2011年03月18日(金) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
◎ シンディー・ロウパー(シンディ・ローパー)~歌声は復興への灯火
テーマ:ライヴ評・レポート
◎ シンディー・ロウパー(シンディ・ローパー)~歌声は復興への灯火
【Cyndi Lauper Memphis Tour In Tokyo】
灯火。
東日本大震災のまさに当日(2011年3月11日)来日したシンディー・ロウパー。関係者らと議論を重ねた結果、ライヴは予定通りに行うという決断を下し、名古屋、東京、そして、大阪へ向かう。東京の初日(3月16日)を見た。1986年9月の初ツアー以来、通算12回目のツアー。2008年9月以来2年6ヶ月ぶり。そのほかにプロモーションやプライヴェートでも来日多数で、多くの海外アーティストの中でもずば抜けた親日家だ。
シンディーは昔、ショーケースと初来日を見た記憶がある。そのときのパンフレットがどこかにあるはず。
観客はさすがに年齢層が高いが、若い人も。バンドは5人、メンバーのうちのドラムス、スティーヴ・ポッツはメンフィスのブッカーT&ザ・MGズのメンバーでもある。今回のツアーは、昨年リリースされた『メンフィス・ブルーズ』のアルバムを従えたもので、同アルバムからの作品を中心にしたものだが、おなじみのシンディーの曲ももちろんたくさん歌われる。
このツアーは、2010年6月25日ニュージャージーからスタートしたもので、全米、カナダ、南米などを回り、日本、次にオーストラリアに向かう。3月10日にパナマでのライヴを終えて、11日に日本に来た。すでに来日前に63本ライヴを行っており、バンドも完璧にシンディーと一体化している。
何度も「ゲンキ??」といった日本語を交え、もみくちゃにされながらも観客席に下りて、歌う。やはり、この明るさ、サーヴィス精神は、暗くなっている今の日本にものすごく元気を与えてくれる。
シンディーの最新盤のボーナス・トラックで共演している日本のフルーゲルホーン、トランペット奏者TOKU(トク)が、今回は東京3日間、同じステージに立って、6曲も一緒にやった。シンディーとTOKUの共演というのもすごい。シンディーはTOKUのことを気に入ってくれたという。
PHOTO by YUKI KUROYANAGI 客席に下りて歌うシンディ、右・シンディとトク
『メンフィス・ブルーズ』では多くのブルーズ曲が歌われるが、シンディーによるブルーズというのも、なかなか興味深い。
アンコール最後で「トゥルー・カラーズ」を歌うが、これについての解説がおもしろかった。「日本で『Girls Just Want To Have Fun』(女の子は楽しいことが好きなだけ)が大ヒットしたとき、これに『ハイスクールはダンステリア』という日本語のタイトルがついたって知った。なんで、こういうタイトルが付いたのかさっぱりわからなかったけど、次に作る曲はシンプルで誰にでもわかるタイトルをつけようと思った。そこで、『True Colors』(本当の色)と付けた。こうすれば、誰でもわかるでしょう」
やはり、おなじみのそのあたりの曲は客受けも圧倒的。
アンコール「トゥルー・カラーズ」を終えた後、シンディーは日本の人たちへ「Power to the people」(人々に力を)と宣言した。まさに元気一杯のシンディーの歌声と応援は、復興への灯火だ。
+++++
シンディー・ロウパー・ライヴは、3月18日金曜もオーチャードで。さらに21日・22日大阪。当日券もあります
http://cyndilauper-japantour.com/
■ すでに、あちこちでご紹介されていますが、空港で足止めされた客にアカペラで大サーヴィス 2011年3月4日 シンディー真骨頂
■ シンディー・ロウパー最新作『メンフィス・ブルーズ』
■ メンバー
Cyndi Lauper (Vocal, Keyboards)
Steve Potts (Drums)
Michael Toles (Guitar)
William Wittman (Bass)
Steve Gaboury (Keyboards) 向かって左手の白人
Archie Turner (Keyboards) 向かって右手の黒人
(これからごらんになる方で事前に内容を知りたくない方は、ご注意ください)
■ セットリスト シンディー・ロウパー
Setlist: Cyndi Lauper At Orchard Hall, March 16, 2011
2011年3月16日水曜、渋谷・東急オーチャード・ホール
show started 19:14
01. Just Your Fool
02. Shattered Dream
03. She Bop [+TOKU]
04. Early In The Mornin’
05. All Through The Night
06. Lead Me On [+TOKU]
07. Crossroads
08. Down Don’t Bother Me
09. Don’t Cry No More
10. The Goonies 'R' Good Enough
11. Change Of Heart
Enc.1. Don’t Wanna Cry [+TOKU]
Enc.2.Girls Just Want To Have Fun [+TOKU]
Enc.3.Time After Time [+TOKU]
Enc.4.Shine
Enc.5.True Colors [+TOKU]
Show ended 20:57
(2011年3月16日水曜、渋谷オーチャード・ホール、シンディー・ロウパー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Lauper, Cyndi
2011-
(2011年3月20日、シンディの写真2点を追加しました)
【Cyndi Lauper Memphis Tour In Tokyo】
灯火。
東日本大震災のまさに当日(2011年3月11日)来日したシンディー・ロウパー。関係者らと議論を重ねた結果、ライヴは予定通りに行うという決断を下し、名古屋、東京、そして、大阪へ向かう。東京の初日(3月16日)を見た。1986年9月の初ツアー以来、通算12回目のツアー。2008年9月以来2年6ヶ月ぶり。そのほかにプロモーションやプライヴェートでも来日多数で、多くの海外アーティストの中でもずば抜けた親日家だ。
シンディーは昔、ショーケースと初来日を見た記憶がある。そのときのパンフレットがどこかにあるはず。
観客はさすがに年齢層が高いが、若い人も。バンドは5人、メンバーのうちのドラムス、スティーヴ・ポッツはメンフィスのブッカーT&ザ・MGズのメンバーでもある。今回のツアーは、昨年リリースされた『メンフィス・ブルーズ』のアルバムを従えたもので、同アルバムからの作品を中心にしたものだが、おなじみのシンディーの曲ももちろんたくさん歌われる。
このツアーは、2010年6月25日ニュージャージーからスタートしたもので、全米、カナダ、南米などを回り、日本、次にオーストラリアに向かう。3月10日にパナマでのライヴを終えて、11日に日本に来た。すでに来日前に63本ライヴを行っており、バンドも完璧にシンディーと一体化している。
何度も「ゲンキ??」といった日本語を交え、もみくちゃにされながらも観客席に下りて、歌う。やはり、この明るさ、サーヴィス精神は、暗くなっている今の日本にものすごく元気を与えてくれる。
シンディーの最新盤のボーナス・トラックで共演している日本のフルーゲルホーン、トランペット奏者TOKU(トク)が、今回は東京3日間、同じステージに立って、6曲も一緒にやった。シンディーとTOKUの共演というのもすごい。シンディーはTOKUのことを気に入ってくれたという。
PHOTO by YUKI KUROYANAGI 客席に下りて歌うシンディ、右・シンディとトク
『メンフィス・ブルーズ』では多くのブルーズ曲が歌われるが、シンディーによるブルーズというのも、なかなか興味深い。
アンコール最後で「トゥルー・カラーズ」を歌うが、これについての解説がおもしろかった。「日本で『Girls Just Want To Have Fun』(女の子は楽しいことが好きなだけ)が大ヒットしたとき、これに『ハイスクールはダンステリア』という日本語のタイトルがついたって知った。なんで、こういうタイトルが付いたのかさっぱりわからなかったけど、次に作る曲はシンプルで誰にでもわかるタイトルをつけようと思った。そこで、『True Colors』(本当の色)と付けた。こうすれば、誰でもわかるでしょう」
やはり、おなじみのそのあたりの曲は客受けも圧倒的。
アンコール「トゥルー・カラーズ」を終えた後、シンディーは日本の人たちへ「Power to the people」(人々に力を)と宣言した。まさに元気一杯のシンディーの歌声と応援は、復興への灯火だ。
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シンディー・ロウパー・ライヴは、3月18日金曜もオーチャードで。さらに21日・22日大阪。当日券もあります
http://cyndilauper-japantour.com/
■ すでに、あちこちでご紹介されていますが、空港で足止めされた客にアカペラで大サーヴィス 2011年3月4日 シンディー真骨頂
■ シンディー・ロウパー最新作『メンフィス・ブルーズ』
メンフィス・ブルース
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シンディ・ローパー チャーリー・マッセルホワイト
SMJ (2011-02-23)
売り上げランキング: 1888
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■ メンバー
Cyndi Lauper (Vocal, Keyboards)
Steve Potts (Drums)
Michael Toles (Guitar)
William Wittman (Bass)
Steve Gaboury (Keyboards) 向かって左手の白人
Archie Turner (Keyboards) 向かって右手の黒人
(これからごらんになる方で事前に内容を知りたくない方は、ご注意ください)
■ セットリスト シンディー・ロウパー
Setlist: Cyndi Lauper At Orchard Hall, March 16, 2011
2011年3月16日水曜、渋谷・東急オーチャード・ホール
show started 19:14
01. Just Your Fool
02. Shattered Dream
03. She Bop [+TOKU]
04. Early In The Mornin’
05. All Through The Night
06. Lead Me On [+TOKU]
07. Crossroads
08. Down Don’t Bother Me
09. Don’t Cry No More
10. The Goonies 'R' Good Enough
11. Change Of Heart
Enc.1. Don’t Wanna Cry [+TOKU]
Enc.2.Girls Just Want To Have Fun [+TOKU]
Enc.3.Time After Time [+TOKU]
Enc.4.Shine
Enc.5.True Colors [+TOKU]
Show ended 20:57
(2011年3月16日水曜、渋谷オーチャード・ホール、シンディー・ロウパー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Lauper, Cyndi
2011-
(2011年3月20日、シンディの写真2点を追加しました)
1 ■来日公演について
公演中に大きく揺れて九段会館みたいになったらどうするのか?
それと、これだけ節電と言われている中で、どれだけの電力を消費しているのだろうか?
そこがちょっと疑問に思えます。