2010年03月21日(日) 02時19分58秒
soulsearchinの投稿
☆チャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズ・ライヴ
テーマ:ライヴ評・レポート
☆チャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズ
【Chuck Brown & The Soul Searchers Live】
ノンストップ。
チャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズの2008年2月以来ほぼ2年1ヶ月ぶりのライヴ。
アメリカの首都ワシントンDCで始まった「ゴー・ゴー・サウンド」は陶酔のリズム。魔術のビート。酩酊のグルーヴだ。その真骨頂は、ノンストップで延々と続く同じビートの快感だ。ほぼ定刻にスタートしたそのリズムは、本編最後の「バスティン・ルーズ」まで、一挙に80分間まったく休みなく、ノンストップの一大メドレーになった。もちろん、どこで曲が変わったのかなど、ほとんどわからない。
メンバーがステージにあがり、チャック・ブラウン御大が出てくると、一階席の観客の一部は、もはや立ち上がる。
そして、始まったビートは、そのままのBPMで永遠と続いた。彼らは、まさにライヴ叩き上げバンド。スタジオでCDを録音するより、圧倒的にライヴでのほうが魅力的だ。
それにしても、このセイム・ビートが永遠と続くところは「ゴー・ゴー・サウンド」の最大の特色ながら、じょじょに麻薬のように効いてくる。
ホーン・セクションたちもリズムに合わせて踊る。後半からは、少し小柄なリトル・ベニーがラップと歌を披露。ファンク温度はあがりっぱなしだ。
そのリトル・ベニーは、足が悪いのか終始椅子に座ってラップをしたり、歌っていたが、その両腕の動かし方など、切れはよくリズム感抜群だ。ショーが始まって1時間15分ほどで、「バスティン・ルーズ」になだれ込み。しかし、意外なほど短かった。この時点でもう一曲の大ヒット「ウイ・ニード・マネー」がまだ演奏されておらず、観客はこれを待ちわびていた。お客さんの中には、ダミーのドル紙幣を片手に今か今かと待っているファンも。そして、「ウイ・ニード・マネー」に、もういちど「バスティン・ルーズ」をまぜて、大団円は終了。
チャック・ブラウンは、1935年8月生まれ。昭和10年生まれ。現在74歳だ。いやあ、若い。Young At Heartとはこのことだ。
■ チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズ
株式会社BMG JAPAN (1988-05-25)
売り上げランキング: 559373
■ チャック・ブラウン過去関連記事
2008年02月18日(月)
チャック・ブラウン・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080218.html
(前回ライヴ評)
2008年02月19日(火)
チャック・ブラウンかく語りき
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080219.html
2008年02月21日(木)
チャック・ブラウン来日履歴
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080221.html
■ メンバー
チャック・ブラウン/Chuck Brown(Vocals/Guitar)
リトル・ベニー/Little Benny(Vocals)
ケーケー・ドネルソン/KK Donelson(Vocals)
スウィート・チェリー/Sweet Cherie(Vocals/Keyboards)
カールストン・アイス・ロス/Karlston "Ice" Ross(Bass)
アントニオ・パーカー/Antonio Parker(Saxophone)
ブラッド・クレメンツ/Brad Clements(Trumpet)
グレゴリー・ボイヤー/Gregory Boyer(Trombone)
マイティー・モー・ハガンス/"Mighty Mo" Hagans(Percussion)
ケニー・キックフット・グロス/Kenny "Kwickfoot" Gross(Drums)
■ セットリスト
Setlits : Chuck Brown & The Soul Searchers @ Billboard Live Tokyo, March 18,2010
(Special thanks to Mr. Motoyanagi for information)
[ ] =denotes original artist
show started 21:31
01.Love Theme from The Godfather [Henri Mancini]
02.Harlem Nocturne [Glenn Miller, etc]
03.It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing) [Duke Ellington]
04.Midnight Sun [Lionel Hampton and Sonny Burke]
05.Moody's Mood For Love [James Moody]
06.Woody Woodpecker
07.Run Joe
08.Paper Planes [M.I.A. ](Vocal by KK)
09.Playing Your Game Baby [Barry White]
10.Single Ladies [Beyonce] (Vocal by Cherie)
11.Drop It Low [Ester Dean] (Vocal by Cherie)
12.Stuntin' Like My Daddy [Birdman & Lil Wayne] (Vocal by Little Benny)
13.Cat In The Hat [Little Benny] (Vocal by Little Benny)
14.Lock It [Rare Essence] (Vocal by Little Benny)
15.Chuck Baby (Vocal by KK)
16.Bustin' Loose
Enc. We Need Some Money
Enc. Bustin' Loose
show ended 23:05
(2010年3月18日木曜、ビルボードライブ東京=チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Brown, Chuck & The Soul Searchers
2010-39
【Chuck Brown & The Soul Searchers Live】
ノンストップ。
チャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズの2008年2月以来ほぼ2年1ヶ月ぶりのライヴ。
アメリカの首都ワシントンDCで始まった「ゴー・ゴー・サウンド」は陶酔のリズム。魔術のビート。酩酊のグルーヴだ。その真骨頂は、ノンストップで延々と続く同じビートの快感だ。ほぼ定刻にスタートしたそのリズムは、本編最後の「バスティン・ルーズ」まで、一挙に80分間まったく休みなく、ノンストップの一大メドレーになった。もちろん、どこで曲が変わったのかなど、ほとんどわからない。
メンバーがステージにあがり、チャック・ブラウン御大が出てくると、一階席の観客の一部は、もはや立ち上がる。
そして、始まったビートは、そのままのBPMで永遠と続いた。彼らは、まさにライヴ叩き上げバンド。スタジオでCDを録音するより、圧倒的にライヴでのほうが魅力的だ。
それにしても、このセイム・ビートが永遠と続くところは「ゴー・ゴー・サウンド」の最大の特色ながら、じょじょに麻薬のように効いてくる。
ホーン・セクションたちもリズムに合わせて踊る。後半からは、少し小柄なリトル・ベニーがラップと歌を披露。ファンク温度はあがりっぱなしだ。
そのリトル・ベニーは、足が悪いのか終始椅子に座ってラップをしたり、歌っていたが、その両腕の動かし方など、切れはよくリズム感抜群だ。ショーが始まって1時間15分ほどで、「バスティン・ルーズ」になだれ込み。しかし、意外なほど短かった。この時点でもう一曲の大ヒット「ウイ・ニード・マネー」がまだ演奏されておらず、観客はこれを待ちわびていた。お客さんの中には、ダミーのドル紙幣を片手に今か今かと待っているファンも。そして、「ウイ・ニード・マネー」に、もういちど「バスティン・ルーズ」をまぜて、大団円は終了。
チャック・ブラウンは、1935年8月生まれ。昭和10年生まれ。現在74歳だ。いやあ、若い。Young At Heartとはこのことだ。
■ チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズ
チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズ/ゴー・ゴー・スウィング
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株式会社BMG JAPAN (1988-05-25)
売り上げランキング: 559373
■ チャック・ブラウン過去関連記事
2008年02月18日(月)
チャック・ブラウン・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080218.html
(前回ライヴ評)
2008年02月19日(火)
チャック・ブラウンかく語りき
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080219.html
2008年02月21日(木)
チャック・ブラウン来日履歴
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080221.html
■ メンバー
チャック・ブラウン/Chuck Brown(Vocals/Guitar)
リトル・ベニー/Little Benny(Vocals)
ケーケー・ドネルソン/KK Donelson(Vocals)
スウィート・チェリー/Sweet Cherie(Vocals/Keyboards)
カールストン・アイス・ロス/Karlston "Ice" Ross(Bass)
アントニオ・パーカー/Antonio Parker(Saxophone)
ブラッド・クレメンツ/Brad Clements(Trumpet)
グレゴリー・ボイヤー/Gregory Boyer(Trombone)
マイティー・モー・ハガンス/"Mighty Mo" Hagans(Percussion)
ケニー・キックフット・グロス/Kenny "Kwickfoot" Gross(Drums)
■ セットリスト
Setlits : Chuck Brown & The Soul Searchers @ Billboard Live Tokyo, March 18,2010
(Special thanks to Mr. Motoyanagi for information)
[ ] =denotes original artist
show started 21:31
01.Love Theme from The Godfather [Henri Mancini]
02.Harlem Nocturne [Glenn Miller, etc]
03.It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing) [Duke Ellington]
04.Midnight Sun [Lionel Hampton and Sonny Burke]
05.Moody's Mood For Love [James Moody]
06.Woody Woodpecker
07.Run Joe
08.Paper Planes [M.I.A. ](Vocal by KK)
09.Playing Your Game Baby [Barry White]
10.Single Ladies [Beyonce] (Vocal by Cherie)
11.Drop It Low [Ester Dean] (Vocal by Cherie)
12.Stuntin' Like My Daddy [Birdman & Lil Wayne] (Vocal by Little Benny)
13.Cat In The Hat [Little Benny] (Vocal by Little Benny)
14.Lock It [Rare Essence] (Vocal by Little Benny)
15.Chuck Baby (Vocal by KK)
16.Bustin' Loose
Enc. We Need Some Money
Enc. Bustin' Loose
show ended 23:05
(2010年3月18日木曜、ビルボードライブ東京=チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Brown, Chuck & The Soul Searchers
2010-39