2010年04月07日(水) 00時01分00秒
soulsearchinの投稿
▲クリスティーナ・トレイン~キャロリン・フランクリンを歌う
テーマ:ブログ
◆クリスティーナ・トレイン~キャロリン・フランクリンを歌う
【Kristina Train Sings Carolyn Franklin Song】
カヴァー。
ブルーノート・レーベルが、「次のノラ・ジョーンズ」という打ち出しで、売出し中の新人シンガー、そのショーケース的な初来日ライヴ。
デビュー・アルバムのタイトルは、『Spilt Milk』(スピルトゥ・ミルク=こぼれたミルク)。2009年2月、これをレコーディングしているとき、それまで録音していたデータがすべて飛んでしまった。衝撃を受け、落ちこんだクリスティーナらだったが、「Don't cry over spilt milk(こぼれたミルクに泣くな=覆水盆に返らず)」と心機一転、すべてを取り直した、という。そこで生まれた曲がこの「スピルトゥ・ミルク」。ま、それがタイトル曲になってアルバムで一番キャッチーな作品になったのだから、「瓢箪(ひょうたん)からこま」か? (いや、なんか、もっといい格言がありそう)
さて、アルバムも何度も聴き、「山野ミュージック・ジャム」でも紹介したが、やはり、声が、そして、雰囲気がノラに酷似しているので、ノラ・フォロワーとしてみてしまう。正直なところ、これがプラスなのか、マイナスなのか、なんとも判断のしようがない。
ステージセンターに立ち、左側にピアノ、右側にギター、少し奥にバックコーラスという4人編成。ニューヨークのコーヒーハウスあたりでやっていそうな雰囲気のライヴだ。全体的には、フォーク・シンガーという面持ち。ノラの声は透明感があるが、クリスティーはハスキー・ヴォイス。ちょっと主婦のような二の腕が印象的な、清楚系にして、きりっとし、育ちも良そうなお嬢様的雰囲気。よく言えば、江角まきこ風か。
ソウル・サーチャー的に、一番ささったのが、下記セットリストで8の「イフ・ユー・ウォント・ミー」。なんと、アリサ・フランクリンの妹キャロリン・フランクリンの作品のカヴァー。クリスティーナは、「これは、アルバム『シスター・ソウル』にはいっていた曲」と紹介していた。調べてみると、この曲は1973年にRCAからシングルのB面として出ていて、当時のアルバムには収録されていなかった。その後2000年代に入ってイギリスでRCA音源がシングル盤も含めて一枚のCDに編纂され、それが『シスター・ソウル』と題され、そこに収録されていた。だが、彼女のデビューCDには、入ってない。なぜだ…。(泣)次作には日本盤ボーナストラックでもいいので入れて欲しい。
■ クリスティーナ・トレイン デビュー作 (日本盤)(しかし、その「イフ・ユー・ウォント・ミー」は、このアルバムに入っていない…)
■ Spilt Milk (同アルバムの輸入盤)
■メンバー
クリスティーナ・トレイン(ヴォーカル)Kristina Train(vo)
キース・コットン(ピアノ)Keith Cotton(p)
メリサ・モーガン(ヴォーカル)Melisa Morgan(vo)
サド・デブロック(ギター、バック・ヴォーカル)Thad DeBrock(g,back vo)
■セットリスト クリスティーナ・トレイン ブルーノート東京 2010年4月1日(木)
Setlist Kristina Train @ Blue Note Tokyo, April 1st, 2010
show started 19:02
01. Call In The Maker
02. You're StillGoing To Lose
03. No Man's Land
04. What Is That Make Me
05. I Can't But Help
06. Don't Remember
07. Don't Beg For Love
08. If You Want Me [Carolyn Franklin]
09. The Other Side
10. Spilt Milk
11. Hard Road To Travel
12. Far From The Country
Enc. Angels Can Do
Enc. Waltzing Back
show ended 20:15
(2010年4月1日木曜、ブルーノート東京=クリスティーナ・トレイン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Train, Kristina
2010-52
【Kristina Train Sings Carolyn Franklin Song】
カヴァー。
ブルーノート・レーベルが、「次のノラ・ジョーンズ」という打ち出しで、売出し中の新人シンガー、そのショーケース的な初来日ライヴ。
デビュー・アルバムのタイトルは、『Spilt Milk』(スピルトゥ・ミルク=こぼれたミルク)。2009年2月、これをレコーディングしているとき、それまで録音していたデータがすべて飛んでしまった。衝撃を受け、落ちこんだクリスティーナらだったが、「Don't cry over spilt milk(こぼれたミルクに泣くな=覆水盆に返らず)」と心機一転、すべてを取り直した、という。そこで生まれた曲がこの「スピルトゥ・ミルク」。ま、それがタイトル曲になってアルバムで一番キャッチーな作品になったのだから、「瓢箪(ひょうたん)からこま」か? (いや、なんか、もっといい格言がありそう)
さて、アルバムも何度も聴き、「山野ミュージック・ジャム」でも紹介したが、やはり、声が、そして、雰囲気がノラに酷似しているので、ノラ・フォロワーとしてみてしまう。正直なところ、これがプラスなのか、マイナスなのか、なんとも判断のしようがない。
ステージセンターに立ち、左側にピアノ、右側にギター、少し奥にバックコーラスという4人編成。ニューヨークのコーヒーハウスあたりでやっていそうな雰囲気のライヴだ。全体的には、フォーク・シンガーという面持ち。ノラの声は透明感があるが、クリスティーはハスキー・ヴォイス。ちょっと主婦のような二の腕が印象的な、清楚系にして、きりっとし、育ちも良そうなお嬢様的雰囲気。よく言えば、江角まきこ風か。
ソウル・サーチャー的に、一番ささったのが、下記セットリストで8の「イフ・ユー・ウォント・ミー」。なんと、アリサ・フランクリンの妹キャロリン・フランクリンの作品のカヴァー。クリスティーナは、「これは、アルバム『シスター・ソウル』にはいっていた曲」と紹介していた。調べてみると、この曲は1973年にRCAからシングルのB面として出ていて、当時のアルバムには収録されていなかった。その後2000年代に入ってイギリスでRCA音源がシングル盤も含めて一枚のCDに編纂され、それが『シスター・ソウル』と題され、そこに収録されていた。だが、彼女のデビューCDには、入ってない。なぜだ…。(泣)次作には日本盤ボーナストラックでもいいので入れて欲しい。
■ クリスティーナ・トレイン デビュー作 (日本盤)(しかし、その「イフ・ユー・ウォント・ミー」は、このアルバムに入っていない…)
クリスティーナ・トレイン
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クリスティーナ・トレイン
EMIミュージックジャパン (2010-02-17)
売り上げランキング: 14293
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売り上げランキング: 14293
■ Spilt Milk (同アルバムの輸入盤)
Spilt Milk
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Kristina Train
Blue Note (2009-09-18)
売り上げランキング: 3432
Blue Note (2009-09-18)
売り上げランキング: 3432
■メンバー
クリスティーナ・トレイン(ヴォーカル)Kristina Train(vo)
キース・コットン(ピアノ)Keith Cotton(p)
メリサ・モーガン(ヴォーカル)Melisa Morgan(vo)
サド・デブロック(ギター、バック・ヴォーカル)Thad DeBrock(g,back vo)
■セットリスト クリスティーナ・トレイン ブルーノート東京 2010年4月1日(木)
Setlist Kristina Train @ Blue Note Tokyo, April 1st, 2010
show started 19:02
01. Call In The Maker
02. You're StillGoing To Lose
03. No Man's Land
04. What Is That Make Me
05. I Can't But Help
06. Don't Remember
07. Don't Beg For Love
08. If You Want Me [Carolyn Franklin]
09. The Other Side
10. Spilt Milk
11. Hard Road To Travel
12. Far From The Country
Enc. Angels Can Do
Enc. Waltzing Back
show ended 20:15
(2010年4月1日木曜、ブルーノート東京=クリスティーナ・トレイン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Train, Kristina
2010-52