2010年03月23日(火) 01時35分57秒
soulsearchinの投稿
⊿ロイ・エヤーズ&フィリップ・ウー・ライヴ・アット・モーションブルー
テーマ:ライヴ評・レポート
⊿ロイ・エヤーズ&フィリップ・ウー・ライヴ・アット・モーションブルー
【Roy Ayers & Philip Woo: Live At Motion Blue】
32年。
初めて出会ってから32年を経て、再び異国の地で同じステージに立つ2人のミュージシャン、ロイ・エヤーズとフィリップ・ウー。すでに何度も日本でも同じステージに立っているロイとフィリップのジャパン・ツアー。今回は、基本的には普段のフィリップ・バンドにロイとヴォーカルのジョン・プレスリーが客演する形で、名古屋、コットン、モーション、代官山ユニット、札幌などでのライヴ・ツアーを敢行。
これまでのロイとフィリップの関係については、過去関連記事を読んでいただくとして、僕は、火曜日コットンに行く予定だったが、風邪をひいたために、急遽日曜のモーションへ。
モーションの観客は、比較的静かだったように感じたが、フィリップやベースのクリフなどのパフォーマンスは、ロイがいると、俄然輝きを増す。まあ、ミュージシャンたちのケミストリー(化学反応)のいい例だ。コットンやユニットは観客とかなり一体になって、熱狂的に盛り上がったそうだ。やはり、ロイとなると、クラブ系の若い観客多し。また、この日はケイリブ・ジェームス、ゲイリー・アドキンス、デイヴィッド・キングらのヨコハマ・ソウル・ブラザースがそれぞれ別個に来ていた。ヴォーカルで入ったティファニーは、一時期日本に住んでいて、今はアメリカに戻っていたシンガー。たまたま一週間ほど日本に来ていて、飛び入りで入った。
各曲にフィリップが解説をしながら楽曲をプレイ。たとえば、「ロイの音楽は、ハウス・ミュージックや後のアシッド・ジャズに大きな影響を与えた。そんな元になった一曲をプレイします」と言って、「キャント・ユー・シー・ミー」を演奏。そして、本編最後の「エヴリバディー・ラヴズ・サンシャイン」では、ロイの友人、トクがトランペットを持って登場。堂々のパフォーマンス。まるでメンバーのようだ。
ロイは、本当に若いミュージシャンと交流するのが好きだ。どんなミュージシャンにも扉は開き、ステージに上らせるチャンスを与える。かつて、フィリップもそうしてミュージシャンとしての第一歩を踏み出した。このあたりのミュージシャンシップには本当に脱帽である。すばらしい。
ロイは1940年9月10日生まれ。現在69歳。とても、そんな年には見えない。
(左からジェイ・スティックス、ゲイリー・アドキンス、ティファニー・マーティン)
まるでニューヨークみたい。=Yokohama Soul Brothers
■ ロイ・エヤーズ 『エヴリバディー・ラヴズ・サンシャイン』
■ Roy Ayers : A Tear To A Smile (この日プレイした曲)
■ ロイ・エヤーズ過去関連記事
2009年05月21日(木)
ロイ・エヤーズ(エアーズ)、渋谷の若者を熱狂させる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090521.html
(前回ライヴ評)
July 09, 2008
“Funkin’ Party For Blue Note”(Part 1) : Superstars Of Jazz Fusion Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/002601.html
(前々回来日時、ライヴ評)
October 25, 2007
Roy Ayers & Bilal Live At Billboard
http://blog.soulsearchin.com/archives/002104.html
(ロイ・エヤーズ前前々回来日ライヴ評)過去記事一覧も。
October 08, 2006
Philip Woo Will Be At Cotton Club With Roy Ayers: Reunion First In 28 Years : Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/001312.html
フィリップ・ウーはロイ・エヤーズのバックを務めたところから、音楽業界に足を踏み入れた。フィリップとロイの関係。
November 06, 2006
Philip Woo And Roy Ayers Live: After 28 Years...
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_06.html
November 07, 2006
Keyboard Wizard Meets Vibraphone Master: Philip & Roy
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_07.html
フィリップとロイのパフォーマンス。
2004/03/11 (Thu)
Roy Ayers Live At Blue Note: Music Is My Lady, My Mistress
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040311.html
2003/08/21 (Thu)
Roy Ayers Live At Motion Blue: Music Makes Him Young
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20030821.html
■Members:
Roy Ayers (Vibe, Vocal)
Philip Woo (Keyboards)
Cliff Archer (Bass)
Jay Stixx (Drums)
Hank Nishiyama (Guitar)
John Pressley (Vocal, Percussion)
Tiffany Martin (Vocal)
Miyazaki Takahiro (Sax)
Ichihara Hikari (Trumpet)
Toku (Trumpet) Special Guest
■ セットリスト Roy Ayers & Philip Woo Band, March 21, 2010
Setlist
show started 20:31
01. Fikisha
02. Red, Black & Green
03. The Third Eye
04. We Live In Brooklyn (Yokohama)
05. A Tear To A Smile
06. Can't You See Me
07. Searchin'
08. Everybody Loves Sunshine
Enc. Love Will Bring Us Back Together (+Toku)
show ended 21:59
(2010年3月21日日曜、横浜モーション・ブルー=ロイ・エヤーズ&フィリップ・ウー・バンド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Ayers, Roy & Woo, Philip
2010-41
【Roy Ayers & Philip Woo: Live At Motion Blue】
32年。
初めて出会ってから32年を経て、再び異国の地で同じステージに立つ2人のミュージシャン、ロイ・エヤーズとフィリップ・ウー。すでに何度も日本でも同じステージに立っているロイとフィリップのジャパン・ツアー。今回は、基本的には普段のフィリップ・バンドにロイとヴォーカルのジョン・プレスリーが客演する形で、名古屋、コットン、モーション、代官山ユニット、札幌などでのライヴ・ツアーを敢行。
これまでのロイとフィリップの関係については、過去関連記事を読んでいただくとして、僕は、火曜日コットンに行く予定だったが、風邪をひいたために、急遽日曜のモーションへ。
モーションの観客は、比較的静かだったように感じたが、フィリップやベースのクリフなどのパフォーマンスは、ロイがいると、俄然輝きを増す。まあ、ミュージシャンたちのケミストリー(化学反応)のいい例だ。コットンやユニットは観客とかなり一体になって、熱狂的に盛り上がったそうだ。やはり、ロイとなると、クラブ系の若い観客多し。また、この日はケイリブ・ジェームス、ゲイリー・アドキンス、デイヴィッド・キングらのヨコハマ・ソウル・ブラザースがそれぞれ別個に来ていた。ヴォーカルで入ったティファニーは、一時期日本に住んでいて、今はアメリカに戻っていたシンガー。たまたま一週間ほど日本に来ていて、飛び入りで入った。
各曲にフィリップが解説をしながら楽曲をプレイ。たとえば、「ロイの音楽は、ハウス・ミュージックや後のアシッド・ジャズに大きな影響を与えた。そんな元になった一曲をプレイします」と言って、「キャント・ユー・シー・ミー」を演奏。そして、本編最後の「エヴリバディー・ラヴズ・サンシャイン」では、ロイの友人、トクがトランペットを持って登場。堂々のパフォーマンス。まるでメンバーのようだ。
ロイは、本当に若いミュージシャンと交流するのが好きだ。どんなミュージシャンにも扉は開き、ステージに上らせるチャンスを与える。かつて、フィリップもそうしてミュージシャンとしての第一歩を踏み出した。このあたりのミュージシャンシップには本当に脱帽である。すばらしい。
ロイは1940年9月10日生まれ。現在69歳。とても、そんな年には見えない。
(左からジェイ・スティックス、ゲイリー・アドキンス、ティファニー・マーティン)
まるでニューヨークみたい。=Yokohama Soul Brothers
■ ロイ・エヤーズ 『エヴリバディー・ラヴズ・サンシャイン』
Everybody Loves the Sunshine
posted with amazlet at 10.03.23
Roy Ayers Ubiquity
Polydor (1993-07-06)
売り上げランキング: 54358
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■ Roy Ayers : A Tear To A Smile (この日プレイした曲)
A Tear to a Smile
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Roy Ayers Ubiquity
Verve (2009-08-11)
売り上げランキング: 130674
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売り上げランキング: 130674
■ ロイ・エヤーズ過去関連記事
2009年05月21日(木)
ロイ・エヤーズ(エアーズ)、渋谷の若者を熱狂させる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090521.html
(前回ライヴ評)
July 09, 2008
“Funkin’ Party For Blue Note”(Part 1) : Superstars Of Jazz Fusion Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/002601.html
(前々回来日時、ライヴ評)
October 25, 2007
Roy Ayers & Bilal Live At Billboard
http://blog.soulsearchin.com/archives/002104.html
(ロイ・エヤーズ前前々回来日ライヴ評)過去記事一覧も。
October 08, 2006
Philip Woo Will Be At Cotton Club With Roy Ayers: Reunion First In 28 Years : Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/001312.html
フィリップ・ウーはロイ・エヤーズのバックを務めたところから、音楽業界に足を踏み入れた。フィリップとロイの関係。
November 06, 2006
Philip Woo And Roy Ayers Live: After 28 Years...
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_06.html
November 07, 2006
Keyboard Wizard Meets Vibraphone Master: Philip & Roy
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_07.html
フィリップとロイのパフォーマンス。
2004/03/11 (Thu)
Roy Ayers Live At Blue Note: Music Is My Lady, My Mistress
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040311.html
2003/08/21 (Thu)
Roy Ayers Live At Motion Blue: Music Makes Him Young
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20030821.html
■Members:
Roy Ayers (Vibe, Vocal)
Philip Woo (Keyboards)
Cliff Archer (Bass)
Jay Stixx (Drums)
Hank Nishiyama (Guitar)
John Pressley (Vocal, Percussion)
Tiffany Martin (Vocal)
Miyazaki Takahiro (Sax)
Ichihara Hikari (Trumpet)
Toku (Trumpet) Special Guest
■ セットリスト Roy Ayers & Philip Woo Band, March 21, 2010
Setlist
show started 20:31
01. Fikisha
02. Red, Black & Green
03. The Third Eye
04. We Live In Brooklyn (Yokohama)
05. A Tear To A Smile
06. Can't You See Me
07. Searchin'
08. Everybody Loves Sunshine
Enc. Love Will Bring Us Back Together (+Toku)
show ended 21:59
(2010年3月21日日曜、横浜モーション・ブルー=ロイ・エヤーズ&フィリップ・ウー・バンド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Ayers, Roy & Woo, Philip
2010-41