2011年02月07日(月) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
◎「ソウル・サーチン」その意義と目指すもの
テーマ:ライヴ評・レポート
◎「ソウル・サーチン」その意義と目指すもの
【Soul Searchin’s Purpose And Goal】
意義。
音楽イヴェント「ソウル・サーチン」は、そのアーティストの人となり、生い立ちなどを解説し、そのアーティストの楽曲を、リアル・ミュージシャンによるリアル・ミュージックで再現するものだ。ふだん何気なく聴いているものでも、そこにアーティストのストーリーや、アーティスト自身の思い入れ、その曲がどのようにして生まれたか、あるいは聞く側各人の思い出など、さまざまな要素が重なると、同じ楽曲でも違った輝きをもって聴くことができる。
ただ単にラジオから何も解説なく流れてくるだけでは到底わからないエピソードとともに、その音楽を、しかも生で再現できたら、これほど素敵なことはない。音楽、しいては各楽曲や、そのアーティストについての正しい情報を紹介して、そこから音楽への興味が深まることが、結果的にはCDセールスやライヴ動員へつながっていくことは間違いない。過去10年あるいは20年は、そうした正しい音楽情報が適切に一般の人たちに伝えられてきていない。それらが現在の音楽業界不況の大きな要因のひとつだ。そうした状況を打破することはもはやできないだろうが、「ソウル・サーチン」は、そんな状況に一本の楔(くさび)を打つような存在になればいいと思う。
CDは買わないが、ライヴには行く人がいる。それもよし。CDも買わない、ライヴにもいかないが、音楽は好きだ、音楽はネットで存分に楽しんでいる。それもよし。特にこれだけ技術が発展し、ネットが広まればただで音楽を楽しむことは20年前に比べ十分に可能だ。かつてと比べひじょうに安価な娯楽になっている。しかし、ふだんは音楽を無料で楽しんでいる人も、Uストで見て、これは音楽のライヴの現場に行って雰囲気を楽しんでみよう、と思っていただければ、こんな嬉しいことはない。
ケイリブがライヴの最後にいつも必ず言うが、「ライヴ・ミュージックをサポートしてくれ」というミュージシャンたちの声は貴重で、本質的だ。「ソウル・サーチン」で知って気に入ったアーティストがいたら、今度はそのアーティストたちのそれぞれのライヴに足を運んで欲しい。基本的には、「ソウル・サーチン」では東京中のソウルっぽいアーティストの「ベスト中のベスト」を選んでいるから、まず間違いないと思っていただいていい。レコード契約がなくとも、優秀なアーティストたちは、日本にもたくさんいるのだ。「ソウル・サーチン」がそうしたアーティスト群のショーケース的存在になることも、大いに意義があると思う。そして、一人でも多くの人が音楽を好きになり、音楽ファンになっていただくこと。それが、究極の目的かもしれない。
選択。
ところで、今回は「ソウル・サーチン」でクインシーを選んだが、クインシー・ジョーンズと言っても、意外とピンとこなかった方が多かったようだ。お恥ずかしいことだが、クインシーをケイリブと選んで発表してから、それに気づいた。(笑) 確かに、スティーヴィーやマイケルなどと比べると、アーティストとしてのヒット曲の浸透度が違うのだろう。だが彼がてがけた曲は、誰もが知っている。そういう意味ではちょっと「通好み」だったかもしれない。ミュージシャンや音楽関係者だと、クインシーと言ってすぐにお気に入りの曲が5曲や10曲あげられるが、一般的には確かにむずかしい。
今回も二日にわたって行ったが、やはり半分くらいの人が初めて「ソウル・サーチン」にいらした、という。そして、初めていらした方などからは、おおむね、「すごいイヴェントだ」「とてもよかった」「次回も必ず来る」などの感想をいただいている。多分、前回から1年半と間があいてしまうので、前回初めていらした方への告知が行き届かないのだろう。なので、このイヴェントはもっともっと広げられる余地があるようにも思う。このあたりは、主催者としての大きな課題だ。幸い、今回は初めてツイッターで告知ができ、Uストリームも初日に中継ができるなど、おもしろい展開になった。
(トークの内容については明日以降に)(ナイル・ロジャーズもやらないと…)
■ ソウル・サーチンについて書かれたブログを探してみました
音の世界ブログ ソウル・サーチン:クインシージョーンズの巻@トーク編
2011-02-05 01:34:26 | ソウル・ファンク
http://blog.goo.ne.jp/nekoyamaz/e/3345813908fa367b2c5e6dd9e451fde8
音の世界ブログ ソウル・サーチン:クインシージョーンズの巻@ライブ編
2011-02-05 03:28:11 | ソウル・ファンク
http://blog.goo.ne.jp/nekoyamaz/e/5dd214ca80c2a3d2e466441859a60fc4
morI mamI Room #705 Blogソウルサーチンしてきました♪
2011-02-04 10:15:45 / DIARY
http://blog.goo.ne.jp/echo-mami/d/20110204
木下航志ブログ
2011/02/05 ソウルサーチンザセッション9
http://kishitakohshi.laff.jp/blog/2011/02/9-91b4.html
松尾潔スタッフ・ブログ
2011-02-04 ご報告
http://www.nevertoomuch.jp/fromstaff/archives/date/2011/02/04
■ メンバー
「ケイリブ・ジェームス&ザ・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・フィリップ・ウー」
ケイリブ・ジェームス(キーボード&ヴォーカル)Kaleb James
フィリップ・ウー (キーボード、ハモンド・オルガン) Philip Woo
高田真(ドラムス)Takada Shin
マサ小浜(ギター) Masa Kohama
息才隆浩 (ベース) Sokusai Takahiro
ゲイリー・スコット(サックス、パーカッション、ヴォーカル)Gary Scott
アンディー・ウルフ (サックス) Andy Wolf
有坂美香(ヴォーカル) Arisaka Mika
オリヴィア・バレル(ヴォーカル) Olivia Burrell
サユリー(ヴォーカル) Sayulee
マル/ファイアーリリー (ヴォーカル) Maru / Fire Lily (3日のみ)
ユリ(ヴォーカル)Yuri (4日のみ)
木下航志(ヴォーカル&キーボード)Kishita Kohshi
トーク・パネリスト 司会 吉岡正晴、松尾潔(3日のみ)Yoshioka Masaharu, Matsuo Kiyoshi
■ ザ・ソウル・サーチャーズのメンバーのブログなど。メンバーについて興味をお持ちの方は、スケジュールなどぜひ各メンバーのブログなどをごらんください
ケイリブ・ジェームス(キーボード、音楽ディレクター)
http://www.kalebjames.com/
http://schedule.kalebjames.com/
フィリップ・ウー・ブログ(キーボード)
http://blog.goo.ne.jp/philipwoo/
スケジュールなど
http://philipwoo.jp/Schedule.aspx?EventCalendarControl1_d=2.2011
マサ・コハマ(ギター)
http://masakohama.com/
息才隆浩 (ベース) Sokusai Takahiro
http://www.myspace.com/takahirosokusai
http://ja-jp.facebook.com/sokusai
ゲイリー・スコット(サックス、パーカッション)
http://www.gshstudios.com/bio
http://www.jamcakemusic.com/?lang=ja
アンディ・ウルフ(サックス)
http://www.andywulf.com/
高田真(ドラムス)
http://www.eviaudio.co.jp/endorser/kokunai/ShinTakada.html
有坂美香ブログ (ヴォーカル)
http://plaza.rakuten.co.jp/mikaarisakasings/
オリヴィア・バレル (ヴォーカル)
http://www.oliviaburrell.com/
サユリー・ブログ (ヴォーカル)
http://ameblo.jp/sayulee/
>ゲスト
Maru/Firelily (ヴォーカル、2月3日のみ)
http://firelily.info/
Yuri (ヴォーカル、2月4日のみ)
http://plaza.rakuten.co.jp/divafresh/
木下航志 (ヴォーカル・キーボード)
http://www.kishitakohshi.com/
松尾潔 (トーク・パネリスト、2月3日のみ)
http://www.nevertoomuch.jp/top.html
>吉岡正晴 (司会)
http://ameblo.jp/soulsearchin/
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【Soul Searchin’s Purpose And Goal】
意義。
音楽イヴェント「ソウル・サーチン」は、そのアーティストの人となり、生い立ちなどを解説し、そのアーティストの楽曲を、リアル・ミュージシャンによるリアル・ミュージックで再現するものだ。ふだん何気なく聴いているものでも、そこにアーティストのストーリーや、アーティスト自身の思い入れ、その曲がどのようにして生まれたか、あるいは聞く側各人の思い出など、さまざまな要素が重なると、同じ楽曲でも違った輝きをもって聴くことができる。
ただ単にラジオから何も解説なく流れてくるだけでは到底わからないエピソードとともに、その音楽を、しかも生で再現できたら、これほど素敵なことはない。音楽、しいては各楽曲や、そのアーティストについての正しい情報を紹介して、そこから音楽への興味が深まることが、結果的にはCDセールスやライヴ動員へつながっていくことは間違いない。過去10年あるいは20年は、そうした正しい音楽情報が適切に一般の人たちに伝えられてきていない。それらが現在の音楽業界不況の大きな要因のひとつだ。そうした状況を打破することはもはやできないだろうが、「ソウル・サーチン」は、そんな状況に一本の楔(くさび)を打つような存在になればいいと思う。
CDは買わないが、ライヴには行く人がいる。それもよし。CDも買わない、ライヴにもいかないが、音楽は好きだ、音楽はネットで存分に楽しんでいる。それもよし。特にこれだけ技術が発展し、ネットが広まればただで音楽を楽しむことは20年前に比べ十分に可能だ。かつてと比べひじょうに安価な娯楽になっている。しかし、ふだんは音楽を無料で楽しんでいる人も、Uストで見て、これは音楽のライヴの現場に行って雰囲気を楽しんでみよう、と思っていただければ、こんな嬉しいことはない。
ケイリブがライヴの最後にいつも必ず言うが、「ライヴ・ミュージックをサポートしてくれ」というミュージシャンたちの声は貴重で、本質的だ。「ソウル・サーチン」で知って気に入ったアーティストがいたら、今度はそのアーティストたちのそれぞれのライヴに足を運んで欲しい。基本的には、「ソウル・サーチン」では東京中のソウルっぽいアーティストの「ベスト中のベスト」を選んでいるから、まず間違いないと思っていただいていい。レコード契約がなくとも、優秀なアーティストたちは、日本にもたくさんいるのだ。「ソウル・サーチン」がそうしたアーティスト群のショーケース的存在になることも、大いに意義があると思う。そして、一人でも多くの人が音楽を好きになり、音楽ファンになっていただくこと。それが、究極の目的かもしれない。
選択。
ところで、今回は「ソウル・サーチン」でクインシーを選んだが、クインシー・ジョーンズと言っても、意外とピンとこなかった方が多かったようだ。お恥ずかしいことだが、クインシーをケイリブと選んで発表してから、それに気づいた。(笑) 確かに、スティーヴィーやマイケルなどと比べると、アーティストとしてのヒット曲の浸透度が違うのだろう。だが彼がてがけた曲は、誰もが知っている。そういう意味ではちょっと「通好み」だったかもしれない。ミュージシャンや音楽関係者だと、クインシーと言ってすぐにお気に入りの曲が5曲や10曲あげられるが、一般的には確かにむずかしい。
今回も二日にわたって行ったが、やはり半分くらいの人が初めて「ソウル・サーチン」にいらした、という。そして、初めていらした方などからは、おおむね、「すごいイヴェントだ」「とてもよかった」「次回も必ず来る」などの感想をいただいている。多分、前回から1年半と間があいてしまうので、前回初めていらした方への告知が行き届かないのだろう。なので、このイヴェントはもっともっと広げられる余地があるようにも思う。このあたりは、主催者としての大きな課題だ。幸い、今回は初めてツイッターで告知ができ、Uストリームも初日に中継ができるなど、おもしろい展開になった。
(トークの内容については明日以降に)(ナイル・ロジャーズもやらないと…)
■ ソウル・サーチンについて書かれたブログを探してみました
音の世界ブログ ソウル・サーチン:クインシージョーンズの巻@トーク編
2011-02-05 01:34:26 | ソウル・ファンク
http://blog.goo.ne.jp/nekoyamaz/e/3345813908fa367b2c5e6dd9e451fde8
音の世界ブログ ソウル・サーチン:クインシージョーンズの巻@ライブ編
2011-02-05 03:28:11 | ソウル・ファンク
http://blog.goo.ne.jp/nekoyamaz/e/5dd214ca80c2a3d2e466441859a60fc4
morI mamI Room #705 Blogソウルサーチンしてきました♪
2011-02-04 10:15:45 / DIARY
http://blog.goo.ne.jp/echo-mami/d/20110204
木下航志ブログ
2011/02/05 ソウルサーチンザセッション9
http://kishitakohshi.laff.jp/blog/2011/02/9-91b4.html
松尾潔スタッフ・ブログ
2011-02-04 ご報告
http://www.nevertoomuch.jp/fromstaff/archives/date/2011/02/04
■ メンバー
「ケイリブ・ジェームス&ザ・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・フィリップ・ウー」
ケイリブ・ジェームス(キーボード&ヴォーカル)Kaleb James
フィリップ・ウー (キーボード、ハモンド・オルガン) Philip Woo
高田真(ドラムス)Takada Shin
マサ小浜(ギター) Masa Kohama
息才隆浩 (ベース) Sokusai Takahiro
ゲイリー・スコット(サックス、パーカッション、ヴォーカル)Gary Scott
アンディー・ウルフ (サックス) Andy Wolf
有坂美香(ヴォーカル) Arisaka Mika
オリヴィア・バレル(ヴォーカル) Olivia Burrell
サユリー(ヴォーカル) Sayulee
マル/ファイアーリリー (ヴォーカル) Maru / Fire Lily (3日のみ)
ユリ(ヴォーカル)Yuri (4日のみ)
木下航志(ヴォーカル&キーボード)Kishita Kohshi
トーク・パネリスト 司会 吉岡正晴、松尾潔(3日のみ)Yoshioka Masaharu, Matsuo Kiyoshi
■ ザ・ソウル・サーチャーズのメンバーのブログなど。メンバーについて興味をお持ちの方は、スケジュールなどぜひ各メンバーのブログなどをごらんください
ケイリブ・ジェームス(キーボード、音楽ディレクター)
http://www.kalebjames.com/
http://schedule.kalebjames.com/
フィリップ・ウー・ブログ(キーボード)
http://blog.goo.ne.jp/philipwoo/
スケジュールなど
http://philipwoo.jp/Schedule.aspx?EventCalendarControl1_d=2.2011
マサ・コハマ(ギター)
http://masakohama.com/
息才隆浩 (ベース) Sokusai Takahiro
http://www.myspace.com/takahirosokusai
http://ja-jp.facebook.com/sokusai
ゲイリー・スコット(サックス、パーカッション)
http://www.gshstudios.com/bio
http://www.jamcakemusic.com/?lang=ja
アンディ・ウルフ(サックス)
http://www.andywulf.com/
高田真(ドラムス)
http://www.eviaudio.co.jp/endorser/kokunai/ShinTakada.html
有坂美香ブログ (ヴォーカル)
http://plaza.rakuten.co.jp/mikaarisakasings/
オリヴィア・バレル (ヴォーカル)
http://www.oliviaburrell.com/
サユリー・ブログ (ヴォーカル)
http://ameblo.jp/sayulee/
>ゲスト
Maru/Firelily (ヴォーカル、2月3日のみ)
http://firelily.info/
Yuri (ヴォーカル、2月4日のみ)
http://plaza.rakuten.co.jp/divafresh/
木下航志 (ヴォーカル・キーボード)
http://www.kishitakohshi.com/
松尾潔 (トーク・パネリスト、2月3日のみ)
http://www.nevertoomuch.jp/top.html
>吉岡正晴 (司会)
http://ameblo.jp/soulsearchin/
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1 ■素晴らしいライブでした
Uストでの中継を本当にありがとうございました。
とても素晴らしく、何度も見返しております。
会場に直接うかがえず申し訳ない思いですが、
吉岡さんやケイリブさんの「ライブに足を運んでください」というお言葉が心に沁みます。よい音楽を聴くためににできる限り足をはこび声援を送りたいと改めて思いました。
(個人的なことで恐縮ですが、記事でブログをご紹介いただき、ありがとうございました)