2010年11月13日(土) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
☆マイケル・ジャクソン新作トラック・リスティング公開~その内容
テーマ:マイケル・ジャクソン関連
☆マイケル・ジャクソン新作トラック・リスティング公開~その内容
【Michael Jackson’s New Album Track Listing Revealed】
解説。
マイケル・ジャクソンの2010年12月15日に発売される未発表音源を編纂した新作アルバム『マイケル』のトラック・リスト(収録曲リスト)が、マイケル・ジャクソン・ドットコムから発表された。楽曲について現在のところ、筆者がわかっている部分だけでもまとめておこう。
マイケル・ジャクソン・ドットコム↓
http://breakingnews.michaeljackson.com/JP/
MICHAEL ALBUM TRACKLISTING:
1. Hold My Hand (Duet with Akon)
2. Hollywood Tonight
3. Keep Your Head Up
4. (I Like) The Way You Love Me
5. Monster (Featuring 50 Cent)
6. Best Of Joy
7. Breaking News
8. (I Can’t Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz)
9. Behind The Mask
10. Much Too Soon
このアルバムからの最初のシングルは、エイコンとのデュエット曲「ホールド・マイ・ハンド」で、2010年11月15日午前0時01分(アメリカ東部時間=日本時間11月15日午後2時01分)からマイケル・ジャクソン・ドットコムで公開される。その後、デジタル・ダウンロード・サイトで発売される。
この楽曲は2007年にエイコンとともに録音されたもの。手書きのマイケルのメモによると、この曲は新アルバムの最初のシングルにするつもりだった、という。しかし、2008年6月、完成前にインターネットに音源が流出していた。エイコンが最近、このトラックに手を入れ完成させた。ニューヨークのシンガーソングライター、クロード・ケリーの作品。
エイコンは、「これが(ネットに)流失したときには、まだ世界はこの曲を受け入れられる態勢になっていなかったので、ものすごく残念に思っていた。だが、今こそ、受け入れられるときが来た。遂に完成し、これは本当に素晴らしい、美しい、賛歌的な作品になっている。僕自身の長年のアイドルの一人であるマイケルと一緒に仕事ができて大変光栄に思っている」とコメントしている。
アルバムには、他にレニー・クラヴィッツとのデュエット、ラッパー50セントとのものも収録されている。
レニー・クラヴィッツとの「アナザー・デイ」は、2001年頃、レニーと録音したもので、当時『インヴィンシブル』の候補となった作品。結局『インヴィンシブル』からは落ちた。
「(アイ・ライク)ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー」は、2000年にマイケルによって書かれた作品。『インヴィンシブル』制作中の作品で、同アルバム候補になりながら、落ちたもの。しかし、その後2004年11月の『アルティメート・コレクション』に未発表曲として収録された。今回のヴァージョンがこの『アルティーメート』ヴァージョンとまったく同じかどうかは、現時点では不明。
「マッチ・トゥ・スーン」は1981年ごろに最初に原案が書かれたとされている作品。その後1993年の裁判時の気持ちを表しているものとされたが、長く未発表のものだった。一部では、「ゴーン・トゥ・スーン」のプロトタイプではないかと見る向きもあるが、曲のタイプがまったく違うらしい。
また、もっとも注目されるのは、「ビハインド・ザ・マスク」。これは、元々YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が録音したもので、坂本龍一の曲にYMO楽曲の多数の歌詞をつけたクリス・モスデルの作詞でYMOのアルバム『ソリッド・ステート・サヴァイヴァー』(1979年発表)に収録された。マイケル、クインシーがこれを聴き、気に入って録音。『スリラー』の候補の1曲となった。そのとき若干作詞を補作。レコーディング後、YMO側に許諾申請が来たが、マイケルが作詞を加えたことで、その取り分の条件が折り合わず、YMO側が許諾を拒否、結局、『スリラー』には収録されなかった。
その後、『スリラー』など多数のマイケル/クインシー作品でキーボード、アレンジなどを担当しているグレッグ・フィリンゲインズが自作のアルバム『パルス』(1984年発表)にマイケル・ヴァージョンを元にしたものを収録した。さらに、グレッグがエリック・クラプトンのバンドメンバーであったことから、エリック・クラプトンもカヴァー。クラプトンのアルバム『オーガスト』にも収録された。
さらに、坂本自身もライヴでマイケル・ヴァージョンを演奏。この模様は坂本のライヴ・アルバム『メディア・バーン・ライヴ』(1986年)に収録されている。また、1987年には坂本がこの曲を再録、12インチをリリースしている。坂本自身も後に、「今から考えれば、あのとき許可してればよかったなあ」と述懐している。
この「ビハインド・ザ・マスク」のグレッグのヴァージョンは、1985年にシングルカットされ、ブラック・チャートで77位を記録している。このリズムは、なぜか黒人受けするもの。彼らは自然にこのリズムに反応する。
グレッグ・フィリンゲインズの「ビハインド・ザ・マスク」
そのほかの楽曲については詳細がまだわからない。
■「ビハインド・ザ・マスク」を『スリラー』のどこにいれるか
レコーディングから28年を経て日の目を見る「ビハインド・ザ・マスク」ということになる。これが『スリラー』の何曲目に入ったかなどを想像しながら聴くのもおもしろい。この曲のイメージだと、A面1曲目の「スターティン・サムシング」の後、「ベイビー・ビー・マイン」のところに、この「ビハインド・ザ・マスク」はどんぴしゃではないかと、個人的には思うが、みなさんはどうでしょう。あるいは、アルバムを10曲入りにして、「ガール・イズ・マイン」と「スリラー」の間。42分35秒+4分として46分強。アナログではどうだったんだろう。ぎりぎり入るか。
++++
「ブレーキング・ニュース」の声がマイケルのものかどうかが大いに話題になっているが、エピック側は、長年マイケルと付き合いのあるグレッグ・フィリンゲインズやドリアン・ホリーらにも確認して、マイケルのものだというお墨付きをもらった、としている。
++++
また、この『マイケル』のアルバム・ジャケットの右下、マイケルの顔の横のトラの横に小さくプリンスのシンボルマークのようなものがデザインされている。(情報提供、プリンス・ファン=ツナさん)
++++
■マイケル・ジャクソン 『マイケル』2010年12月15日発売
■ ヴィジョン
ENT>MICHAEL JACKSON>Michael
【Michael Jackson’s New Album Track Listing Revealed】
解説。
マイケル・ジャクソンの2010年12月15日に発売される未発表音源を編纂した新作アルバム『マイケル』のトラック・リスト(収録曲リスト)が、マイケル・ジャクソン・ドットコムから発表された。楽曲について現在のところ、筆者がわかっている部分だけでもまとめておこう。
マイケル・ジャクソン・ドットコム↓
http://breakingnews.michaeljackson.com/JP/
MICHAEL ALBUM TRACKLISTING:
1. Hold My Hand (Duet with Akon)
2. Hollywood Tonight
3. Keep Your Head Up
4. (I Like) The Way You Love Me
5. Monster (Featuring 50 Cent)
6. Best Of Joy
7. Breaking News
8. (I Can’t Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz)
9. Behind The Mask
10. Much Too Soon
このアルバムからの最初のシングルは、エイコンとのデュエット曲「ホールド・マイ・ハンド」で、2010年11月15日午前0時01分(アメリカ東部時間=日本時間11月15日午後2時01分)からマイケル・ジャクソン・ドットコムで公開される。その後、デジタル・ダウンロード・サイトで発売される。
この楽曲は2007年にエイコンとともに録音されたもの。手書きのマイケルのメモによると、この曲は新アルバムの最初のシングルにするつもりだった、という。しかし、2008年6月、完成前にインターネットに音源が流出していた。エイコンが最近、このトラックに手を入れ完成させた。ニューヨークのシンガーソングライター、クロード・ケリーの作品。
エイコンは、「これが(ネットに)流失したときには、まだ世界はこの曲を受け入れられる態勢になっていなかったので、ものすごく残念に思っていた。だが、今こそ、受け入れられるときが来た。遂に完成し、これは本当に素晴らしい、美しい、賛歌的な作品になっている。僕自身の長年のアイドルの一人であるマイケルと一緒に仕事ができて大変光栄に思っている」とコメントしている。
アルバムには、他にレニー・クラヴィッツとのデュエット、ラッパー50セントとのものも収録されている。
レニー・クラヴィッツとの「アナザー・デイ」は、2001年頃、レニーと録音したもので、当時『インヴィンシブル』の候補となった作品。結局『インヴィンシブル』からは落ちた。
「(アイ・ライク)ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー」は、2000年にマイケルによって書かれた作品。『インヴィンシブル』制作中の作品で、同アルバム候補になりながら、落ちたもの。しかし、その後2004年11月の『アルティメート・コレクション』に未発表曲として収録された。今回のヴァージョンがこの『アルティーメート』ヴァージョンとまったく同じかどうかは、現時点では不明。
「マッチ・トゥ・スーン」は1981年ごろに最初に原案が書かれたとされている作品。その後1993年の裁判時の気持ちを表しているものとされたが、長く未発表のものだった。一部では、「ゴーン・トゥ・スーン」のプロトタイプではないかと見る向きもあるが、曲のタイプがまったく違うらしい。
また、もっとも注目されるのは、「ビハインド・ザ・マスク」。これは、元々YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が録音したもので、坂本龍一の曲にYMO楽曲の多数の歌詞をつけたクリス・モスデルの作詞でYMOのアルバム『ソリッド・ステート・サヴァイヴァー』(1979年発表)に収録された。マイケル、クインシーがこれを聴き、気に入って録音。『スリラー』の候補の1曲となった。そのとき若干作詞を補作。レコーディング後、YMO側に許諾申請が来たが、マイケルが作詞を加えたことで、その取り分の条件が折り合わず、YMO側が許諾を拒否、結局、『スリラー』には収録されなかった。
その後、『スリラー』など多数のマイケル/クインシー作品でキーボード、アレンジなどを担当しているグレッグ・フィリンゲインズが自作のアルバム『パルス』(1984年発表)にマイケル・ヴァージョンを元にしたものを収録した。さらに、グレッグがエリック・クラプトンのバンドメンバーであったことから、エリック・クラプトンもカヴァー。クラプトンのアルバム『オーガスト』にも収録された。
さらに、坂本自身もライヴでマイケル・ヴァージョンを演奏。この模様は坂本のライヴ・アルバム『メディア・バーン・ライヴ』(1986年)に収録されている。また、1987年には坂本がこの曲を再録、12インチをリリースしている。坂本自身も後に、「今から考えれば、あのとき許可してればよかったなあ」と述懐している。
この「ビハインド・ザ・マスク」のグレッグのヴァージョンは、1985年にシングルカットされ、ブラック・チャートで77位を記録している。このリズムは、なぜか黒人受けするもの。彼らは自然にこのリズムに反応する。
グレッグ・フィリンゲインズの「ビハインド・ザ・マスク」
そのほかの楽曲については詳細がまだわからない。
■「ビハインド・ザ・マスク」を『スリラー』のどこにいれるか
レコーディングから28年を経て日の目を見る「ビハインド・ザ・マスク」ということになる。これが『スリラー』の何曲目に入ったかなどを想像しながら聴くのもおもしろい。この曲のイメージだと、A面1曲目の「スターティン・サムシング」の後、「ベイビー・ビー・マイン」のところに、この「ビハインド・ザ・マスク」はどんぴしゃではないかと、個人的には思うが、みなさんはどうでしょう。あるいは、アルバムを10曲入りにして、「ガール・イズ・マイン」と「スリラー」の間。42分35秒+4分として46分強。アナログではどうだったんだろう。ぎりぎり入るか。
++++
「ブレーキング・ニュース」の声がマイケルのものかどうかが大いに話題になっているが、エピック側は、長年マイケルと付き合いのあるグレッグ・フィリンゲインズやドリアン・ホリーらにも確認して、マイケルのものだというお墨付きをもらった、としている。
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また、この『マイケル』のアルバム・ジャケットの右下、マイケルの顔の横のトラの横に小さくプリンスのシンボルマークのようなものがデザインされている。(情報提供、プリンス・ファン=ツナさん)
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■マイケル・ジャクソン 『マイケル』2010年12月15日発売
マイケル・ジャクソン
ソニーミュージックジャパンインターナショナル (2010-12-15)
売り上げランキング: 6
ソニーミュージックジャパンインターナショナル (2010-12-15)
売り上げランキング: 6
■ ヴィジョン
マイケル・ジャクソン VISION【完全生産限定盤】 [DVD](10月18日以降のご注文分は発売日以降のお届け)
posted with amazlet at 10.11.12
SMJ(SME)(D) (2010-11-24)
売り上げランキング: 10
売り上げランキング: 10
ENT>MICHAEL JACKSON>Michael
1 ■無題
因縁のビハインドザマスクがついに。
どんな音質なんでしょうね笑。
楽しみです。