2010年12月20日(月) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
★サム・ムーアのおしゃべりには周りに人が集まる
テーマ:アーティスト関連
★サム・ムーアのおしゃべりには周りに人が集まる
【People Came To Sam’s Backstage】
話題。
サム・ムーアは、相変わらず元気だった。そして、おしゃべり好き。すでに楽屋には何人かのお客さんがいたが、なにかについて話していた。
途中でころあいを見て、「今回は1日2回のステージは、大変でしょう」ときくと、「ああ、今日は1ステージだったけどな。日曜1ステージ、昨日が2ステージ、今日が1ステージ、明日が2ステージ、1-2-1-2だ。ふ~~っ」 今までは、毎日1ステージだったのが、今回は1日2ステージの日があるのだ。75歳のサム・ムーア、それでもがんばっている。
すると、途中から「去年、アポロにきたxxx、わかるか?」 名前がよく聴き取れずわからなかったが、何度か聞いているうちに、和田アキ子さんということがわかった。興奮気味にサムが話す。
「すごいんだよ、アポロが超満員、スタンディング・ルーム・オンリー(立ち見のみしか残ってない)。しかも、観客は、全員日本人だ。ニューヨークにこんなに日本人が住んでたなんて、夢にも思わなかったぞ。(笑) しかも、彼女はリハーサルを5時間もやってるんだ。5時間だぞ、信じられるか? 5アワーズ!」
と言って、両手を広げる。「で、本番も5時間あるんだ。本番で5時間も歌い続けるなんて、信じられん。で、最後ショーが終わって彼女が俺のところにやってきた。『サム、サム…、もう声が出ない』とかすれ声で言ってくる。でも、タバコすってるんだ」 「あれ、彼女はタバコ、やめたんでは?」 「おお、そうか? そんときは吸ってた、去年の9月のことだ」
サムは休憩時間に、アポロの歴史室みたいなところに歴代のR&Bシンガーたちの写真が飾られているところを案内した、という。「そうしたら、ジャッキー・ウィルソンの前で、『ワオ、ジャッキー、アイドルなんです』と彼女は感激していた。もちろん、そこには、他にもジェームス・ブラウン、アレサ、サラ…、ありとあらゆる伝説の人たちの写真があるので、いちいち感激してたんだ」
「彼女は、アポロのステージ横にある有名な樫の木の切り株には触ったのでしょうか」「もちろんだ、触ってたよ。彼女にとっては、ジャッキー、レイ(・チャールズ、そして、俺(サム・ムーア)がアイドルらしいよ」
というわけで、ブルーノートの1階の入り口には和田アキ子さんからの大きな花束が飾られていた。
誰かがちょうど、クラプトンが北朝鮮からライヴに来ないかと誘われていた情報がウィキリークスで流れた文書の中にあったという話をしだした。サムもそれを知っていたらしく、「おおっ、そうだったな、知ってるよ。でもな、クラプトンが北朝鮮に行ったって、『コケイン』を歌えないだろう」 そして、『コケ~~イン』とちょっと鼻歌っぽく歌う。(一同爆笑) 「あそこの(キムジョンイルの)息子が、ロック好きなんだろ。でも、コケインは、ダメだ(笑)」
そこで、僕が「いやあ、クラプトンが北朝鮮に行ったら、歌うべきいい曲がありますよ。それは、『チェンジ・ザ・ワールド』です!」というと、「『チェンジ・ザ・ワールド』かあ、そりゃあ、いい! 彼は絶対にあそこで歌うべきだな」と大いに受けた。
それにしても、サム翁、フル・ショーをやり終えた後も、よくしゃべる、しゃべる。しかも、表情豊かで、時々ステージでも見せるコミカルなちょっとコメディアンのような話し方で話すものだから、回りの人間はみなおもしろがる。だから自然と人が集まってくるのだろう。ああいうシーンを見ると、サムがみんなから愛されていることがよくわかる。
■ 現在までのところ最新作
そして、サム&デイヴといえば~
ENT>ARTIST>Moore, Sam
【People Came To Sam’s Backstage】
話題。
サム・ムーアは、相変わらず元気だった。そして、おしゃべり好き。すでに楽屋には何人かのお客さんがいたが、なにかについて話していた。
途中でころあいを見て、「今回は1日2回のステージは、大変でしょう」ときくと、「ああ、今日は1ステージだったけどな。日曜1ステージ、昨日が2ステージ、今日が1ステージ、明日が2ステージ、1-2-1-2だ。ふ~~っ」 今までは、毎日1ステージだったのが、今回は1日2ステージの日があるのだ。75歳のサム・ムーア、それでもがんばっている。
すると、途中から「去年、アポロにきたxxx、わかるか?」 名前がよく聴き取れずわからなかったが、何度か聞いているうちに、和田アキ子さんということがわかった。興奮気味にサムが話す。
「すごいんだよ、アポロが超満員、スタンディング・ルーム・オンリー(立ち見のみしか残ってない)。しかも、観客は、全員日本人だ。ニューヨークにこんなに日本人が住んでたなんて、夢にも思わなかったぞ。(笑) しかも、彼女はリハーサルを5時間もやってるんだ。5時間だぞ、信じられるか? 5アワーズ!」
と言って、両手を広げる。「で、本番も5時間あるんだ。本番で5時間も歌い続けるなんて、信じられん。で、最後ショーが終わって彼女が俺のところにやってきた。『サム、サム…、もう声が出ない』とかすれ声で言ってくる。でも、タバコすってるんだ」 「あれ、彼女はタバコ、やめたんでは?」 「おお、そうか? そんときは吸ってた、去年の9月のことだ」
サムは休憩時間に、アポロの歴史室みたいなところに歴代のR&Bシンガーたちの写真が飾られているところを案内した、という。「そうしたら、ジャッキー・ウィルソンの前で、『ワオ、ジャッキー、アイドルなんです』と彼女は感激していた。もちろん、そこには、他にもジェームス・ブラウン、アレサ、サラ…、ありとあらゆる伝説の人たちの写真があるので、いちいち感激してたんだ」
「彼女は、アポロのステージ横にある有名な樫の木の切り株には触ったのでしょうか」「もちろんだ、触ってたよ。彼女にとっては、ジャッキー、レイ(・チャールズ、そして、俺(サム・ムーア)がアイドルらしいよ」
というわけで、ブルーノートの1階の入り口には和田アキ子さんからの大きな花束が飾られていた。
誰かがちょうど、クラプトンが北朝鮮からライヴに来ないかと誘われていた情報がウィキリークスで流れた文書の中にあったという話をしだした。サムもそれを知っていたらしく、「おおっ、そうだったな、知ってるよ。でもな、クラプトンが北朝鮮に行ったって、『コケイン』を歌えないだろう」 そして、『コケ~~イン』とちょっと鼻歌っぽく歌う。(一同爆笑) 「あそこの(キムジョンイルの)息子が、ロック好きなんだろ。でも、コケインは、ダメだ(笑)」
そこで、僕が「いやあ、クラプトンが北朝鮮に行ったら、歌うべきいい曲がありますよ。それは、『チェンジ・ザ・ワールド』です!」というと、「『チェンジ・ザ・ワールド』かあ、そりゃあ、いい! 彼は絶対にあそこで歌うべきだな」と大いに受けた。
それにしても、サム翁、フル・ショーをやり終えた後も、よくしゃべる、しゃべる。しかも、表情豊かで、時々ステージでも見せるコミカルなちょっとコメディアンのような話し方で話すものだから、回りの人間はみなおもしろがる。だから自然と人が集まってくるのだろう。ああいうシーンを見ると、サムがみんなから愛されていることがよくわかる。
■ 現在までのところ最新作
オーバーナイト・センセーショナル
posted with amazlet at 10.12.15
サム・ムーア ベッカ・ブラムレット ビー・ビー・ワイナンズ ビリー・プレストン シーラ・E.
ワーナーミュージック・ジャパン (2006-09-13)
売り上げランキング: 99507
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そして、サム&デイヴといえば~
ベスト・オブ・サム&デイヴ
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サム&デイブ
イーストウエスト・ジャパン (1991-02-25)
売り上げランキング: 82505
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ENT>ARTIST>Moore, Sam
1 ■デイビットとYURI
25日に デイビッドとYURIさんが 丸ビルで フリーライブをやるとか… クリスマスは他のライブでお忙しいと思いますが。 どんなだったか 情報あったらお願いします。