2010年10月10日(日) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
■WHCR-FMは、ニューヨーク・ハーレムのコミュニティー・ラジオ局
テーマ:ラジオ>
■WHCR-FMは、ニューヨーク・ハーレムのコミュニティー・ラジオ局
【WHCR-FM: Vaughn Harper Was Special Guest On “Love Zone”】
元祖。
昨日(土曜)の午前中、ツイッターで、@lovesmithさんが、ちょうどニューヨークのWHCR局の「ラヴ・ゾーン」という番組がUストリームで生中継していて見られる、とつぶやいてた。さっそくアクセスすると、なんと、あの元祖「クワイエット・ストーム」のヴォーン“ヴェルヴェット・ヴォイス”ハーパーがゲストで登場。
WHCRのUストリームはこちら。
http://www.ustream.tv/channel/residential-access-network
WHCRのホームページ
http://www.whcr.org/index.html
(ここにステーションの番組表も、Uストリームがない場合は音だけストリーミングで聴ける)
ちょうどやっていた番組は、ニューヨーク時間金曜夜8時から12時までの『ラヴ・ゾーンLove Zone』という番組で、DJはモーリス“ヴォイス”ワッツMaurice Watts。日本時間では10月最終週まで夏時間のため、土曜の朝9時から午後1時までだった。11月からは、朝8時から昼12時までになる。この「ラヴ・ゾーン」は、まさにスロー・ジャム、スローなR&Bと若干のジャズをまぜたレイト・ナイト・プログラム。「クワイエット・ストーム」のフォーマットだ。
しかし、スタジオというにはあまりに普通なオフィース。ただの事務机にマイクとミキサー。しかもゲスト用には少し離れたところにある事務机にマイクという感じ。これならマンションの一室でできる。
いろいろ調べてみると、WHCR局は、ニューヨークのハーレム138丁目にある。シティー・カレッジ・オブ・ニューヨーク(ニューヨーク市大学)がオウナーで、キャッチフレーズは「ヴォイス・オブ・ハーレム~ハーレム・コミュニティー・レイディオ」。1987年に免許をもらい、現在、わずか8ワットという小出力で放送中だ。日本のラジオ局の出力表記とちょっと違うため、一概に比較はできないが、日本のいわゆるコミュニティー・ラジオの出力が1ワットから20ワット以下なので、これに順ずる感じだ。(通常のFM局の出力は、東京FMやNHK―FMなどは、10キロ[10000]ワット、地方FMで5キロワット) 内容は、トーク・ショーと音楽番組。音楽番組は、クラシックR&B、ゴスペル、ブルーズからレゲエ、ヒップホップ、ハウス、アフリカン、サルサ、メレンゲ、レゲエなど広範囲におよぶ。
スタジオにいたのは、メインのDJがモーリス・ワッツ。その後ろに控えていたのが大御所ヴォーン・ハーパー。WBLSで「クワイエット・ストーム」を始めた人だ。2人ともディープな声が超魅力的。そして、もうひとりいた女性が、ヴァネッサ・ギャストンといって、「ナショナル・R&B・ソサエティー」の会長。オールド・スクールのブラック・ミュージシャンをサポートしようというグループだ。
たぶん、この出力だとニューヨーク・マンハッタンの下のほうでは聴けないかもしれない。それにしても、こうした番組がインターネットでしかも映像つきで見られるなんて、すごい時代だ。
ヴォーン・ハーパーはそのヴェルヴェット・ヴォイスで1976年にWBLS(107.5mhz)で夜の時間帯に「クワイエット・ストーム」を始めた。この「クワイエット・ストーム」は一番最初は1976年にワシントンDCのハワード大学の構内放送局WHUR局が始めたもので、なんと今ではそのネーミング・ライツ(名前の権利)を持っているという。だから、WBLSや他の放送局が「クワイエット・ストーム」を冠した番組をやるときには、WHURにロイヤリティーを払わなければならないそうだ。いつの間に…。
ヴォーン・ハーパーを見てしまったので、久しぶりにWBLSにアクセス。
http://wbls.com/pages/3874639.php
ここで、24時間聴けます。
Lovesmithさん、貴重な情報ありがとうございました。久々にニューヨーク・レイディオを楽しみました。
ENT>RADIO>FM>New York
【WHCR-FM: Vaughn Harper Was Special Guest On “Love Zone”】
元祖。
昨日(土曜)の午前中、ツイッターで、@lovesmithさんが、ちょうどニューヨークのWHCR局の「ラヴ・ゾーン」という番組がUストリームで生中継していて見られる、とつぶやいてた。さっそくアクセスすると、なんと、あの元祖「クワイエット・ストーム」のヴォーン“ヴェルヴェット・ヴォイス”ハーパーがゲストで登場。
WHCRのUストリームはこちら。
http://www.ustream.tv/channel/residential-access-network
WHCRのホームページ
http://www.whcr.org/index.html
(ここにステーションの番組表も、Uストリームがない場合は音だけストリーミングで聴ける)
ちょうどやっていた番組は、ニューヨーク時間金曜夜8時から12時までの『ラヴ・ゾーンLove Zone』という番組で、DJはモーリス“ヴォイス”ワッツMaurice Watts。日本時間では10月最終週まで夏時間のため、土曜の朝9時から午後1時までだった。11月からは、朝8時から昼12時までになる。この「ラヴ・ゾーン」は、まさにスロー・ジャム、スローなR&Bと若干のジャズをまぜたレイト・ナイト・プログラム。「クワイエット・ストーム」のフォーマットだ。
しかし、スタジオというにはあまりに普通なオフィース。ただの事務机にマイクとミキサー。しかもゲスト用には少し離れたところにある事務机にマイクという感じ。これならマンションの一室でできる。
いろいろ調べてみると、WHCR局は、ニューヨークのハーレム138丁目にある。シティー・カレッジ・オブ・ニューヨーク(ニューヨーク市大学)がオウナーで、キャッチフレーズは「ヴォイス・オブ・ハーレム~ハーレム・コミュニティー・レイディオ」。1987年に免許をもらい、現在、わずか8ワットという小出力で放送中だ。日本のラジオ局の出力表記とちょっと違うため、一概に比較はできないが、日本のいわゆるコミュニティー・ラジオの出力が1ワットから20ワット以下なので、これに順ずる感じだ。(通常のFM局の出力は、東京FMやNHK―FMなどは、10キロ[10000]ワット、地方FMで5キロワット) 内容は、トーク・ショーと音楽番組。音楽番組は、クラシックR&B、ゴスペル、ブルーズからレゲエ、ヒップホップ、ハウス、アフリカン、サルサ、メレンゲ、レゲエなど広範囲におよぶ。
スタジオにいたのは、メインのDJがモーリス・ワッツ。その後ろに控えていたのが大御所ヴォーン・ハーパー。WBLSで「クワイエット・ストーム」を始めた人だ。2人ともディープな声が超魅力的。そして、もうひとりいた女性が、ヴァネッサ・ギャストンといって、「ナショナル・R&B・ソサエティー」の会長。オールド・スクールのブラック・ミュージシャンをサポートしようというグループだ。
たぶん、この出力だとニューヨーク・マンハッタンの下のほうでは聴けないかもしれない。それにしても、こうした番組がインターネットでしかも映像つきで見られるなんて、すごい時代だ。
ヴォーン・ハーパーはそのヴェルヴェット・ヴォイスで1976年にWBLS(107.5mhz)で夜の時間帯に「クワイエット・ストーム」を始めた。この「クワイエット・ストーム」は一番最初は1976年にワシントンDCのハワード大学の構内放送局WHUR局が始めたもので、なんと今ではそのネーミング・ライツ(名前の権利)を持っているという。だから、WBLSや他の放送局が「クワイエット・ストーム」を冠した番組をやるときには、WHURにロイヤリティーを払わなければならないそうだ。いつの間に…。
ヴォーン・ハーパーを見てしまったので、久しぶりにWBLSにアクセス。
http://wbls.com/pages/3874639.php
ここで、24時間聴けます。
Lovesmithさん、貴重な情報ありがとうございました。久々にニューヨーク・レイディオを楽しみました。
ENT>RADIO>FM>New York