2011年03月02日(水) 00時01分00秒 soulsearchinの投稿

◎ ホール&オーツ・ライヴ~ヒット曲オンパレードと「現役感」

テーマ:ライヴ評・レポート
◎ ホール&オーツ・ライヴ~ヒット曲オンパレードと「現役感」

【Hall & Oates: Hits After Hits】

ヒット。

まさに、誰もが知っているヒット曲のオンパレード。彼らのヒット曲を聴いて感じたのは、それらはみな30年近く昔のヒットなのに、「オールディーズ感」より、「現役感」のほうが強いということ。これはなんなのだろう。30年前のヒットなら普通「オールディーズ」感のほうが強くてもおかしくないのに、今のアーティストが持ち歌を普通に今風にやっているという感じなのだ。それは、マイケル・ジャクソンのライヴを見るときと同じ。マイケルの曲も、3-40年前のものでも、まったく「オールディーズ感」がない。たぶん、今でもバリバリに現役でやっているということが大きいのだろう。最近だと、ラスカルズなどは、「オールディーズ感」が漂っていたなあ。別にそれが悪いということではないのだが…。

土曜日までのホール&オーツのライヴ評を見ていたら、当初はそれほど行くつもりもなかったのだが、急に行きたくなってしまったので、月曜日急遽参戦。アンコール含めて94分は、「もうちょっと聴きたい」というところでの寸止め感もあって、いいのかもしれない。セットリストを調べてみると、彼らは1970年代から80年代にかけて6曲の全米ナンバー・ヒットを持っているが、もちろん、それは全部やった。彼らからしてみれば、別に気負うでもなく、普通にいつものライヴをいつもやっているミュージシャン仲間とやったというところだと思う。

そして、ここまでヒット曲がでてくると、まさに「J-Pop」ならぬ「U-Pop」(USA POP)という言葉を思いついた。とにかく、ポップだ。この日、最初の頃はちょっと音がぐちゃぐちゃになっていた感があったが、まもなく持ち直した。それより驚いたのは、1曲目からフォーラムが一気に総立ちになったこと。観客の年齢層は40代から50代中心で圧倒的に高いにもかかわらずだ。みんな青春プレイバックなのだと思った。

ドラム、ギター2、ベース/サックス、キーボード、パーカッション、これにホール&オーツの2人、計8人がオンステージ。昨年亡くなったTボーンがいないのが、ちょっとさびしい。

ホール&オーツはそれこそ80年代に何度か見た記憶がる。パンフレットも残っている。今回は帰りを急いでいたので、買い損ねた。(というより、パンフがあることを知らなかった) また、90年代にダリルのソロのときか、インタヴューしたことがある。(テープを探したが、出てこない…。なぜだ…) 

彼らがソウル好きなのは有名で、六本木にあったソウルバー「ジョージ」に来日のたびに通っていたのは良く知られている。

それと、このソウルサーチンでは何度もご紹介しているが、ダリル・ホールのネット用のテレビ番組『ライヴ・フロム・ダリルズ・ハウス』が本当に素晴らしい番組だ。

2009年12月28日(月)
ダリルズ・ハウス~ダリル・ホールとスモーキー・ロビンソンの邂逅
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10420049757.html

ダリルズ・ハウスのオフィシャルページ↓
http://www.livefromdarylshouse.com/index.php?page=member_archive

スモーキー・ロビンソンの回↓
http://www.livefromdarylshouse.com/index.php?page=ep22

アンコールで、「プライヴェート・アイズ」の手拍子をパン、パパ~ンとやるところは会場が一体となって、みんなやる。そして、二度のアンコールを終え、客電が点灯すると、いきなり、テンプテーションズの「マイ・ガール」が流れた。どこの会場でもそうなのかな。たぶん、彼らの趣味で、エンディングを決めているのだろう。ますます、ジョージでソウル談義をしてみたくなった。

しかし、ジョン・オーツがマサ小浜に見えてしかたなかった。(相当マニア向けな感想です。

■ ホール&オーツとソウルの邂逅

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■ エッセンシャル とりあえず、エッセンシャル。

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■メンバー

Daryl Hall (Guitar, Keyboards, Vocals)
John Oates (Guitar, Vocals)

Paul Pesco (Guitar,Vocals)
Brian Dunne (Drums)
Charles DeChant (Sax,Keys,Vocals)
Eliot Lewis (Keys,Vocals)
Zev Kats (Bass)
Everett Bradley (Percussion,Vocals)

■Daryl Hall & John Oates : Do What You Want, Be What You Are Tour 2011
Setlist : Hall & Oates @ Tokyo Kokusai Forum A, Feb 28, 2011
セットリスト ホール&オーツ 国際フォーラムA

Show started 19:06
01. Maneater
02. Family Man
03. Out Of Touch
04. Method Of Modern Love
05. Say It Isn’t So
06. It’s A Laugh
07. A riff of “Sara Smile” – Las Vegas Turn Around
08. She’s Gone
09. Sara Smile
10. Do What You Want, Be What You Are
11. I Can’t Go For That (No Can Do)
Enc. Rich Girl
Enc. You Make My Dreams
>
Enc. Kiss On My List
Enc. Private Eyes
Show ended 20:40

(2011年2月28日月曜、東京国際フォーラムA=ダリル・ホール&ジョン・オーツ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Hall, Daryl & Oates, John [Hall & Oates]
2011-

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