2010年06月04日(金) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
△MJスピリット(パート2): マイケル・ジャクソンのスピリットとソウルが舞い降りたMJスピリッ
テーマ:ライヴ評・レポート
△MJスピリット(パート2): マイケル・ジャクソンのスピリットとソウルが舞い降りたMJスピリット
【MJ-Spirit Part 2: 5 Most Impressive Scene In This Is It Tour】
ベスト5。
2010年5月22日(土)、渋谷アックスで行われたマイケル・ジャクソンを愛をもって真剣にリサーチし、そのスピリットを伝えるユニット、MJスピリットのライヴ評。そのパート2。
まるで、『ディス・イズ・イット』を見ているかのようなライヴ、僕が感動したポイントベスト5を。
(次点 「ダーティー・ダイアナ」のオリアンティーとスラッシュ)
5位 冒頭。映像とマイケルのロボットのようなキラキラの衣装で登場したシーン。
4位 「スリラー」のクモと帆
3位 「スムース・クリミナル」のゼロ・グラヴィティー
2位 「ビリー・ジーン」のパフォーマンスと電飾
1位 最後のMJエアで、ショーが終わるところ。
しかし、よくここまでやってくれた。やはり、各曲の小道具、いや、大道具がいちいち楽しい。たぶん、本物のオーツー・アリーナだと、ステージがもっと大きいので、スクリーンや、クモなど、もっと大きいのだろう。だが、こうしてその場で音楽とともに、こういう感じになると見せられると感動もひとしおだ。
ショーの始まりと終わりは、エンタテイナーがもっとも頭とお金をかけるところ。どうやって観客を驚かすか、どうやって最高の余韻を残すか、マイケルは常にそれを考え続けていた。その答えが今回の冒頭のシーンであり、エンディングだ。
オリアンティーがでてくるところは、みなおもしろかったが、「スリラー」では、まさかクモが出てくるとは思わなかったので、驚いた。すべて自作とのこと。
「ゼロ・グラヴィティー」は、前回まで6人だったのが、今回は7人になっている。人数が多ければ、やはりインパクトは強い。腹筋というより、背筋がかなりいるようで、実際にやってみた彼らからすると、マイケルのあの前への倒れ方ははんぱでない、ものすごい背筋力だそうだ。僕は2階で見ていたので、「スムース・クリミナル」が始まるときに「ゼロ・グラヴィティー」の仕掛けがステージに置かれているのが見えたが、それが見えただけで興奮した。パブロフの犬状態だ。(笑)
「ビリー・ジーン」の電飾は、何度も試行錯誤を繰り返し、できたそうだ。あるタイミングでブルーツリーがスイッチをオンにすると、あとは事前にプログラミングしておいた順番で、色が交互に変わっていく仕組み。実に綺麗だった。しかも、リハーサルのときなど、体内に張り巡らす電線が細いために、ちょっと動くだけで断線してしまうという。リハでもうまくいかず、予定通りぴったり決まったのは、あの本番1回だけだったそうだ。だから、これがうまくいったときは、スタッフも号泣したという。
このあたりまでショーが進んでくると、最後のMJエアはどうするのだろうという思いが頭の中をかけめぐる。なんと言っても、実際の最後のシーンは誰も見ていないに等しいのだから。また、会場アックスのスクリーンは、さすがに扉は開かないだろうし。どうやってマイケルを飛行機に乗せるのか。などと考えていたら、やってくれました。マイケルが乗りこむところは、じつにうまく映像が作られていたのだ。映像は全部作ったそうだ。そして、最後、その飛行機(MJエア)が飛び立っていくところは、感動した。
それにしても、素材となった資料は、映画『ディス・イズ・イット』とそのボーナス映像だけ。そこから、よくあれだけのものをイマジネーションを駆使して作った。衣装もほかに依頼していたが届かなかったものが何点かあったそうで、こんごのパフォーマンスで使うことにするそうだ。
それぞれの曲に小道具、映像などがあるから、曲ごとにミニ・ミュージカル、ショートフィルムそのものになっているようなもの。それにしても、こんなアイデアどこで思いつくのかといったものが矢継ぎ早にでてくるから、飽きない。
今回の規模はそれまでのものと比べて充実した内容になっているが、スタッフはみなヴォランティア的に参加している。マイケル役のブルーツリーは、ここで使う衣装代をほとんど自腹でつぎこんでいるそうだ。いわばマイケルへの究極の愛がこのステージに注ぎ込まれているのかもしれない。
■MJスピリット再公演決定 (なお、AXのような規模のライヴにはなりません)
MJ-spirit MJ memorial show In Morph Tokyo
2010年6月25日(金)開場19:00開演20:00前売り¥3400(ドリンク代600円別) 6月5日(土)14:00発売開始 チケットのお求めはmorph tokyo 03-5414-2684
■過去関連記事
2010年05月23日(日)
マイケル・ジャクソンのスピリットとソウルが舞い降りたMJスピリット (パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100523.html
2009年10月07日(水)
マイケルのDNAを受け継いで~MJ-スピリット@モーフ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091007.html
2008年11月30日(日)
マイケル・ジャクソン「バッド・ツアー」再現
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081130.html/
March 22, 2008
マイケル・ジャクソン降臨す
http://ameblo.jpsoulsearchin/day-20080322.html
(バッド・ツアーのショート・ヴァージョン)
MJ-スピリット・オフィシャル・ホームページ
http://mj-spirit.com/index2.html
ENT>MUSIC>LIVE>MJ-Spirit
【MJ-Spirit Part 2: 5 Most Impressive Scene In This Is It Tour】
ベスト5。
2010年5月22日(土)、渋谷アックスで行われたマイケル・ジャクソンを愛をもって真剣にリサーチし、そのスピリットを伝えるユニット、MJスピリットのライヴ評。そのパート2。
まるで、『ディス・イズ・イット』を見ているかのようなライヴ、僕が感動したポイントベスト5を。
(次点 「ダーティー・ダイアナ」のオリアンティーとスラッシュ)
5位 冒頭。映像とマイケルのロボットのようなキラキラの衣装で登場したシーン。
4位 「スリラー」のクモと帆
3位 「スムース・クリミナル」のゼロ・グラヴィティー
2位 「ビリー・ジーン」のパフォーマンスと電飾
1位 最後のMJエアで、ショーが終わるところ。
しかし、よくここまでやってくれた。やはり、各曲の小道具、いや、大道具がいちいち楽しい。たぶん、本物のオーツー・アリーナだと、ステージがもっと大きいので、スクリーンや、クモなど、もっと大きいのだろう。だが、こうしてその場で音楽とともに、こういう感じになると見せられると感動もひとしおだ。
ショーの始まりと終わりは、エンタテイナーがもっとも頭とお金をかけるところ。どうやって観客を驚かすか、どうやって最高の余韻を残すか、マイケルは常にそれを考え続けていた。その答えが今回の冒頭のシーンであり、エンディングだ。
オリアンティーがでてくるところは、みなおもしろかったが、「スリラー」では、まさかクモが出てくるとは思わなかったので、驚いた。すべて自作とのこと。
「ゼロ・グラヴィティー」は、前回まで6人だったのが、今回は7人になっている。人数が多ければ、やはりインパクトは強い。腹筋というより、背筋がかなりいるようで、実際にやってみた彼らからすると、マイケルのあの前への倒れ方ははんぱでない、ものすごい背筋力だそうだ。僕は2階で見ていたので、「スムース・クリミナル」が始まるときに「ゼロ・グラヴィティー」の仕掛けがステージに置かれているのが見えたが、それが見えただけで興奮した。パブロフの犬状態だ。(笑)
「ビリー・ジーン」の電飾は、何度も試行錯誤を繰り返し、できたそうだ。あるタイミングでブルーツリーがスイッチをオンにすると、あとは事前にプログラミングしておいた順番で、色が交互に変わっていく仕組み。実に綺麗だった。しかも、リハーサルのときなど、体内に張り巡らす電線が細いために、ちょっと動くだけで断線してしまうという。リハでもうまくいかず、予定通りぴったり決まったのは、あの本番1回だけだったそうだ。だから、これがうまくいったときは、スタッフも号泣したという。
このあたりまでショーが進んでくると、最後のMJエアはどうするのだろうという思いが頭の中をかけめぐる。なんと言っても、実際の最後のシーンは誰も見ていないに等しいのだから。また、会場アックスのスクリーンは、さすがに扉は開かないだろうし。どうやってマイケルを飛行機に乗せるのか。などと考えていたら、やってくれました。マイケルが乗りこむところは、じつにうまく映像が作られていたのだ。映像は全部作ったそうだ。そして、最後、その飛行機(MJエア)が飛び立っていくところは、感動した。
それにしても、素材となった資料は、映画『ディス・イズ・イット』とそのボーナス映像だけ。そこから、よくあれだけのものをイマジネーションを駆使して作った。衣装もほかに依頼していたが届かなかったものが何点かあったそうで、こんごのパフォーマンスで使うことにするそうだ。
それぞれの曲に小道具、映像などがあるから、曲ごとにミニ・ミュージカル、ショートフィルムそのものになっているようなもの。それにしても、こんなアイデアどこで思いつくのかといったものが矢継ぎ早にでてくるから、飽きない。
今回の規模はそれまでのものと比べて充実した内容になっているが、スタッフはみなヴォランティア的に参加している。マイケル役のブルーツリーは、ここで使う衣装代をほとんど自腹でつぎこんでいるそうだ。いわばマイケルへの究極の愛がこのステージに注ぎ込まれているのかもしれない。
■MJスピリット再公演決定 (なお、AXのような規模のライヴにはなりません)
MJ-spirit MJ memorial show In Morph Tokyo
2010年6月25日(金)開場19:00開演20:00前売り¥3400(ドリンク代600円別) 6月5日(土)14:00発売開始 チケットのお求めはmorph tokyo 03-5414-2684
■過去関連記事
2010年05月23日(日)
マイケル・ジャクソンのスピリットとソウルが舞い降りたMJスピリット (パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100523.html
2009年10月07日(水)
マイケルのDNAを受け継いで~MJ-スピリット@モーフ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091007.html
2008年11月30日(日)
マイケル・ジャクソン「バッド・ツアー」再現
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081130.html/
March 22, 2008
マイケル・ジャクソン降臨す
http://ameblo.jpsoulsearchin/day-20080322.html
(バッド・ツアーのショート・ヴァージョン)
MJ-スピリット・オフィシャル・ホームページ
http://mj-spirit.com/index2.html
ENT>MUSIC>LIVE>MJ-Spirit
1 ■はじめてコメントします
AXは本当に心に残りました。
ブログを拝見していると、鮮やかに
当日がよみがえります。
いつか、吉岡様著で、bluetree物語とかって、
bluetree氏の本など出版されないでしょうか。(^O^)