★マイケル・ジャクソン・エステート、ソニーと2億ドルの契約
テーマ:マイケル・ジャクソン関連【Michael Jackson Estate Deal With Sony For $200 Million】
未発表曲。
マイケル・ジャクソンの遺産を管理しているマイケル・ジャクソン・エステートとソニー・ミュージックが、マイケルの未発表音源を中心に向こう7年にわたり発売することで、2億ドル以上(1ドル100円として200億円)の契約を交わした。エステート側は7年で10枚のアルバム分の作品をソニーに渡す。2010年3月16日付けウォール・ストリート・ジャーナル電子版が伝えた。
この契約は未発表曲のリミックス、また、既存音源のコンピレーションの編纂なども含む。したがって、これまで出された作品を新しいパッケージにしてリリースされることも可能だ。
全米では、過去10年でアルバム・セールスがおよそ52パーセントダウンしているが、マイケルの死後(2009年6月25日)、ソニーはマイケルのアルバムなどを全世界で3100万ドル以上売り上げている。そして今年6月25日の一周忌までに2億5000万ドルのセールスを期待している、という。これは物販、映画の売り上げなども含む。
この記事によれば、エステート側は年末までに1億2500万ドルのジャクソンの負債を完済する。ここにはロンドンでのライヴを取り仕切ったAEGライヴへの保証金(製作費など)の3500万ドルへの支払いを含まれる。
ソニー側は、年末までに未発表曲を含むアルバム、また過去音源の作品のリイシュー(リパッケージ)がリリースする見込みだという。
また、シルク・ド・ソレイユがマイケル・ジャクソンの楽曲を使ったショーを企画しているという推測があり、これが実現すれば、このアルバムもソニーからリリースされる10枚のアルバムの1枚と数えられることになる。シルク・ド・ソレイユは、これまでにビートルズの楽曲ばかりを使ったショーをすでにおこなっている。
エステートは、ジャクソンの負債を、彼の死後の爆発的セールスのおかげで一挙にクリアにできると見ている。ちなみに、マイケル・ジャクソンが1985年に4750万ドルで買収した音楽出版社ATVミュージックについて、1995年、ソニーがその半分の権利獲得のために1億5000万ドルを支払った。現在このATVの価値は、半分でも10億ドルと見積もられている。
++++
解説。
今回の契約を一言でいえば、これまでマイケルが録音していた膨大な未発表曲の音源の発売権をソニーが獲得したということだ。それらの未発表曲がどれくらい完成しているかは、各曲ことに違うだろうが、たとえば、「ディス・イズ・イット」のように、デモテープレベルのものも多数あると思われる。あるいは、ものよっては、ほぼ完成しているものもあるかもしれない。
いずれにせよ、どんな未発表曲が出てくるのか、楽しみだ。ただし、未発表音源をどのように手がけるのか、誰が手がけるのかが大きなポイントになるだろう。
■2010年3月16日付け報道
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704588404575124023860735864.html?mod=wsj_share_twitter
ENT>NEWS>Jackson, Michael
ENT>MICHAEL JACKSON
1 ■凄いですね!!
はじめまして、書き込みさせていただきます。
って事は(吉岡さんのブログを見て)、まだまだマイケルの楽曲が楽しみにできる、期待してて、ええんやなって、思いました。
一早い情報ありがとうございます。リリース情報も楽しみにしています^^