2009年12月16日(水) 01時32分47秒
soulsearchinの投稿
▲ようこそデイヴィッドTのリヴィングへ
テーマ:ライヴ評・レポート
▲ようこそデイヴィッドTのリヴィングへ
【Welcome To David's Living Room】
居間。
サイドマンとしてはマリーナ・ショウ以来、本人名義としては2008年11月以来およそ1年1ヶ月ぶりのライヴ。
きっちりスーツにネクタイで登場するジェントルマン、デイヴィッド。天井の真上から白いスポットライトがデイヴィッドを照らす。ようこそデイヴィッドのリヴィング・ルームへ。4人のミュージシャンが奏でる音楽は、まるでデイヴィッドのリヴィングに招かれたようなインティメート(親密)で、リラックスな雰囲気。
窓の外は、LEDのイルミネーションも瞬き、厳寒だが、ライヴ会場はデイヴィッドのギターのぬくもりでひときわほんわかと暖かくなる。
ジャクソン・ファイヴの「ネヴァー・キャン・セイ・グッドバイ」をプレイするとき、その前後に「アイル・ビー・ゼア」を一節いれた。デイヴィッドなりのマイケルへの静かなトリビュートだろう。派手ではないが、そっとやることはやる、その奥ゆかしさが日本人の心をくすぐる。
ステージのミュージシャンのそばにサンタクロースの赤白の帽子が置いてあった。すると、デイヴィッドがおもむろにそれを被り、「アイ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス」を一節。その後、何をするかと思ったら、ミュージシャン全員でこの歌を歌ったのだ! とはいっても、ほんの数小節だが。ま、ジョークといえばジョークだが、笑いが巻き起こった。そして、本当のクリスマス・ソング・メドレー。何度もプレイしつくされてきたクリスマス・ソングが結局、デイヴィッド節になり新たな息吹が吹き込まれる。何を弾いても、デイヴィッドになる。
昨年も、いつも思うのだが、どうしてもレオンのドラムの音が僕には大きすぎる。かなり本気で一生懸命叩いてしまうのだ。よりファンク的なバンドだったら、これは最高に決まるのだが、どうもデイヴィッドのメローな音にはあわないような気がするのだが、どうなんだろう。デイヴィッドは、「君はいいんだよ、本気だしてやって…。僕はセイヴしてやるから」って言ってるのかなあ。(笑)
スタイリスティックスの「誓い」、ミニー・リパートンの「ラヴィン・ユー」、クルセイダーズの「ストリート・ライフ」の連発は鉄壁だ。そして本編最後となった曲を終えた後、しばし沈黙の時間が会場を覆った。しばらくしてから、終わったことを確認したファンが拍手をした。
デイヴィッドは、自分の時間を楽しみ、そして、観客をじらす。その間が最高に居心地がいい。
■ デイヴィッド・T最新作はクリスマス・アルバム
◎かつてローランド・バイナム・ショーのテーマとなっていた「ホワッツ・ゴーイング・オン」はこれに収録。最高です
■ 過去関連記事
November 22, 2008
デイヴィッド・T・ウォーカー、ビルボードライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081122.html
May 11, 2007
David T Walker Live: Real T Sings, Crying, And Talks
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200705/2007_05_11.html
May 12, 2007
David T’s Fingers Are So Sexy: DVD Shooting Will Be Held On Saturday
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_05_12.html
May 13, 2007
The Night Of David T. Continues:
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_05_13.html
May 14, 2007
David T. Walker: "Live Audience Temperature"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_05_14.html
December 17, 2007
David T Walker Stood Up 8 Times While His Performance
http://blog.soulsearchin.com/archives/002213.html
December 19, 2007
Distinctive Fingers, David T. Walker Says “Guitar Is My Voice”
http://blog.soulsearchin.com/archives/002215.html
December 23, 2007
David “God’s Hand” T. Walker: There’s Movement In Stillness
http://blog.soulsearchin.com/archives/002219.html
December 25, 2007
Photographers & Musicians: What Will Photographer Capture Of Musician?
http://blog.soulsearchin.com/archives/002221.html
■メンバー
David T. Walker (guitar)
Byron Miller (bass)
Leon Ndugu Chancler (drums)
Clarence McDonald (Keyboards)
■ セットリスト
Setlist : David T. Walker @ Billboard Live Tokyo, December 15, 2009
show started 21:30
01. A riff of "Christmas Song" ~ The Real T
02. Plum Happy
03. Global Mindfulness
04. I'll Be There ~ Never Can Say Goodbye ~ I'll Be There
05. Going Up (including a riff of "Eleanor Rigby")
06. Recipe
07. I Wish You A Merry Christmas (sung by members- but few bars)
08. Santa Claus Is Coming To Town (with reggae flavor)
09. Have Yourself A Merry Little Christmas
10. You Make Me Feel Brand New
11. A riff of Lay Lady Lay ~ Lovin' You
12. Street Life
13. An-Noor ~ Holidays Are Mirrors
Enc. I Want You
show ended 22:51
performers left stage 22:53
(2009年12月15日火曜、ビルボードライブ東京=デイヴィッド・T・ウォーカー・ライヴ)
■ツイッターの僕の直接のアドレス
ツイッター、昨日のブログでご紹介したアドレスだと、ツイッター自身のトップページに行き、IDを登録しないといけないようです。もしツイッターに登録せずに、ただ見るだけでしたら、次のアドレスにアクセスしてみてください。でも、ただ見るだけでも、たぶん、自分のアドレス(ID)を持ってたほうが何かと便利ではないかと思われます。IDはsoulsearcher216 です。
https://twitter.com/ soulsearcher216
++++
ENT>LIVE>Walker, David T
【Welcome To David's Living Room】
居間。
サイドマンとしてはマリーナ・ショウ以来、本人名義としては2008年11月以来およそ1年1ヶ月ぶりのライヴ。
きっちりスーツにネクタイで登場するジェントルマン、デイヴィッド。天井の真上から白いスポットライトがデイヴィッドを照らす。ようこそデイヴィッドのリヴィング・ルームへ。4人のミュージシャンが奏でる音楽は、まるでデイヴィッドのリヴィングに招かれたようなインティメート(親密)で、リラックスな雰囲気。
窓の外は、LEDのイルミネーションも瞬き、厳寒だが、ライヴ会場はデイヴィッドのギターのぬくもりでひときわほんわかと暖かくなる。
ジャクソン・ファイヴの「ネヴァー・キャン・セイ・グッドバイ」をプレイするとき、その前後に「アイル・ビー・ゼア」を一節いれた。デイヴィッドなりのマイケルへの静かなトリビュートだろう。派手ではないが、そっとやることはやる、その奥ゆかしさが日本人の心をくすぐる。
ステージのミュージシャンのそばにサンタクロースの赤白の帽子が置いてあった。すると、デイヴィッドがおもむろにそれを被り、「アイ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス」を一節。その後、何をするかと思ったら、ミュージシャン全員でこの歌を歌ったのだ! とはいっても、ほんの数小節だが。ま、ジョークといえばジョークだが、笑いが巻き起こった。そして、本当のクリスマス・ソング・メドレー。何度もプレイしつくされてきたクリスマス・ソングが結局、デイヴィッド節になり新たな息吹が吹き込まれる。何を弾いても、デイヴィッドになる。
昨年も、いつも思うのだが、どうしてもレオンのドラムの音が僕には大きすぎる。かなり本気で一生懸命叩いてしまうのだ。よりファンク的なバンドだったら、これは最高に決まるのだが、どうもデイヴィッドのメローな音にはあわないような気がするのだが、どうなんだろう。デイヴィッドは、「君はいいんだよ、本気だしてやって…。僕はセイヴしてやるから」って言ってるのかなあ。(笑)
スタイリスティックスの「誓い」、ミニー・リパートンの「ラヴィン・ユー」、クルセイダーズの「ストリート・ライフ」の連発は鉄壁だ。そして本編最後となった曲を終えた後、しばし沈黙の時間が会場を覆った。しばらくしてから、終わったことを確認したファンが拍手をした。
デイヴィッドは、自分の時間を楽しみ、そして、観客をじらす。その間が最高に居心地がいい。
■ デイヴィッド・T最新作はクリスマス・アルバム
Wear My Love
posted with amazlet at 09.12.16
デヴィッド・T.ウォーカー バーバラ・モリソン
NAYUTAWAVE RECORDS (2009-11-18)
売り上げランキング: 1357
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売り上げランキング: 1357
◎かつてローランド・バイナム・ショーのテーマとなっていた「ホワッツ・ゴーイング・オン」はこれに収録。最高です
デヴィッド・T・ウォーカー(紙ジャケット仕様)
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デヴィッド・T.ウォーカー
ビデオアーツ・ミュージック (2006-12-20)
売り上げランキング: 16111
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売り上げランキング: 16111
■ 過去関連記事
November 22, 2008
デイヴィッド・T・ウォーカー、ビルボードライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081122.html
May 11, 2007
David T Walker Live: Real T Sings, Crying, And Talks
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200705/2007_05_11.html
May 12, 2007
David T’s Fingers Are So Sexy: DVD Shooting Will Be Held On Saturday
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_05_12.html
May 13, 2007
The Night Of David T. Continues:
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_05_13.html
May 14, 2007
David T. Walker: "Live Audience Temperature"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_05_14.html
December 17, 2007
David T Walker Stood Up 8 Times While His Performance
http://blog.soulsearchin.com/archives/002213.html
December 19, 2007
Distinctive Fingers, David T. Walker Says “Guitar Is My Voice”
http://blog.soulsearchin.com/archives/002215.html
December 23, 2007
David “God’s Hand” T. Walker: There’s Movement In Stillness
http://blog.soulsearchin.com/archives/002219.html
December 25, 2007
Photographers & Musicians: What Will Photographer Capture Of Musician?
http://blog.soulsearchin.com/archives/002221.html
■メンバー
David T. Walker (guitar)
Byron Miller (bass)
Leon Ndugu Chancler (drums)
Clarence McDonald (Keyboards)
■ セットリスト
Setlist : David T. Walker @ Billboard Live Tokyo, December 15, 2009
show started 21:30
01. A riff of "Christmas Song" ~ The Real T
02. Plum Happy
03. Global Mindfulness
04. I'll Be There ~ Never Can Say Goodbye ~ I'll Be There
05. Going Up (including a riff of "Eleanor Rigby")
06. Recipe
07. I Wish You A Merry Christmas (sung by members- but few bars)
08. Santa Claus Is Coming To Town (with reggae flavor)
09. Have Yourself A Merry Little Christmas
10. You Make Me Feel Brand New
11. A riff of Lay Lady Lay ~ Lovin' You
12. Street Life
13. An-Noor ~ Holidays Are Mirrors
Enc. I Want You
show ended 22:51
performers left stage 22:53
(2009年12月15日火曜、ビルボードライブ東京=デイヴィッド・T・ウォーカー・ライヴ)
■ツイッターの僕の直接のアドレス
ツイッター、昨日のブログでご紹介したアドレスだと、ツイッター自身のトップページに行き、IDを登録しないといけないようです。もしツイッターに登録せずに、ただ見るだけでしたら、次のアドレスにアクセスしてみてください。でも、ただ見るだけでも、たぶん、自分のアドレス(ID)を持ってたほうが何かと便利ではないかと思われます。IDはsoulsearcher216 です。
https://twitter.com/ soulsearcher216
++++
ENT>LIVE>Walker, David T