2011年04月07日(木) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
◎ オリト・トリビュート・ライヴ~オリトのもとに一致団結
テーマ:ライヴ評・レポート
◎ オリト・トリビュート・ライヴ~オリトのもとに一致団結
【Orito Tribute Live : One Nation Under Orito】
トリビュート。
2008年2月、43歳で急逝したシンガー、オリトを偲ぶトリビュート・ライヴが2011年4月5日、渋谷デュオで、オリトとゆかりのあるミュージシャン、シンガーたちが集まって行われた。会場は椅子を置きほぼ満席。観客は9割がた女性。2008年7月に同所で、行われたトリビュート・ライヴの再現という趣。
今回は、5日の渋谷デュオと10日の大阪のジャニスというライヴハウスで行われるものを録音し、夏くらいまでにCDとして発売する計画がある、という。今回は、ゴスペラーズの村上てつやさんらが中心となり、ミュージシャンなどと連絡を取り合い、取り仕切った。
ショーが始まる冒頭、村上氏が簡単に震災と今回のトリビュートについてあいさつ、その後フリー・ファンクの演奏でトリビュートが始まった。みな、オリト楽曲をそれぞれ独自の解釈で演奏、パフォーマンス。
村上さん、今回の音頭を取った鈴木さんらによると「オリトの曲を残したい。歌い継がれてほしい。そのためにはオリト楽曲をレコーディングしたい。だが、たくさんのアーティストを集めて(1曲1曲)レコーディングするのは、物理的になかなか大変だ。では、ライヴをやって、それをレコーディングしたらどうだろう、という話になった」との説明。
ハウスバンドは、前半がフリー・ファンク、後半がオリトのバックバンドをつとめたダンデライオンが担当。さまざまなアーティストが1-2曲ずつ歌った。
村上てつやは、「DJフィールグッド」と「Ex-Life」。みな、それぞれオリトのアルバムからお気に入りを選んできている。
エンディング前でジェイ公山さんとチャカさんのデュエットで「ユーヴ・ガッタ・フレンド」を。二人は「一卵性他人」というほどの似たものシャウト系で、実に熱い。そして、シュガー・ピンプスが「感謝の歌」を。日本のサム&デイヴ風な感じでこれもシャウト系。アンコールでは、全員でアル・グリーンの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」。やはり、オリトというとこの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」だ。彼の名刺代わりの1曲というほどのインパクトがある。ガッツ→トミー→チャカという順でリードを取り、全体で。全員がステージに横に並ぶと圧巻だ。トミーさんは、以前、ブルースアレイで拝見したことがあるはず。体格と声の感じから、「日本のフィル・ペリー」という印象を受けた。
一応、映像もカメラ3台で押さえた。映像の一部がひょっとしたら、CDに特典映像的につくかもしれない。
ライヴ後の打ち上げも、参加ミュージシャンが多数なだけに、会場となったモリゲンも表まで人があふれる。
それにしても、オリトは本当に多くのシンガー/ミュージシャンたちに愛されていたのだなあ、と思う。オリトのもとに多くのミュージシャンたちがひとつになった夜だった。まさに、「One Nation Under Orito」という感じだ。その一体感は何物にも代え難いものだ。ミュージシャンたちの団結力がすごい。
なお、大阪では、清水興さんなども参加、セットリストも若干変わるという。
■過去関連記事
2008年02月27日(水)
オリト死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080227.html
2008年07月16日(水)
オリト・トリビュート・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080716.html
March 13, 2006
OA Farewell Party
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200603/2006_03_13.html
2004/08/10 (Tue)
Orito Live At Blues Alley: Homework Is Still Remain
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200408/diary20040810.html
■ オリト・公式ウェッブ
http://oritosoul.com/
■ 1枚目 ソウル・ジョイント
2作目 ソウルフード
3作目ロスト・アンド・ファウンド
4作目(編集ベスト・アルバム)イモータルソウル
団子と珈琲
■2011年4月10日に大阪公演
OSAKA~大阪公演~
【日時】2010年4月10日(日) OPEN 17:00 / START 18:00
【場所】心斎橋 JANUS
TEL: 06-6214-7255
【出演】*敬称略
清水 興(ベース)、SASSY TOMO(キーボード)、せきこーぢ 星川薫(ギター)中村岳(ドラム)
村上てつや、CHAKA JAYE公山 Ko-Jayes 福原タカヨシ TOMICA 高橋 篤 DJ刃頭
【チケット情報】
料金 前売 ¥4,500 / 当日 5,000 ※税込、1ドリンク別
■ メンバー (東京分)
フリー・ファンク Free Funk
Toshifumi "FREEFUNK艦長" Sakuratani vocal & guitar
Yoshitaka "Uratch" Urakami drums & vocal
Shinri "Sammy" Usami keyboards
Kenji "Shibaken" Koshiba baritone sax, alto sax
Mei-Me Watari vocal & tombourine
Kimikazu "Taylor" Hiraoka tenor sax
Kohei "ESP" Kiyota trumpet
Shingo "Mee-Mo" Yusa bass
タイラヨヲ Taira Yo
シュガ・ピンプス Suga Pimps
ルーサー市村 Luther Ichimura
シンヴァ Shimva
中澤信栄 Nakazawa Nobuyoshi
トミー Tommy 富永Tommy弘明
ジェイド Jay’ed
ジェイ公山 Jaye Kouyama
チャカ Chaka
村上てつや Murakami Tetsuya
シュウタロウ Shutaro (talk box)
木村佳代子 Kimura Kayoko サックス
ORITOバンド
星川 薫(ギター)池間 史規 六川 正彦(ベース)三浦 晃嗣(ドラム)中道 勝彦 加藤 実(キーボード) TOMICA(ボーカル)
■セットリスト オリト・トリビュート・ライヴ 2011年4月5日 渋谷デュオ
Setlist: Orito Tribute Live
( )=演奏・歌
Show started 19:01
00. あいさつ (村上てつや)
01. 大丈夫 大丈夫 (フリー・ファンク)
02. I Never Thought (フリー・ファンク)
03. ありがとう (タイラヨヲ)
04. メイフィールド (シュガー・ピンプス)
05. Our Beat (ルーサー市村)
Ended 19:40
Break
Started 19:48
06. Nene (バンド演奏、インスト)
07. Lisa 横田基地物語 (シンヴァ)
08. そして僕を愛して (中澤信栄)
09. De Ja Vu (中澤信栄)
10. 夢中になる性格 (トミー)
11. Why (ジェイド)
12. I'm Yours (ジェイ公山)
13. Afraid Of Losing You (チャカ)
14. DJ Feelgood (村上てつや)
15. Ex-Life (村上てつや)
16. You've Got Friends (ジェイ公山&チャカ)
17. 感謝の歌 (ジェイ公山&チャカ &村上てつや、シュガー・ピンプス)
18. Let’s Stay Together (全員)~ a riff of ありがとう
Show ended 21:54
(2011年4月5日火曜、渋谷デュオ、オリト・トリビュート・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Orito Tribute
2011-
【Orito Tribute Live : One Nation Under Orito】
トリビュート。
2008年2月、43歳で急逝したシンガー、オリトを偲ぶトリビュート・ライヴが2011年4月5日、渋谷デュオで、オリトとゆかりのあるミュージシャン、シンガーたちが集まって行われた。会場は椅子を置きほぼ満席。観客は9割がた女性。2008年7月に同所で、行われたトリビュート・ライヴの再現という趣。
今回は、5日の渋谷デュオと10日の大阪のジャニスというライヴハウスで行われるものを録音し、夏くらいまでにCDとして発売する計画がある、という。今回は、ゴスペラーズの村上てつやさんらが中心となり、ミュージシャンなどと連絡を取り合い、取り仕切った。
ショーが始まる冒頭、村上氏が簡単に震災と今回のトリビュートについてあいさつ、その後フリー・ファンクの演奏でトリビュートが始まった。みな、オリト楽曲をそれぞれ独自の解釈で演奏、パフォーマンス。
村上さん、今回の音頭を取った鈴木さんらによると「オリトの曲を残したい。歌い継がれてほしい。そのためにはオリト楽曲をレコーディングしたい。だが、たくさんのアーティストを集めて(1曲1曲)レコーディングするのは、物理的になかなか大変だ。では、ライヴをやって、それをレコーディングしたらどうだろう、という話になった」との説明。
ハウスバンドは、前半がフリー・ファンク、後半がオリトのバックバンドをつとめたダンデライオンが担当。さまざまなアーティストが1-2曲ずつ歌った。
村上てつやは、「DJフィールグッド」と「Ex-Life」。みな、それぞれオリトのアルバムからお気に入りを選んできている。
エンディング前でジェイ公山さんとチャカさんのデュエットで「ユーヴ・ガッタ・フレンド」を。二人は「一卵性他人」というほどの似たものシャウト系で、実に熱い。そして、シュガー・ピンプスが「感謝の歌」を。日本のサム&デイヴ風な感じでこれもシャウト系。アンコールでは、全員でアル・グリーンの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」。やはり、オリトというとこの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」だ。彼の名刺代わりの1曲というほどのインパクトがある。ガッツ→トミー→チャカという順でリードを取り、全体で。全員がステージに横に並ぶと圧巻だ。トミーさんは、以前、ブルースアレイで拝見したことがあるはず。体格と声の感じから、「日本のフィル・ペリー」という印象を受けた。
一応、映像もカメラ3台で押さえた。映像の一部がひょっとしたら、CDに特典映像的につくかもしれない。
ライヴ後の打ち上げも、参加ミュージシャンが多数なだけに、会場となったモリゲンも表まで人があふれる。
それにしても、オリトは本当に多くのシンガー/ミュージシャンたちに愛されていたのだなあ、と思う。オリトのもとに多くのミュージシャンたちがひとつになった夜だった。まさに、「One Nation Under Orito」という感じだ。その一体感は何物にも代え難いものだ。ミュージシャンたちの団結力がすごい。
なお、大阪では、清水興さんなども参加、セットリストも若干変わるという。
■過去関連記事
2008年02月27日(水)
オリト死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080227.html
2008年07月16日(水)
オリト・トリビュート・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080716.html
March 13, 2006
OA Farewell Party
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200603/2006_03_13.html
2004/08/10 (Tue)
Orito Live At Blues Alley: Homework Is Still Remain
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200408/diary20040810.html
■ オリト・公式ウェッブ
http://oritosoul.com/
■ 1枚目 ソウル・ジョイント
ORITO
ビクターエンタテインメント (1995-06-21)
売り上げランキング: 125116
ビクターエンタテインメント (1995-06-21)
売り上げランキング: 125116
2作目 ソウルフード
ORITO
ビクターエンタテインメント (1997-05-21)
売り上げランキング: 305966
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3作目ロスト・アンド・ファウンド
ロスト・アンド・ファウンド
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ORITO K・ダブ・シャイン
ビクターエンタテインメント (1999-10-06)
売り上げランキング: 108556
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4作目(編集ベスト・アルバム)イモータルソウル
IMMORTAL SOUL
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ORITO K・ダブ・シャイン
ビクターエンタテインメント (2008-07-16)
売り上げランキング: 103598
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団子と珈琲
■2011年4月10日に大阪公演
OSAKA~大阪公演~
【日時】2010年4月10日(日) OPEN 17:00 / START 18:00
【場所】心斎橋 JANUS
TEL: 06-6214-7255
【出演】*敬称略
清水 興(ベース)、SASSY TOMO(キーボード)、せきこーぢ 星川薫(ギター)中村岳(ドラム)
村上てつや、CHAKA JAYE公山 Ko-Jayes 福原タカヨシ TOMICA 高橋 篤 DJ刃頭
【チケット情報】
料金 前売 ¥4,500 / 当日 5,000 ※税込、1ドリンク別
■ メンバー (東京分)
フリー・ファンク Free Funk
Toshifumi "FREEFUNK艦長" Sakuratani vocal & guitar
Yoshitaka "Uratch" Urakami drums & vocal
Shinri "Sammy" Usami keyboards
Kenji "Shibaken" Koshiba baritone sax, alto sax
Mei-Me Watari vocal & tombourine
Kimikazu "Taylor" Hiraoka tenor sax
Kohei "ESP" Kiyota trumpet
Shingo "Mee-Mo" Yusa bass
タイラヨヲ Taira Yo
シュガ・ピンプス Suga Pimps
ルーサー市村 Luther Ichimura
シンヴァ Shimva
中澤信栄 Nakazawa Nobuyoshi
トミー Tommy 富永Tommy弘明
ジェイド Jay’ed
ジェイ公山 Jaye Kouyama
チャカ Chaka
村上てつや Murakami Tetsuya
シュウタロウ Shutaro (talk box)
木村佳代子 Kimura Kayoko サックス
星川 薫(ギター)池間 史規 六川 正彦(ベース)三浦 晃嗣(ドラム)中道 勝彦 加藤 実(キーボード) TOMICA(ボーカル)
■セットリスト オリト・トリビュート・ライヴ 2011年4月5日 渋谷デュオ
Setlist: Orito Tribute Live
( )=演奏・歌
Show started 19:01
00. あいさつ (村上てつや)
01. 大丈夫 大丈夫 (フリー・ファンク)
02. I Never Thought (フリー・ファンク)
03. ありがとう (タイラヨヲ)
04. メイフィールド (シュガー・ピンプス)
05. Our Beat (ルーサー市村)
Ended 19:40
Break
Started 19:48
06. Nene (バンド演奏、インスト)
07. Lisa 横田基地物語 (シンヴァ)
08. そして僕を愛して (中澤信栄)
09. De Ja Vu (中澤信栄)
10. 夢中になる性格 (トミー)
11. Why (ジェイド)
12. I'm Yours (ジェイ公山)
13. Afraid Of Losing You (チャカ)
14. DJ Feelgood (村上てつや)
15. Ex-Life (村上てつや)
16. You've Got Friends (ジェイ公山&チャカ)
17. 感謝の歌 (ジェイ公山&チャカ &村上てつや、シュガー・ピンプス)
18. Let’s Stay Together (全員)~ a riff of ありがとう
Show ended 21:54
(2011年4月5日火曜、渋谷デュオ、オリト・トリビュート・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Orito Tribute
2011-