2010年09月12日(日) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
◆下北沢ソウル・サミット~第4回白川会
テーマ:イヴェント関連
◆下北沢ソウル・サミット~第4回白川会
【4th Shirakawa-kai: Shimokitazawa Soul Sumit】
盛況。
ファンキー・ボーズ(本職・住職)こと白川さんの音頭で始まった下北沢ソウル・サミット、通称「白川会」の第4回が2010年9月10日(金)下北沢のソウルおでん屋「しずおか屋」で行われた。2008年12月、2009年5月、2009年12月以来。佐藤善雄さん、松尾潔さん、鈴木啓志、小西さん、ロージーさん、りんりんさんら多数(約17名プラスしずおか屋オウナー、富田夫妻)が、とりとめのないソウル談義を繰り広げた。今回も光石研(単語登録済)さんはひじょうに残念ながらロケがはいってしまい不参加。みんなでなんとか光石さん参加でやりましょうと話が盛り上がった。光石さんは、大のシャネルズ・ファンで、たまたましばらく前にタワー・レコードでラッツ&スターの通称ブラック・ボックスを見つけ、狂喜乱舞、即買い求め、ロケなどに行くときにアイポッドなどにいれていつも楽しんでいる、という。(光石研さんの音楽遍歴としずおか屋については下記参照)
2008年12月13日(土)
光石研さんとしずおか屋
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081213.html
さて、この日は途中で佐藤善雄(元シャネルズ、前ラッツ&スター、現ゴスペラッツ)さんの誕生日が9月12日ということで2日早くサプライズ・ハッピーバースデイが。
佐藤さんと話してて、先日このブログに掲載したYMN(吉岡・松尾・中田対談)で、佐藤さんのファイル・レコードの話(そこからクール・スプーン、ゴスペラーズ、ライムスター、スチャダラパーなどを輩出したファイル・レコードはすごいという話)を中田さんと松尾さんがしたが、それを読んで大変感激したという。若い中田さんが、そのあたりをちゃんと評価してくれたことで、昨今のインディのレコード/CDの低迷ぶりに若干気持ちが萎えていたところ、これを読んで心の中でガッツポーズをしたそうだ。いい話だ。
2010年08月02日(月)
YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10607154402.html#main
(ちなみに、このYMN原稿、パート3までアップしてありますが、パート4もできております。ただパート5、6くらいまでがまだ文字起こしができてなくて、それができたら、まとめて3パートにわたってお届けする予定です。)
おもしろかったのは鈴木さんの一人息子、一路(かずみち=英語読みはOne Way=外人に紹介するときは、This is One Way Suzuki, nice to meet youとなる…かな(笑))君が、隣に座った佐藤さんと話をしているときに、周囲からラッツの話を聞いて「(シャネルズ、ラッツの頃)顔に泥塗ってたんですか」。「泥じゃないよ、ドウランだよ」(佐藤さん)というまるでコントのようなやりとり。
この日意外だったのは、鈴木啓志さんと話をしていて、鈴木さんがここ20年くらいはジャズのレコードも聴いている、と明らかになったこと。「鈴木さんがジャズ??」 なんでも鈴木さん曰く。「ジャズのビート=4ビートはジャズの遺産だ。これも含めバップ、ハードバップなどもジャズ・ファンクという中で捉えると大変重要だ。特に4ビートは独自のものであり基本。それに対してリスペクトを持って聴かないとダメだ」
「しかし、なんでソウルがちがちの鈴木さんがジャズを?」と尋ねると、おもしろい答えが返ってきた。「いやあ、昔から自分が欲しいレコード、海外から買う場合、たとえば、デルフォニックスとかすごい高いんだけど、ジャズのもの、ロイ・エヤーズとかハービー・ハンコックとかけっこう安いんだよね。だから、もし聴かなくなったら売っちゃえばいいや、と思ってしょうがなく買ってたら、そういう(ジャズ系)のが増えちゃって、聴いてたら、けっこうはまっちゃったんだよ。マイルスなんて全盛期のはほんと、素晴らしいよ。ソウルは高くても、ジャズとゴスペルは安かったんだ(笑)」 これは怪我の功名か。(笑) でも、そんな雑談の中、鈴木さんこんな素晴らしいことを酔いながらも言ってくれた。いや、酔ってたから言ったのかもしれない。
鈴木啓志、本日の名言。「音楽も、知ってるものだけ聴いて終わってたら、つまらない。新しいものをどんどんと聴かないと損する」(なんか、がちがちソウルしか聴かないイメージの鈴木さんが言うところが受ける)
すると、しずおか屋オウナー富田さんが鈴木さんと熱き討論。富田さん。「いや、だから、(鈴木さんに)君は音楽を聴く範囲が狭いんだよ。いろいろ聴かなきゃだめなんだよ。サザン・ソウルはそりゃあ君は詳しいけど、例えば、(ちょうど何かカントリー曲をソウル歌手がカヴァーしているものがかかり)これなんか、元はカントリーなんだよ。それも知ってないと」と酒の勢いで説教気味。鈴木さん富田さんの前では神妙。
そして、僕のブログのことに話が飛ぶと、鈴木さんが「ブログ、書いてお金になるの」と質問。「なりません」と僕が答える間もなく、「そんなこと言ってるからだめなんだ。そういう問題じゃないんだよ」と富田さんヴォルテージ・アップ!(笑)
いやあ、おもしろい。みんなで記念撮影するときに、富田さんにおなかのあたりをつねられ、「吉岡君は運動不足だな」と言われた。酒勢。
深夜12時、しずおか屋閉店近く。主催者白川さんは、翌日は読経が1セッション。「明日は1ステージだから(今日は遅くなっても)大丈夫だよ。多い日は5ステージくらいやるからね」と二次会のセッティングに余念がなかった。白川セッション、もちろん2ステージも5ステージも、観客は総入れ替えです。
■過去の白川会および「しずおか屋」関連記事↓
2009年12月18日(金)
白川会@しずおか屋~ソウル談義の夜は更けて
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091218.html
(前回第3回)
May 25, 2009
レコード地獄に足を一歩踏み入れた新人19歳とどっぷり頭までつかった61歳の邂逅
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090525.html
(第2回)
December 03, 2008
Another Soul Summit At Shizuoka-Ya
【もうひとつのソウル・サミット~鈴木啓志氏パソコン始める】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081203.html
(第1回)
2008年12月13日(土)
光石研さんとしずおか屋
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081213.html
November 04, 2009 02:58:28
しずおか屋35周年パーティー、開かれる
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10380305472.html
January 26, 2006
Excello/Shizuoka Ya @ Shimokitazawa: Soul Oden Restaurant
【しずおか屋~下北沢のソウル・おでん屋】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000795.html
2003/04/03 (Thu)
As the boy, so the man
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030403-1.html
2003/12/19 (Fri)
Synchronicity @ Shizuoka-Ya & Little Soul Cafe
http://www.soulsearchin.com/entertainment/soulbars/diary20031219.html
■EXCELLO しずおか屋 (エクセロ しずおかや)
住所: 東京都世田谷区北沢2-6-6 澤田ビル202
電話: 03-3465-6154
営業時間: 18:00~24:00
定休日: 日曜 (祭日は営業)
行きかた: 下北沢駅南口より徒歩約3分
(現在の場所には2005年4月移転。)
■ CHAPS (チャップス) ソウルバー
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-17-10 第2滝本ビル3F
電話: 03-3424-2545
営業時間: 20:00~5:00くらい(不定休)
開店: 2009年2月17日
ホームページ
http://www3.ocn.ne.jp/~chaps/
ブログ
http://chaps-project.blog.ocn.ne.jp/
ENT>ESSAY>
ENT>EVENT>Shirakawa-kai, Shimokitazawa Soul Summit
SOUL BARS>Excello/Shizuokaya, Chaps
【4th Shirakawa-kai: Shimokitazawa Soul Sumit】
盛況。
ファンキー・ボーズ(本職・住職)こと白川さんの音頭で始まった下北沢ソウル・サミット、通称「白川会」の第4回が2010年9月10日(金)下北沢のソウルおでん屋「しずおか屋」で行われた。2008年12月、2009年5月、2009年12月以来。佐藤善雄さん、松尾潔さん、鈴木啓志、小西さん、ロージーさん、りんりんさんら多数(約17名プラスしずおか屋オウナー、富田夫妻)が、とりとめのないソウル談義を繰り広げた。今回も光石研(単語登録済)さんはひじょうに残念ながらロケがはいってしまい不参加。みんなでなんとか光石さん参加でやりましょうと話が盛り上がった。光石さんは、大のシャネルズ・ファンで、たまたましばらく前にタワー・レコードでラッツ&スターの通称ブラック・ボックスを見つけ、狂喜乱舞、即買い求め、ロケなどに行くときにアイポッドなどにいれていつも楽しんでいる、という。(光石研さんの音楽遍歴としずおか屋については下記参照)
2008年12月13日(土)
光石研さんとしずおか屋
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081213.html
さて、この日は途中で佐藤善雄(元シャネルズ、前ラッツ&スター、現ゴスペラッツ)さんの誕生日が9月12日ということで2日早くサプライズ・ハッピーバースデイが。
佐藤さんと話してて、先日このブログに掲載したYMN(吉岡・松尾・中田対談)で、佐藤さんのファイル・レコードの話(そこからクール・スプーン、ゴスペラーズ、ライムスター、スチャダラパーなどを輩出したファイル・レコードはすごいという話)を中田さんと松尾さんがしたが、それを読んで大変感激したという。若い中田さんが、そのあたりをちゃんと評価してくれたことで、昨今のインディのレコード/CDの低迷ぶりに若干気持ちが萎えていたところ、これを読んで心の中でガッツポーズをしたそうだ。いい話だ。
2010年08月02日(月)
YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10607154402.html#main
(ちなみに、このYMN原稿、パート3までアップしてありますが、パート4もできております。ただパート5、6くらいまでがまだ文字起こしができてなくて、それができたら、まとめて3パートにわたってお届けする予定です。)
おもしろかったのは鈴木さんの一人息子、一路(かずみち=英語読みはOne Way=外人に紹介するときは、This is One Way Suzuki, nice to meet youとなる…かな(笑))君が、隣に座った佐藤さんと話をしているときに、周囲からラッツの話を聞いて「(シャネルズ、ラッツの頃)顔に泥塗ってたんですか」。「泥じゃないよ、ドウランだよ」(佐藤さん)というまるでコントのようなやりとり。
この日意外だったのは、鈴木啓志さんと話をしていて、鈴木さんがここ20年くらいはジャズのレコードも聴いている、と明らかになったこと。「鈴木さんがジャズ??」 なんでも鈴木さん曰く。「ジャズのビート=4ビートはジャズの遺産だ。これも含めバップ、ハードバップなどもジャズ・ファンクという中で捉えると大変重要だ。特に4ビートは独自のものであり基本。それに対してリスペクトを持って聴かないとダメだ」
「しかし、なんでソウルがちがちの鈴木さんがジャズを?」と尋ねると、おもしろい答えが返ってきた。「いやあ、昔から自分が欲しいレコード、海外から買う場合、たとえば、デルフォニックスとかすごい高いんだけど、ジャズのもの、ロイ・エヤーズとかハービー・ハンコックとかけっこう安いんだよね。だから、もし聴かなくなったら売っちゃえばいいや、と思ってしょうがなく買ってたら、そういう(ジャズ系)のが増えちゃって、聴いてたら、けっこうはまっちゃったんだよ。マイルスなんて全盛期のはほんと、素晴らしいよ。ソウルは高くても、ジャズとゴスペルは安かったんだ(笑)」 これは怪我の功名か。(笑) でも、そんな雑談の中、鈴木さんこんな素晴らしいことを酔いながらも言ってくれた。いや、酔ってたから言ったのかもしれない。
鈴木啓志、本日の名言。「音楽も、知ってるものだけ聴いて終わってたら、つまらない。新しいものをどんどんと聴かないと損する」(なんか、がちがちソウルしか聴かないイメージの鈴木さんが言うところが受ける)
すると、しずおか屋オウナー富田さんが鈴木さんと熱き討論。富田さん。「いや、だから、(鈴木さんに)君は音楽を聴く範囲が狭いんだよ。いろいろ聴かなきゃだめなんだよ。サザン・ソウルはそりゃあ君は詳しいけど、例えば、(ちょうど何かカントリー曲をソウル歌手がカヴァーしているものがかかり)これなんか、元はカントリーなんだよ。それも知ってないと」と酒の勢いで説教気味。鈴木さん富田さんの前では神妙。
そして、僕のブログのことに話が飛ぶと、鈴木さんが「ブログ、書いてお金になるの」と質問。「なりません」と僕が答える間もなく、「そんなこと言ってるからだめなんだ。そういう問題じゃないんだよ」と富田さんヴォルテージ・アップ!(笑)
いやあ、おもしろい。みんなで記念撮影するときに、富田さんにおなかのあたりをつねられ、「吉岡君は運動不足だな」と言われた。酒勢。
深夜12時、しずおか屋閉店近く。主催者白川さんは、翌日は読経が1セッション。「明日は1ステージだから(今日は遅くなっても)大丈夫だよ。多い日は5ステージくらいやるからね」と二次会のセッティングに余念がなかった。白川セッション、もちろん2ステージも5ステージも、観客は総入れ替えです。
■過去の白川会および「しずおか屋」関連記事↓
2009年12月18日(金)
白川会@しずおか屋~ソウル談義の夜は更けて
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091218.html
(前回第3回)
May 25, 2009
レコード地獄に足を一歩踏み入れた新人19歳とどっぷり頭までつかった61歳の邂逅
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090525.html
(第2回)
December 03, 2008
Another Soul Summit At Shizuoka-Ya
【もうひとつのソウル・サミット~鈴木啓志氏パソコン始める】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081203.html
(第1回)
2008年12月13日(土)
光石研さんとしずおか屋
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081213.html
November 04, 2009 02:58:28
しずおか屋35周年パーティー、開かれる
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10380305472.html
January 26, 2006
Excello/Shizuoka Ya @ Shimokitazawa: Soul Oden Restaurant
【しずおか屋~下北沢のソウル・おでん屋】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000795.html
2003/04/03 (Thu)
As the boy, so the man
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030403-1.html
2003/12/19 (Fri)
Synchronicity @ Shizuoka-Ya & Little Soul Cafe
http://www.soulsearchin.com/entertainment/soulbars/diary20031219.html
■EXCELLO しずおか屋 (エクセロ しずおかや)
住所: 東京都世田谷区北沢2-6-6 澤田ビル202
電話: 03-3465-6154
営業時間: 18:00~24:00
定休日: 日曜 (祭日は営業)
行きかた: 下北沢駅南口より徒歩約3分
(現在の場所には2005年4月移転。)
■ CHAPS (チャップス) ソウルバー
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-17-10 第2滝本ビル3F
電話: 03-3424-2545
営業時間: 20:00~5:00くらい(不定休)
開店: 2009年2月17日
ホームページ
http://www3.ocn.ne.jp/~chaps/
ブログ
http://chaps-project.blog.ocn.ne.jp/
ENT>ESSAY>
ENT>EVENT>Shirakawa-kai, Shimokitazawa Soul Summit
SOUL BARS>Excello/Shizuokaya, Chaps
1 ■光石研さん と シャネルズ
光石研さん…その昔、シャネルズのライブで度々お見かけしました。
シャネルズのホームライブハウスだった新宿RUIDOがあるカワノビルの階段下の地べたに座って、
「俺は絶対に有名な俳優になる!!」
と まるでワンピースのルフィが
「海賊王にオレはなる!!」と言うのと 同じ、自信たっぷりな様子で
半ば押し売り状態でシャネルズファンにサインをしていました(‐^▽^‐)
私はサインは頂きませんでしたが、
光石研さんがTVで活躍されるようになって、とても嬉しく思いました(*^▽^*)