2010年08月09日(月) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
◎ソロ・ライヴ~オールド・ソウルとニュースクールの交差点
テーマ:ライヴ評・レポート
◎ソロ・ライヴ~オールド・ソウルとニュースクールの交差点
【Solo Live At Billboard: Crossroad At Old School & New Classic Soul】
ソロ。
メンバーが叫ぶ。「are you ready for some soul?(ソウルの準備はいいか?)」オールド・スクールとニュー・クラシック・ソウルの交差点、ソロ。4人グループなのに、グループ名はソロ。そのソロの1996年、1998年以来12年ぶり3度目の来日。1996年の池袋アムラックス・ホールはもちろん見た。よく覚えている。ビルボードの客席は熱いソウル・ファンが多数集結。僕自身、ファースト・アルバムを大変愛聴し、そのライナーノーツを書いたことから特に思いいれも強いグループ。そのときダニエルに電話インタヴューをしたが、もちろん顔をあわせることはなかった。
さて、いきなり、オージェイズのフィリー・ソウル・クラシック「アイ・ラヴ・ミュージック」から始まり、アカペラでのメドレーへ突入。さらにそのアカペラ・サム・クック・メドレーの最後に2作目アルバムからの曲を、急遽追加で歌った。アカペラは、何でもどこでも曲目を自由自在に入れ替えられるからいい。
ジェラルド・リヴァート作の「メイク・ミー・ノウ・イット」(下記5)など、リヴァートばりの熱さ。ヴォーカル・グループ・ファンとしては、こういうシャウト系、暑苦しい系(褒め言葉です。英語で言うなら、hot & grittyあたりかな)が最近いないだけに、実に嬉しい。そして、そこからなだれ込む「A Change Is Gonna Come」。イントロで観客の興奮はマックスに。
途中のインスト曲の間に黒のスーツに着替え、まさにクラシック・ソウル・グループへ変身。いやあ、これだけオールド・ソウル・クラシックを歌ってくれれば、文句はない。「エクストラ」「へヴン」などファーストからの作品群は、時を経てもその魅力は変わらない。途中で観客からリクエストを募ったり、ライヴ自体、けっこう自由に曲を入れ替えできるようだ。
ライヴ後、ちょっとだけ挨拶に。現在、ニュー・アルバムを作っているとのこと。今考えているテーマは、「フィラデルフィア・ソウル」だそうで、テディー・ペンダーグラス、ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ、スタイリスティックス、オージェイズなどのヒットをカヴァーしたい、という。具体的な曲は、と尋ねると、まだそれは言えない、そうだ。ジョン・レジェンドが「ウェイク・アップ・エヴリバディー」をカヴァーした、というと、「あ、そうだった、あれは、もうできないね」と。最初は全曲カヴァー・アルバムを作ろうと考えたそうだが、それもなんなんで、オリジナル曲を2-3曲いれようかということになっている。ただ、まだプリプロダクションの段階で発売は来年あたりか。
プロデューサーは、複数起用する予定。名前を教えてくれたのは、レズ・レモン(マークスメン)、ビル・ブラス・アーヴィン、ボン・キャズ、ハムザ・リーなど。
ファースト・アルバムの古いソウルと新しいソウルのコンビネーションがものすごく気に入っている、と言ったら、「それがソロだ」と言った。
■ 傑作! ファースト・アルバム
■セカンド・アルバム
■メンバー
ユニーク・マック / Eunique Mack(Vocals)
ドーネル・チェーヴァス / Darnell Chavis(Vocals)
ダニエル・ストークス / Danielle Stokes(Vocals)
ロバート・C・アンダーソン / Robert C. Anderson(Bass)
ジェイ・ピー・ディライア / J.P. DeLaire(MD/Keyboards/Saxophone)
ハムザ・リー / Hamza Lee(Keyboards)
マジック・リード / Majik Reed(Keyboards)
マリオ・ドーソン / Mario Dawson(Drums)
■セットリスト
Setlist : Solo, August 7, 2010, At Billboard Live Tokyo
show started 18:06
01. Intro : I Love Music
02. Acapella Medley : Under The Boardwalk – Another Saturday Night – Everybody Loves To Cha Cha Cha – Another Saturday Night – Everybody Loves To Cha Cha Cha – Cupid – Free Stylin All Da Woman
03. Touch Me (Biggie Intro)
04. Nights Like This
05. Make Me Know It
06. A Change Is Gonna Come
07. Band Instrumental (members changing clothes)
08. Love Zone : Love You Down
---. (Introducing band members)
09. In Bed
10. Extra
11. (Last Night I Made Love) Like Never Before
12. I’ll Take You There - Heaven
Enc. Where Do You Want Me To Put It - Let’s Get It On – Where Do You Want Me To Put It
Show ended 19:13
(2010年8月7日土曜、ビルボードライブ東京=ソロ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Solo
2010-
【Solo Live At Billboard: Crossroad At Old School & New Classic Soul】
ソロ。
メンバーが叫ぶ。「are you ready for some soul?(ソウルの準備はいいか?)」オールド・スクールとニュー・クラシック・ソウルの交差点、ソロ。4人グループなのに、グループ名はソロ。そのソロの1996年、1998年以来12年ぶり3度目の来日。1996年の池袋アムラックス・ホールはもちろん見た。よく覚えている。ビルボードの客席は熱いソウル・ファンが多数集結。僕自身、ファースト・アルバムを大変愛聴し、そのライナーノーツを書いたことから特に思いいれも強いグループ。そのときダニエルに電話インタヴューをしたが、もちろん顔をあわせることはなかった。
さて、いきなり、オージェイズのフィリー・ソウル・クラシック「アイ・ラヴ・ミュージック」から始まり、アカペラでのメドレーへ突入。さらにそのアカペラ・サム・クック・メドレーの最後に2作目アルバムからの曲を、急遽追加で歌った。アカペラは、何でもどこでも曲目を自由自在に入れ替えられるからいい。
ジェラルド・リヴァート作の「メイク・ミー・ノウ・イット」(下記5)など、リヴァートばりの熱さ。ヴォーカル・グループ・ファンとしては、こういうシャウト系、暑苦しい系(褒め言葉です。英語で言うなら、hot & grittyあたりかな)が最近いないだけに、実に嬉しい。そして、そこからなだれ込む「A Change Is Gonna Come」。イントロで観客の興奮はマックスに。
途中のインスト曲の間に黒のスーツに着替え、まさにクラシック・ソウル・グループへ変身。いやあ、これだけオールド・ソウル・クラシックを歌ってくれれば、文句はない。「エクストラ」「へヴン」などファーストからの作品群は、時を経てもその魅力は変わらない。途中で観客からリクエストを募ったり、ライヴ自体、けっこう自由に曲を入れ替えできるようだ。
ライヴ後、ちょっとだけ挨拶に。現在、ニュー・アルバムを作っているとのこと。今考えているテーマは、「フィラデルフィア・ソウル」だそうで、テディー・ペンダーグラス、ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ、スタイリスティックス、オージェイズなどのヒットをカヴァーしたい、という。具体的な曲は、と尋ねると、まだそれは言えない、そうだ。ジョン・レジェンドが「ウェイク・アップ・エヴリバディー」をカヴァーした、というと、「あ、そうだった、あれは、もうできないね」と。最初は全曲カヴァー・アルバムを作ろうと考えたそうだが、それもなんなんで、オリジナル曲を2-3曲いれようかということになっている。ただ、まだプリプロダクションの段階で発売は来年あたりか。
プロデューサーは、複数起用する予定。名前を教えてくれたのは、レズ・レモン(マークスメン)、ビル・ブラス・アーヴィン、ボン・キャズ、ハムザ・リーなど。
ファースト・アルバムの古いソウルと新しいソウルのコンビネーションがものすごく気に入っている、と言ったら、「それがソロだ」と言った。
■ 傑作! ファースト・アルバム
■セカンド・アルバム
4 Bruthas & A Bass
posted with amazlet at 10.08.08
Solo
Perspective Records (1998-09-22)
売り上げランキング: 12092
Perspective Records (1998-09-22)
売り上げランキング: 12092
■メンバー
ユニーク・マック / Eunique Mack(Vocals)
ドーネル・チェーヴァス / Darnell Chavis(Vocals)
ダニエル・ストークス / Danielle Stokes(Vocals)
ロバート・C・アンダーソン / Robert C. Anderson(Bass)
ジェイ・ピー・ディライア / J.P. DeLaire(MD/Keyboards/Saxophone)
ハムザ・リー / Hamza Lee(Keyboards)
マジック・リード / Majik Reed(Keyboards)
マリオ・ドーソン / Mario Dawson(Drums)
■セットリスト
Setlist : Solo, August 7, 2010, At Billboard Live Tokyo
show started 18:06
01. Intro : I Love Music
02. Acapella Medley : Under The Boardwalk – Another Saturday Night – Everybody Loves To Cha Cha Cha – Another Saturday Night – Everybody Loves To Cha Cha Cha – Cupid – Free Stylin All Da Woman
03. Touch Me (Biggie Intro)
04. Nights Like This
05. Make Me Know It
06. A Change Is Gonna Come
07. Band Instrumental (members changing clothes)
08. Love Zone : Love You Down
---. (Introducing band members)
09. In Bed
10. Extra
11. (Last Night I Made Love) Like Never Before
12. I’ll Take You There - Heaven
Enc. Where Do You Want Me To Put It - Let’s Get It On – Where Do You Want Me To Put It
Show ended 19:13
(2010年8月7日土曜、ビルボードライブ東京=ソロ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Solo
2010-