2011年01月29日(土) 00時01分00秒 soulsearchinの投稿

◎ジョージ・クリントン・ライヴ~ファンクの宗教、そしてその教祖

テーマ:ライヴ評・レポート
◎ジョージ・クリントン・ライヴ~ファンクの宗教、そしてその教祖

【George Clinton : Funk Master】

司祭。

まるでクラブで同じBPMのものが延々と続くことによって、どんどん高揚してくるような陶酔感。Pファンクのライヴにはそれと似たものがある。ノンストップで大人数のバンドが、延々と煽りまくるファンク・サウンドで、嫌がおうでもファンクのシャワーに人々は身を委ね、腰をゆらし、頭を振り、腕を上げる。Pファンクは、ファンクの宗教だ。そして、クリントンは司祭、教祖様だ。

教祖は叫ぶ。「フリー・ユア・マインド(心を解放せよ)」。

ドラムスはときどき入れ替わり、ステージでは逆立ちするメンバーも。要は何でもありの自由なステージ。僕はステージに14人ほどを確認したが、入れ替わり立ち代りなので、もう少し多いのだろう。メンバー表では17人を数える。

だが、いずれにせよ、東京ジャズのとき同様、2セットあるときは、ちゃんとショート・ヴァージョンでまとめるわけだ。ある意味、プロと言えばプロ。そして、やはり、事前のセットリストはこのPファンク軍団にはなかった。ジョージのキューで次の曲が指示されているようだ。さすがに、そのキューはどうなってるかはわからなかった。もっと回数見ればその謎も解けるかもしれないが。

それにしても、ジョージ・クリントンの存在感と言ったらない。

(7時開演のつもりで行ったら、なんと土曜日で6時半スタートだった。頭の30分弱がかけてしまった。というわけでセットリストは不完全です)

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■メンバー

ジョージ・クリントン / George Clinton(Musical Director/Vocals)
スティーブ・ボイド / Steve Boyd(Vocals)
ポール・ヒル / Paul Hill(Vocals)
ウィリアム"クリップ" ペイン / William "Clip" Payne(Vocals)
ロバート"ピーナッツ"ジョンソン / Robert "P-Nut" Johnson(Vocals)
ベリータ・ウッズ / Belita Woods(Vocals)
マイケル"キッド ファンカデリック" ハンプトン / Michael "Kidd Fukadelic"Hampton(Lead Guitar)
ライジ・カリー / Lige Curry(Bass/Vocals)
フランキー"キャッシュ"ワディ / Frankie "Kash" Waddy(Drums)
フォーリー / Foley(Drums)
ウィリアム“ビリー ベース” ネルソン / William "Billy Bass"Nelson(Bass)
カルロス"サー・ノーズ" マックマレイ / Carlos"Sir Nose"McMurray(Dancer)
ションダ・クリントン / Shonda Clinton(Rapper)
アムカ / Amuka(Vocals)
シャウナ・ホール / Shaunna Hall(Guitar)
ダニエル・ベッドロジアン / Daniel Bedrosian(Keyboard/vocals)
ケンドラ・フォスター / Kendra Foster(Vocals)

■ セットリスト ジョージ・クリントン 2011年1月22日(土)
Setlist: George Clinton, January 22, 2011

(遅れてしまったので、頭がかけています)

++ Flashlight
++ Atomic Dog
++ Free Your Mind
++ Give Up The Funk
++ Up For The Downstroke
Show ended 19:49

(2011年1月22日土曜、ビルボードライブ東京、ジョージ・クリントン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Clinton, George

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