2010年08月07日(土) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
◎日帰りニューオーリンズの旅~ワイルド・マグノリアス・ライヴ
テーマ:ライヴ評・レポート
◎日帰りニューオーリンズの旅~ワイルド・マグノリアス・ライヴ
【One Day Trip To New Orleans: Wild Magnolias Live】
日帰り。
超久しぶり、ニューオーリンズのワイルド・マグノリアスのライヴ。僕が前回見たのが2004年10月なので、もう6年も前か。もう少し近かったような気がしたが。
ドラム、ギター、ベース、キーボード、パーカッションという5人編成バンドにヴォーカル3人、MC1人という布陣。ギターがわれらが山岸潤史、そして、キーボードに日本人女性鍵盤奏者ケイコ・コマキ。バンドメンバーは、ギイチ・ノーウッド・ジョンソンと山岸、ビッグ・チーフ・アルらを除いては、ほとんど新しいメンバーだという。大きなポイントは、メインのボー・ドリスがいないこと。前回来ていたボー・ドリス・ジュニアもいない。
2曲インストゥルメンタルを演奏してから、おもむろにビッグなスーツ(というより日本語では、着ぐるみ!)を着用して登場した3人のインディアン。ものすごいインパクトだ。それにしても、何度見てもこの大きな羽の衣装はすごい。青、黄緑、紫(濃い青)のインディアン衣装。そして、司会者役がネックレスやら、タンバリンなどを観客席に気前よく勢いよく放り投げる。祭りだ、パーティーだ、マルディグラだ。
それにしても、山岸の口をあけながら、ギターをプレイする姿にはしびれる。まさにニューオーリンズのライヴ・パーティー・バンド、面目躍如。細かいことは言わずに、踊って楽しませるバンドだ。
しかし、なぜかこの日は全体的に観客のノリが比較的静かな感じだった。2曲目のベースソロが長すぎたせいか?(笑) ボー・ドリスがいないからか。それともバンドのせいか。しかし、繰り返されるセカンド・ラインのリズムに、徐々に雰囲気にのまれていく。MCは、ライヴが終わるときに言った。「じゃあ、みんなマルディグラで会おう」 MCによると、彼らは毎年マルディグラの時期に、このスーツ(インディアン衣装)を新調するという。さかんに「マルディグラに来い」と叫ぶ。
あの衣装、楽しいニューオーリンズのリズム。客席からも漏れてくる小さなタンバリンの音、一瞬、ニューオーリンズに日帰り旅行に行ったような錯覚を起こさせてくれた。
(この写真はライブ後のため、舞台衣装よりかなり地味です。)
彼らもまた事前のセットリストがない。そこで下記セットリストは、ライヴ後、山岸に聞いて作った。汗だくの山岸は、「もう何やったかなんて覚えとらへん(笑)」と上機嫌だったが、僕のメモを見ながら「ああ、これはあれ、これは~」と親切に教えてくれた。彼は帰国便を変更したかったが、夏休みでいっぱいのせいか、ビジネスしかあいておらず、追加で2000ドルかかると言われあきらめていた。そして、「これから(赤坂)ミラクルに繰り出す」と元気いっぱいだった。来週あたりから、今度は別のニューオーリンズのバンドでパリに飛ぶと言っていた。
■ ワイルド・マグノリアス・ファースト
■『ライフ・イズ・カーニヴァル』(1999年作品)
■前回ライヴ評
2004/10/16 (Sat)
Life Is Carnival, Their Live Is Addictive: Wild Magnolias Live
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200410/diary20041016.html
■ メンバー
ノーウッド・ギイチ・ジョンソン / Norwood “Geechie” Johnson(Lead Vocals / Percussions)
ジュン・ヤマギシ / June Yamagishi(Guitar)
ベニー・タナー / Benny Turner(Bass)
ケイコ・コマキ / Keiko Komaki(Piano/Keyboards)
ジェフリー・アレキサンダー / Jeffrey Alexander(Drums)
ガイ・ア・ゲインズ / Guy A Gaines(Percussions)
ビッグ・チーフ・アル / Big Chief Al(Mardi Gras Indian Dancer/Vocals)
フラッグボーイ・スキーター / Flagboy Skeeter(Mardi Gras Indian Dancer/Vocals)
スパイボーイ・アレン / Spyboy Allen(Mardi Gras Indian Dancer/Vocals)
■セットリスト ワイルド・マグノリアス ビルボードライブ東京
Setlist : Wild Magnolias, August 5, 2010
Show started 21:33
01. Hideaway (Instrumental)
02. I’m Torn Down (Instrumental + Vocal by bass)
03. Iko Iko
04. Lil Liza Jane
05. Two-Way-Pak-E-Way
06. Party
07. Big Chief
08. New Suits
09. Smoke My Peace Pipe (Smoke It Right)
10. Wild Magnolias
11. Hey, Not Baby
Enc. Injuns, Here We Come
Show ended 23:13
(2010年8月5日木曜、ビルボードライブ東京=ワイルド・マグノリアス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Wild Magnolias
【One Day Trip To New Orleans: Wild Magnolias Live】
日帰り。
超久しぶり、ニューオーリンズのワイルド・マグノリアスのライヴ。僕が前回見たのが2004年10月なので、もう6年も前か。もう少し近かったような気がしたが。
ドラム、ギター、ベース、キーボード、パーカッションという5人編成バンドにヴォーカル3人、MC1人という布陣。ギターがわれらが山岸潤史、そして、キーボードに日本人女性鍵盤奏者ケイコ・コマキ。バンドメンバーは、ギイチ・ノーウッド・ジョンソンと山岸、ビッグ・チーフ・アルらを除いては、ほとんど新しいメンバーだという。大きなポイントは、メインのボー・ドリスがいないこと。前回来ていたボー・ドリス・ジュニアもいない。
2曲インストゥルメンタルを演奏してから、おもむろにビッグなスーツ(というより日本語では、着ぐるみ!)を着用して登場した3人のインディアン。ものすごいインパクトだ。それにしても、何度見てもこの大きな羽の衣装はすごい。青、黄緑、紫(濃い青)のインディアン衣装。そして、司会者役がネックレスやら、タンバリンなどを観客席に気前よく勢いよく放り投げる。祭りだ、パーティーだ、マルディグラだ。
それにしても、山岸の口をあけながら、ギターをプレイする姿にはしびれる。まさにニューオーリンズのライヴ・パーティー・バンド、面目躍如。細かいことは言わずに、踊って楽しませるバンドだ。
しかし、なぜかこの日は全体的に観客のノリが比較的静かな感じだった。2曲目のベースソロが長すぎたせいか?(笑) ボー・ドリスがいないからか。それともバンドのせいか。しかし、繰り返されるセカンド・ラインのリズムに、徐々に雰囲気にのまれていく。MCは、ライヴが終わるときに言った。「じゃあ、みんなマルディグラで会おう」 MCによると、彼らは毎年マルディグラの時期に、このスーツ(インディアン衣装)を新調するという。さかんに「マルディグラに来い」と叫ぶ。
あの衣装、楽しいニューオーリンズのリズム。客席からも漏れてくる小さなタンバリンの音、一瞬、ニューオーリンズに日帰り旅行に行ったような錯覚を起こさせてくれた。
(この写真はライブ後のため、舞台衣装よりかなり地味です。)
彼らもまた事前のセットリストがない。そこで下記セットリストは、ライヴ後、山岸に聞いて作った。汗だくの山岸は、「もう何やったかなんて覚えとらへん(笑)」と上機嫌だったが、僕のメモを見ながら「ああ、これはあれ、これは~」と親切に教えてくれた。彼は帰国便を変更したかったが、夏休みでいっぱいのせいか、ビジネスしかあいておらず、追加で2000ドルかかると言われあきらめていた。そして、「これから(赤坂)ミラクルに繰り出す」と元気いっぱいだった。来週あたりから、今度は別のニューオーリンズのバンドでパリに飛ぶと言っていた。
■ ワイルド・マグノリアス・ファースト
ワイルド・マグノリアス・ファースト
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ワイルド・マグノリアス
ポリドール (1994-04-30)
売り上げランキング: 73982
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売り上げランキング: 73982
■『ライフ・イズ・カーニヴァル』(1999年作品)
Life Is a Carnival
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Wild Magnolias
Blue Note Records (1999-03-09)
売り上げランキング: 57862
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売り上げランキング: 57862
■前回ライヴ評
2004/10/16 (Sat)
Life Is Carnival, Their Live Is Addictive: Wild Magnolias Live
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200410/diary20041016.html
■ メンバー
ノーウッド・ギイチ・ジョンソン / Norwood “Geechie” Johnson(Lead Vocals / Percussions)
ジュン・ヤマギシ / June Yamagishi(Guitar)
ベニー・タナー / Benny Turner(Bass)
ケイコ・コマキ / Keiko Komaki(Piano/Keyboards)
ジェフリー・アレキサンダー / Jeffrey Alexander(Drums)
ガイ・ア・ゲインズ / Guy A Gaines(Percussions)
ビッグ・チーフ・アル / Big Chief Al(Mardi Gras Indian Dancer/Vocals)
フラッグボーイ・スキーター / Flagboy Skeeter(Mardi Gras Indian Dancer/Vocals)
スパイボーイ・アレン / Spyboy Allen(Mardi Gras Indian Dancer/Vocals)
■セットリスト ワイルド・マグノリアス ビルボードライブ東京
Setlist : Wild Magnolias, August 5, 2010
Show started 21:33
01. Hideaway (Instrumental)
02. I’m Torn Down (Instrumental + Vocal by bass)
03. Iko Iko
04. Lil Liza Jane
05. Two-Way-Pak-E-Way
06. Party
07. Big Chief
08. New Suits
09. Smoke My Peace Pipe (Smoke It Right)
10. Wild Magnolias
11. Hey, Not Baby
Enc. Injuns, Here We Come
Show ended 23:13
(2010年8月5日木曜、ビルボードライブ東京=ワイルド・マグノリアス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Wild Magnolias