⊿「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」満員御礼無事終了
テーマ:マイケル・ジャクソン関連【Michael Jackson Love Night】
濃密度。
西寺郷太さんと僕吉岡正晴でのトーク・ショー「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」が2009年12月23日(水曜・祝日)東京お台場の「カルチャー・カルチャー」で行われ、マイケルの話で4時間半、盛り上がった。僕はマイケルが映画『ディス・イズ・イット』内「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」で着ていたポパイのTシャツにジャケット、郷太さんはライオネルとマイケルのリハーサル時の雰囲気でネクタイ姿。両者のテーブルには、それぞれが持っているマイケル関連本をどーんと並べた。この本が、僕の分でも30キロ超で、実に重く持ってくるのが超大変だった。
(写真左からトヨさん、郷太さん、吉岡、大西さん)
夕方5時から9時半まで、予定を少しオーヴァーしたが、4部構成は大体次のような感じだ。
第1時間目。冒頭、机に並べたマイケル関連本から。その中で郷太さんはスラッシュ自伝のマイケル関連のページ(約1ページ)を紹介。日本テレビで放送されたマイケル特番と、NHKFMの特番『サウンド・ミュージアム』が放送されて、その反応。一応、来場者に見たか、聴いたかを尋ね、概ね見ていられたようなので、両方の番組をほとんどの方が見ている、聴いているとの前提で話を進めた。そして、それらで語られたマイケルを巡る裁判の話しを郷太さんが詳しく解説した。「マイケル対メディアは、最大の、そしてもっとも残虐なメディアの集団リンチ」。
第1時間目の一言。「サンケイ新聞にマイケルが亡くなった日に2時間以上も取材を受けたのに、出た記事はたった2行。なんやねん!(笑)」(郷太談)
第2時間目。若干、裁判の話の残り。若干の「スマスマ」の話し。観客からの質問。「マイケルがシャモーンと言い出したのはいつ頃からでしょうか。なぜですか」との問い。僕も郷太さんも、なぜかはわからない。いつ頃かは80年代中頃ではないか、とのこと。「シャモーン問題」は、今後の研究課題に。ダイアナ・ロスとマイケルの関係についての考察も。
吉岡が1983年8月にマイケル邸を訪ねたときに撮影した写真をご紹介。ジャネット、セルジオ・メンデス、兄弟姉妹も、ラトーヤ、ジャッキー、ジャーメイン、ランディー、マーロン、チンパンジー、ラマなども。暑い夏の日だったので、他に映っている人たちは短パンTシャツだったりするが、マイケルは長袖、サマーセーター。
第2時間目の一言。「『ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス』の踊りは、郷太くんの草野球の準備運動になってるんだあ!」
第3時間目。マイケル・ジャクソン・ファン・サイト「ムーンウォーカー」の運営者トヨさんを招いて。常に最新情報をお持ちのトヨさん。先週全米で放送された『リアリティー・ショウ~ファミリー・ダイナスティー』をすでにごらんになったというトヨさんに、その番組についてうかがった。
December 14, 2009
ジャクソンズ・リアリティー・ショー『ファミリー・ダイナスティー』フォックスで放送
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10410716018.html
彼によると、かなりおもしろいようで、一例を紹介してくれた。インタヴューアーがジャーメインのいないときに、ジャッキー、ティト、マーロンらに「ジャーメインは、モータウン時代、マイケルばかり人気者になって、嫉妬してたんじゃないか。そのあたりはどうなの?」という極めて直球の質問を投げかけた。すると、3人とも下を向いてしまい何も答えなかった。それだけでも、十分面白い絵だが、さらに質問を繰り返すと、遂に兄弟たちが口を開き始めて、「そうだ」と言い、一斉にジャーメインについての話が飛び出した、という。
ここからジャーメインのジャクソンズの中での立ち位置についてのさまざまな考察が紹介された。アルバム『ヴィクトリー』のジャケットのジャーメインの写真は、写真ではなく、彼だけイラストだ、という郷太君の発見を披露。つまり、フォト・セッションには来なかったということだ。「ジャーメイン問題」は、ジャクソン家研究の上で最大のテーマ。
ここで、『ヴィクトリー』から「ボディー」のビデオを。それがあまりにチープでちゃちゃをいれながら、おもしろおかしく紹介した。
第3時間目の一言。「ジャーメインは、いつもひとりだけフォト・セッションに来ないんだよ(笑)」(郷太談)
第4時間目。ここでは歌詞のことを中心に、「マイケルが遺した言葉」のホームページを立ち上げ、訳詞を発表し始めた大西さんを舞台にあげてご紹介。歌詞について、いろいろ談義。マイケルはインタヴューを受けなくなって以来、「僕の気持ちは僕の歌を聴いてくれ」というスタンスを貫いてきた。そんな中で「ヒューマン・ネイチャー」「ブラック・オア・ホワイト」などについて詳しくその訳について。大西さんは、現在「JAM」に挑戦中。すでに5日くらい考えているが、なかなかどんぴしゃなものが出てこないので「塩漬け中」とのこと。結局、「ジャム」は、ジャムだしなあ、とか、ジャムという単語についての様々な意味の考察なども。また、「マン・イン・ザ・ミラー」も取材中。郷太さん懸案の訳詞集が、この前日に、少し体裁を変えて出せそうな方向になったとの最新ニュースも。マイケルの「歌詞問題」は、まさに学問に。「マイケル・ジャクソン学」だ。
第4時間目の一言。「JAMの訳詞、塩漬け中」(大西談)
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その後、郷太さんと僕でそれぞれの本にサイン。それが終わりしばし出演者、スタッフで雑談。やはりマイケルの歌詞の部分は深いので、それだけで何かトーク・ショーみたいなのができるね、という話しに。しかし、この4時間分、誰か文字起こししてくれないかなあ。(笑)
ということで、郷太さんは、終わるとすぐにTBSの「キラキラ」の忘年会へ出発。みなさま、おつかれさま。そして、ご来場いただいた方ありがとうございます。インターネットでごらんいただいた方、無事見られましたでしょうか。ありがとうございます。
反省点としては、Youtubeの画像などを見せるとき、事前に準備しておいてすぐに出せるとよかった。歌詞の話をしたときに、その歌詞・対訳をスクリーン上にすぐに出せるとよかった。4時間分の大まかなテーマは、こちらでは決めてあったが、それを事前に告知するなり、ペラ1枚でもよいので「今日のプログラム」みたいなものを配れればよかった。お客さんからのアンケートからの質疑応答をもうちょっと取り上げられればよかった。あるいは、直接客席にマイクを渡し、質疑応答があってもおもしろかったかもしれない。まあ、最初だったのでいろいろと至らぬところもあったかと思うので、次の機会にはさらに密度を濃くしてみたいと思った。ご意見があれば遠慮なくコメント欄などにお書き込むください。
また、1時間目と2時間目の間の5分程度の休憩の間には、『ディス・イズ・イット』のDVDの予告編などが流れた。
4時間半終わって、3時間目くらいから、なんか右腕が痛いなあ、と思ったら、ずっと右手でマイクを持っていたので、ちょっと痛くなった。ので、途中から左でも持つようになった。しかし、マイクを持って腕が痛くなるなんて。次に長時間やるときは、ヘッドセットか、マイクスタンドか。(笑)
■ ディス・イズ・イットDVD
マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
■「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」
お台場カルチャー・カルチャー
出演:西寺郷太、吉岡正晴、
飛び入りゲスト:トヨ(サイト『ムーンウォーカー』運営)、大西恒樹(サイト『マイケルの遺した言葉』運営)
2009年12月23日(水・祝日)17時~
ニフティーでインターネットで生動画を2時間中継
■関連サイト
西寺郷太 http://www.nonareeves.com/life/gotama/
西寺郷太ツイッター http://twitter.com/Gota_NonaReeves
吉岡正晴ソウルサーチンブログ http://ameblo.jp/soulsearchin/
オフィシャル・ホームページ http://www.soulsearchin.com/
吉岡正晴ツイッター http://twitter.com/soulsearcher216
マイケルの遺した言葉(大西さん) http://mjwords.exblog.jp/
マイケル・ジャクソンの「ムーンウォーカー」(トヨさん) http://moonwalker.jp/
ENT>EVENT>Michael Jackson
1 ■ぜひ文字起こしお願いします!
23日のイベントチケット、速攻完売で買えませんでした(T_T)行きたかったです!!
ぜひとも文字起こし希望します!もしくは同様のイベントを再度開催して欲しいです~