2011年02月22日(火) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
★△プラネットC(癌惑星)を歩いて ナイル・ロジャーズ著 第36回
テーマ:Walking On Planet C
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳
闘病記。
ナイル・ロジャーズの癌闘病記、「ウォーキング・オン・プラネットC~プラネットCを歩いて」、2011年2月20日分、写真・キャプション、訳注付き。
(写真、ユーチューブなどは、ソウル・サーチンのメイン・サイトhttp://ameblo.jp/soulsearchin/ をごらんください)
(このブログは、ナイル本人の了承を得て、日本語に翻訳し、写真なども同じものを掲載しています。第1回からhttp://ameblo.jp/soulsearchin/theme-10032211060.html のファイルにアーカイブが所蔵されています)
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
第36回 変革の風
#36 The Winds of Change
Written on Sunday, 20 February 2011 05:00 by Nile Rodgers
(Japan Standard Time, 20 February 2011 19:00)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/261-walking-on-planet-c-the-winds-of-change
左・梢を見上げると恐ろしいほど風が強い 右・ウォーキングの終点ヨットクラブ
梢(こずえ)を見上げると、恐ろしいほど風が強かった。癌診断から手術以来、日課のウォーキングは、日々の治療の一環になっている。それは風が強かろうが、弱かろうが関係ない。
そこで、風も穏やかでもっとも安全なルートをたどることにした。それは地元のヨット・クラブへの道だ。
川岸に沿って歩いていくと、砕け散る波がサーフィンでも出来そうなほどの高さになっていることに気づいた。いつもミュージック・プレイヤーを持たないが、心の中のDJは風の強さには驚かない。
砕け散る波、サーフィンさえできそうだ
脳内DJはそのとき思いついた曲をかける。まず思い浮かんだのが、アソシエーションの「ウィンディー」だ。そして、続いてどんどんと曲が流れてきた。ルー・ロウルズの「デッド・エンド・ストリート」、ジミ・ヘンドリックスの「ザ・ウィンド・クライズ・メリー」、ブレーキング・ベンジャミンの「ブロー・ミー・アウェイ」(これは、僕が『ヘイロー2』[テレビ・ゲーム]のサウンドトラックにいれた)、ボブ・ディランの「ブローイン・イン・ザ・ウィンド(風に吹かれて)」、そして、ファイヴ・ステアステップスの曲だ。彼らはシカゴを本拠とするレーベル、ウィンディーCレコードにいたからだ。
Associations – Windy / Lou Rawls – Dead End Street
Jimi Hendrix - The Wind Cries Mary / Breaking Benjamin - Blow Me Away
Bob Dylan – Blowing In The Wind / The Five Stairsteps – Ooh Child
「ウィンディー・シティー(空っ風の街)」と呼ばれるシカゴに思いを寄せた。今、シカゴと言えば、オプラ・ウィンフリーは、はずせない。彼女とはあの頃とても仲がよかった。オプラとスキーに行った帰りに、僕が音楽をてがけたエディー・マーフィー主演の噂の映画『カミング・トゥ・アメリカ(邦題、星の王子 ニューヨークへ行く)』の試写を見ようと、パラマウント映画に寄ったことを思い出す。技術的な問題で、その日は試写を見られなかった。彼女はホテルに戻り、当時付き合っていた僕のガールフレンドの犬を散歩させると八つ当たりしたのだ。
思い出に浸っている最中、時速60マイル(96キロ)の暴風が僕の顔面を直撃し、まさに吹き飛ばされそうになった。
『カミン・トゥ・アメリカ(邦題、星の王子 ニューヨークへ行く)』エディー・マーフィーとアルシニア・ホール
まるで顔を風に殴られているようだったので、走って自宅に戻った。僕の体、心、魂も癌に攻撃されて以来ずっと殴られっぱなしだが、
素晴らしい医師たちと僕の強力な友人軍団のサポートによって、術後の症状も落ち着いてきている。
結局、この日のウォーキングはルームランナーで終えることになった。2日前までは、それを使うなんて完全に考えられなかったことなのに。つまり、僕はこう思う。痛みこそ、変革への大きな動機になるということだ。
VIDEO
貼り付けられなかったので、http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/261-walking-on-planet-c-the-winds-of-change をごらんください。
「友人でいとこ(業界には知られていないが)で、スキーのパートナー、ナイル・ロジャーズ」(訳注1)(オプラ・ウィンフリー)
訳注1 実際は、オプラはナイルのいとこではない。ビデオの音声が聴き取りづらいので、このキャプションをつけたとのこと。
Walking on Planet C>#36 The Winds of Change
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳
闘病記。
ナイル・ロジャーズの癌闘病記、「ウォーキング・オン・プラネットC~プラネットCを歩いて」、2011年2月20日分、写真・キャプション、訳注付き。
(写真、ユーチューブなどは、ソウル・サーチンのメイン・サイトhttp://ameblo.jp/soulsearchin/ をごらんください)
(このブログは、ナイル本人の了承を得て、日本語に翻訳し、写真なども同じものを掲載しています。第1回からhttp://ameblo.jp/soulsearchin/theme-10032211060.html のファイルにアーカイブが所蔵されています)
【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】
第36回 変革の風
#36 The Winds of Change
Written on Sunday, 20 February 2011 05:00 by Nile Rodgers
(Japan Standard Time, 20 February 2011 19:00)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/261-walking-on-planet-c-the-winds-of-change
左・梢を見上げると恐ろしいほど風が強い 右・ウォーキングの終点ヨットクラブ
梢(こずえ)を見上げると、恐ろしいほど風が強かった。癌診断から手術以来、日課のウォーキングは、日々の治療の一環になっている。それは風が強かろうが、弱かろうが関係ない。
そこで、風も穏やかでもっとも安全なルートをたどることにした。それは地元のヨット・クラブへの道だ。
川岸に沿って歩いていくと、砕け散る波がサーフィンでも出来そうなほどの高さになっていることに気づいた。いつもミュージック・プレイヤーを持たないが、心の中のDJは風の強さには驚かない。
砕け散る波、サーフィンさえできそうだ
脳内DJはそのとき思いついた曲をかける。まず思い浮かんだのが、アソシエーションの「ウィンディー」だ。そして、続いてどんどんと曲が流れてきた。ルー・ロウルズの「デッド・エンド・ストリート」、ジミ・ヘンドリックスの「ザ・ウィンド・クライズ・メリー」、ブレーキング・ベンジャミンの「ブロー・ミー・アウェイ」(これは、僕が『ヘイロー2』[テレビ・ゲーム]のサウンドトラックにいれた)、ボブ・ディランの「ブローイン・イン・ザ・ウィンド(風に吹かれて)」、そして、ファイヴ・ステアステップスの曲だ。彼らはシカゴを本拠とするレーベル、ウィンディーCレコードにいたからだ。
Associations – Windy / Lou Rawls – Dead End Street
Jimi Hendrix - The Wind Cries Mary / Breaking Benjamin - Blow Me Away
Bob Dylan – Blowing In The Wind / The Five Stairsteps – Ooh Child
「ウィンディー・シティー(空っ風の街)」と呼ばれるシカゴに思いを寄せた。今、シカゴと言えば、オプラ・ウィンフリーは、はずせない。彼女とはあの頃とても仲がよかった。オプラとスキーに行った帰りに、僕が音楽をてがけたエディー・マーフィー主演の噂の映画『カミング・トゥ・アメリカ(邦題、星の王子 ニューヨークへ行く)』の試写を見ようと、パラマウント映画に寄ったことを思い出す。技術的な問題で、その日は試写を見られなかった。彼女はホテルに戻り、当時付き合っていた僕のガールフレンドの犬を散歩させると八つ当たりしたのだ。
思い出に浸っている最中、時速60マイル(96キロ)の暴風が僕の顔面を直撃し、まさに吹き飛ばされそうになった。
『カミン・トゥ・アメリカ(邦題、星の王子 ニューヨークへ行く)』エディー・マーフィーとアルシニア・ホール
まるで顔を風に殴られているようだったので、走って自宅に戻った。僕の体、心、魂も癌に攻撃されて以来ずっと殴られっぱなしだが、
素晴らしい医師たちと僕の強力な友人軍団のサポートによって、術後の症状も落ち着いてきている。
結局、この日のウォーキングはルームランナーで終えることになった。2日前までは、それを使うなんて完全に考えられなかったことなのに。つまり、僕はこう思う。痛みこそ、変革への大きな動機になるということだ。
VIDEO
貼り付けられなかったので、http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/261-walking-on-planet-c-the-winds-of-change をごらんください。
「友人でいとこ(業界には知られていないが)で、スキーのパートナー、ナイル・ロジャーズ」(訳注1)(オプラ・ウィンフリー)
訳注1 実際は、オプラはナイルのいとこではない。ビデオの音声が聴き取りづらいので、このキャプションをつけたとのこと。
Walking on Planet C>#36 The Winds of Change