふれた。デイヴィッド・ボウイと一緒にやった「ナイト・フライツ」が脳内をループし始め、それから僕がギターをプレイしたシールの「フライ・ライク・アン・イーグル」、シルヴァー・コンヴェンションによるディスコ・クラシック「フライ・ロビン・フライ」、シュガー・レイの「フライ」、フー・ファイターズの「ラーン・トゥ・フライ」、トム・ペリーの「ラーニング・トゥ・フライ」、レニー・クラヴィッツの「フライ・アウェイ」、ビートルズのサイケデリックなブルーズ曲「フライング」、そして、Rケリーの「アイ・ビリーヴ・アイ・キャン・フライ」が続いた。
人々と音楽の素晴らしいところは、たとえそれらがどこかに飛び去った(Fly away)後でも、つねに僕の傍らにいてくれることだ。音楽も、人々も、僕の心の中に。
(註1)「テッドxティーン」イヴェント。悩める十代の若者たちに、さまざまな悩みのテーマや議論のテーマを与え、積極的に議論・討論させたり、少人数のグループで講師の話を聴いたり、話し合ったりするフォーラム。
+++
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳 第77回(4月4日)
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
第77回 一日中
#77 All Day
Written on Monday, 04 April 2011 04:50 by Nile Rodgers
(Japan Standard Time, 04 April 2011 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/303-walking-on-planet-c-all-day#disqus_thread
ニューヨークもついに春満開
たぶん、(ニューヨークも)ついに春満開といったところだろう。今日の暖かさは、春の息吹を感じさせた。まもなく日本に旅立つ。きっと、桜も満開だろう。日本や桜のことを一日中考えている。
短めのウォーキングにでかけた。その間、膀胱けいれんがでないか心配したが、杞憂に終わった。一歩一歩幸せをかみしめながら歩いた。
前立腺癌の根治手術を受けてから、僕の中をありとあらゆる感情がかけぬける。昨日のブログへのコメントで、ディナイルスプレイス(Dnilesplace)は「(様々な術後症状は)きっと、ローラーコースターのようなものだったでしょう」と書いた。その通りだ。そして、一日中オハイオ・プレイヤーズが脳内で鳴っていた。
ウォーキングの間、脳内DJは、オハイオ・プレイヤーズの曲を4曲、繰り返し繰り返しかけていた。「スキン・タイト」、「アイ・ウォント・トゥ・ビー・フリー」、「ファイアー」、そして、もちろん、「ラヴ・ローラーコースター」だ。
僕はただウォーキングしているだけだが、気持ちは踊っているようだった。
家に戻るとクール&ザ・ギャングのロバート・ベルから2本の留守電メッセージが残っていた。ザ・シック・オーガニゼーションとクール&ザ・ギャングは、ともに「アイ・ウォナ・ダンス」をレコーディングした。この曲も一日中、僕の頭の中に鳴り響いていた。
++++
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳 第78回(4月5日)
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
第78回 シックの男
#78 A Dude In CHIC
Written on Tuesday, 05 April 2011 04:50 by Nile Rodgers
(Japan Standard Time, 05 April 2011 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/304-walking-on-planet-c-a-dude-in-chic
差し込む朝日に僕のギターのシルエットが浮かんだ
今朝、差し込む朝日に僕のギターのシルエットが浮かび上がった。ウォーキングを前にして、そのギターを弾かずにはいられなかった。僕はほとんど昔の僕に戻った感じだ。そう、「シックの男」として。
2010年10月27日、前立腺癌と診断されて以降、ひじょうに厳しい心配事が起こった。右腕の筋力を失ったのだ。今日、それが元に戻るまで6ヶ月ほどかかった。
僕はシック・オルガニゼーションとクール&ザ・ギャングがともに録音した新曲の練習を始めた。「アイ・ウォナ・ダンス」というタイトルで、これをステージに上ってプレイするのが待ちきれない。anxiety event
あと5日で僕は一連のコンサートをするため日本に旅立つ。「シックの男」となって以来、人前でパフォーマンスすることに今ほど興奮したことはない。
Walking on Planet C>76-78>Fly Away / All Day / A Dude In Chic
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳
闘病記。
ナイル・ロジャーズの癌闘病記、「ウォーキング・オン・プラネットC~プラネットCを歩いて」、2011年4月3日~4月5日分、写真・キャプション、ユーチューブ、訳注付き。
前回までのブログ、写真、ユーチューブ映像などはソウルサーチンの本サイト、ブログhttp://ameblo.jp/soulsearchin/ をごらんください
このブログは、ナイル本人の了承を得て、日本語に翻訳し、写真なども同じものを掲載しています。第1回から http://ameblo.jp/soulsearchin/theme-10032211060.html のファイルにアーカイブが所蔵されています
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳 第76回(4月3日)
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
第76回 フライ・アウェイ
#76 Fly Away
Written on Sunday, 03 April 2011 04:50 by Nile Rodgers (Japan Standard Time, 02 April 2011 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/302-walking-on-planet-c-fly-away
左・チャイナタウンからソーホーまで歩く、右・TVパーソナリティーのトゥーレ
今日、僕はチャイナタウンからソーホーまで歩いた。ソーホーでは、第二回「テッドxティーン」(註1)のイヴェントが行われていた。ジャーナリストでTVパーソナリティーのトゥーレが見事に仕切っていた。
癌手術以来、術後症状のひとつに、ときに現れる強烈な痛みを伴う膀胱けいれんがある。なんてことだ。今日、本当に最悪なけいれんにみまわれた。だが、すぐにその痛みは消え、アパートを出て、いつものようにいい感じのウォーキングをした。
「ジャスト・ピース・サミット」に参加した十代の若者たちはみな、今日ニューヨークを旅立った。脳内DJが「ロッキーのテーマ」として知られる「ゴナ・フライ・ナウ」をかけるまで、ずっと「リーヴィング・オン・ア・ジェット・プレーン」(ピーター・ポール&マリー)が頭の中から離れなかった。僕はミュージック・プレイヤーを持ち歩かない。いつでも曲が僕の頭の中に浮かんできて、それらの曲同士はいつもつながっている。
「フライング(飛ぶ)」という言葉がキーワードとなって僕の脳内にあふれた。デイヴィッド・ボウイと一緒にやった「ナイト・フライツ」が脳内をループし始め、それから僕がギターをプレイしたシールの「フライ・ライク・アン・イーグル」、シルヴァー・コンヴェンションによるディスコ・クラシック「フライ・ロビン・フライ」、シュガー・レイの「フライ」、フー・ファイターズの「ラーン・トゥ・フライ」、トム・ペリーの「ラーニング・トゥ・フライ」、レニー・クラヴィッツの「フライ・アウェイ」、ビートルズのサイケデリックなブルーズ曲「フライング」、そして、Rケリーの「アイ・ビリーヴ・アイ・キャン・フライ」が続いた。
人々と音楽の素晴らしいところは、たとえそれらがどこかに飛び去った(Fly away)後でも、つねに僕の傍らにいてくれることだ。音楽も、人々も、僕の心の中に。
(註1)「テッドxティーン」イヴェント。悩める十代の若者たちに、さまざまな悩みのテーマや議論のテーマを与え、積極的に議論・討論させたり、少人数のグループで講師の話を聴いたり、話し合ったりするフォーラム。
+++
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳 第77回(4月4日)
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
第77回 一日中
#77 All Day
Written on Monday, 04 April 2011 04:50 by Nile Rodgers
(Japan Standard Time, 04 April 2011 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/303-walking-on-planet-c-all-day#disqus_thread
ニューヨークもついに春満開
たぶん、(ニューヨークも)ついに春満開といったところだろう。今日の暖かさは、春の息吹を感じさせた。まもなく日本に旅立つ。きっと、桜も満開だろう。日本や桜のことを一日中考えている。
短めのウォーキングにでかけた。その間、膀胱けいれんがでないか心配したが、杞憂に終わった。一歩一歩幸せをかみしめながら歩いた。
前立腺癌の根治手術を受けてから、僕の中をありとあらゆる感情がかけぬける。昨日のブログへのコメントで、ディナイルスプレイス(Dnilesplace)は「(様々な術後症状は)きっと、ローラーコースターのようなものだったでしょう」と書いた。その通りだ。そして、一日中オハイオ・プレイヤーズが脳内で鳴っていた。
ウォーキングの間、脳内DJは、オハイオ・プレイヤーズの曲を4曲、繰り返し繰り返しかけていた。「スキン・タイト」、「アイ・ウォント・トゥ・ビー・フリー」、「ファイアー」、そして、もちろん、「ラヴ・ローラーコースター」だ。
僕はただウォーキングしているだけだが、気持ちは踊っているようだった。
家に戻るとクール&ザ・ギャングのロバート・ベルから2本の留守電メッセージが残っていた。ザ・シック・オーガニゼーションとクール&ザ・ギャングは、ともに「アイ・ウォナ・ダンス」をレコーディングした。この曲も一日中、僕の頭の中に鳴り響いていた。
++++
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳 第78回(4月5日)
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
第78回 シックの男
#78 A Dude In CHIC
Written on Tuesday, 05 April 2011 04:50 by Nile Rodgers
(Japan Standard Time, 05 April 2011 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/304-walking-on-planet-c-a-dude-in-chic
差し込む朝日に僕のギターのシルエットが浮かんだ
今朝、差し込む朝日に僕のギターのシルエットが浮かび上がった。ウォーキングを前にして、そのギターを弾かずにはいられなかった。僕はほとんど昔の僕に戻った感じだ。そう、「シックの男」として。
2010年10月27日、前立腺癌と診断されて以降、ひじょうに厳しい心配事が起こった。右腕の筋力を失ったのだ。今日、それが元に戻るまで6ヶ月ほどかかった。
僕はシック・オルガニゼーションとクール&ザ・ギャングがともに録音した新曲の練習を始めた。「アイ・ウォナ・ダンス」というタイトルで、これをステージに上ってプレイするのが待ちきれない。anxiety event
あと5日で僕は一連のコンサートをするため日本に旅立つ。「シックの男」となって以来、人前でパフォーマンスすることに今ほど興奮したことはない。
Walking on Planet C>76-78>Fly Away / All Day / A Dude In Chic
1 ■来日
昨日、問い合わせたら今日到着って知り、彼に手紙&プレゼントを送付しました。
KOOLのジョージ・ブラウンがオーストラリアで倒れて手術を受けて来日しなかったから、心配しています。とツイツターにかいたらダイレクトメールで『HE IS O.K』『SEE YOU OSAKA』等、合計5通も返信がありました。
一昨年は、大阪に来ないのでCDジヤケットにサイン書いて返送をお願いして郵送してもらいましたよ!
明日は『スッキリ』に出演するのを楽しみにしています。日本のライブにすごく気合いが入ってますよね!
私も彼に会えるかな?と思うと気合いが入っています。
HAVE A GOOD DAY!