2010年09月11日(土) 00時01分00秒 soulsearchinの投稿

◎ラスカルズ初来日ライヴ

テーマ:ライヴ評・レポート
◎ラスカルズ初来日ライヴ

【Rascals First Gig In Tokyo】

初来日。

1960年代にいわゆる「ブルー・アイド・ソウル」のグループとして数々のヒットを放ったラスカルズ。その中心的人物フェリックス・キャヴァリエが率いるラスカルズが初来日、ライヴを行った。

主なヒットが60年代だけあって、さすがに年季の入ったポップス・ファンが集まった感じがしたが、圧倒的に当時をリアル・タイムで聞いた人が少ないせいか、満員とはなっていない。

ドラムス、ギター、ベースにコーラス、そして、キーボードとヴォーカルでキャヴァリエ。コーラスの女性はフェリックスの娘さんだ。

フェリックスの声は予想外によく出ていて、バンドもこれならぜんぜん問題ない。次々出てくるヒット曲は、当時ラスカルズになじんだファンなら涙物。サウンドがオルガンを使うこともあって、60年代っぽい。なんか、昔のモノクロテレビに映る60年代のグループサウンズのようで味がある。あちこちに、今のヒット曲をちょこちょこちりばめるあたりが、サーヴィス精神旺盛のところ。

やはり、「グルーヴィン」「ピープル・ガット・トゥ・ビー・フリー」などは、かなり盛り上がる。

→9月4日(土)まで東京ブルーノートで

■ ベストアルバム

Very Best of
Very Best of
posted with amazlet at 10.09.10
Rascals
Atlantic / Wea (1993-07-20)
売り上げランキング: 6905


■ メンバー

フェリックス・キャヴァリエ(ヴォーカル、キーボード)Felix Cavaliere(vo,key)
アリア・キャヴァリエ(ヴォーカル)Aria Cavaliere(vo)
スティーブン・マンディル(ギター)Stephan Mandile(g)
ジョン・ハワード(ベース)John Howard(b)
チャールズ・タイリー(ドラムス)Charles Tilley(ds)

■ セットリスト

show started 19:02
01. Lonely Too Long
02. In The Midnight Hour (including a riff of “Thank You”, “Billie Jean”)
03. A Beautiful Morning
04. Love Is A Beautiful Thing
05. Groovin’
06. A Girl Like You (including a riff of “My Girl”, “Just My Imagination”)
07. I Ain’t Gonna Eat Out My Heart Anymore
08. Mustang Sally
09. How Can I Be Sure
10. I Can’t Stand It
11. People Got To Be Free (including a riff of “Love Train”)
Enc. Good Lovin’ ~ La Bambada ~ Hang On ~ Whole Lotta Love ~ Purple Haze ~ What’s Going On ~ Good Lovin’
Show ended 20:16

(2010年9月9日木曜、ブルーノート東京=フェリックス・キャヴァリエズ・ラスカルズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE> Felix Cavaliere’s Rascals


コメント

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1 ■12日名古屋ブルーノート

12日は名古屋にいる日だったので、名古屋ブルーノートで行きました。(7日のCotton Clubと迷いましたが・・・(^_^;))
'60年代のRascalsのナンバー中心、改めてヒット曲が多いことも実感!
Ringoとの来日公演では、2曲しか聴けなかったので本当に良かったです。!\(^o^)/
ところで、今回のメンバー、カッコイイ容姿の人ばかりでしたが、これは娘さんの意向もあるのでしょうかね。!?(爆)\(^o^)/

2 ■無題

私は9月11日の2ndと、「え~い!!」とばかりに名古屋ブルーノート、1ndー2ndを観て先程帰って来ました。最終のステージが一番良かったなぁ。余談ですが、私達夫婦が泊まったホテルが彼らと一緒。キャバリエさんは本当に素晴らしく気さくな方でした。いや、夢みたいでしたわ。

3 ■ブルーノート行きました

ブログいつも拝読しております。吉岡さんと同じ初日の1stセットに参りまして、お見かけしたのでお声をおかけしたかったのですが、一面識もない者が厚かましいかと存じ、そっと帰宅致しました。
セットリストですが、“Groovin'”か“A Girl Like You”の時には、ジェイ&ジ・アメリカンズの“Apples, Peaches, Pumpkin Pie”も挟んでいましたね。ネット情報によると“Funky Town”をやった日もあったようで、曲はいろいろ変えているようです。
いつか吉岡さんのような方に、ラスカルズとマイケルの共通点について論じていただきたいなあと思っております。どちらも、平和だとか差別のない社会といったテーマに正面から取り組んで、しかしあまりに理想主義的だったためある時期破綻を迎えてしまう。という点で大変似ているように思います。

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