■『ディス・イズ・イット』映画、CDともに大ヒットへ~映画公開2週間延長決定
テーマ:マイケル・ジャクソン関連【"This Is It" Screening Will Be Extended 2 Weeks】
未曾有。
マイケル・ジャクソンの映画『ディス・イズ・イット』が大ヒット、その同名タイトルのCDが空前の売れ行きを見せている。映画は、日本でも初日だけで1億円以上の興行収入をみせ、10月31日までの4日間で売り上げ6億5000万円超、動員も約51万人を記録。アメリカでも初日だけで2億円以上。全世界では、初日だけで18億円を超え、2週間でトータル500億円くらいになるのではないか、という見方も出ている。
こうした大ヒットを受け、映画『ディス・イズ・イット』は、日本では2週間公開延長が正式に決まり、ソニー・ピクチャーズから発表された。現在上映している324館のうちおよそ7割の劇場が2週間延長し、11月27日(金)まで公開する。現在、時間帯によっては満席になっている映画館も、これによって、若干余裕が生まれるかもしれない。
同名タイトルのCDは、次号ビルボード誌アルバム・チャート(11月5日発表の11月14日付け)で1位初登場することが確定した。初回出荷がおよそ140万枚とされ、1週間弱で30万枚から35万枚程度が実際に売れたものと見られる。最近のアルバム1位の1週間の売り上げは10万枚から14万枚程度なので、通常の売れ行きの倍の勢いだ。
日本では2パターンCDが出ている。通常の1枚ものと、デラックス・エディションという2枚組み。デラックスにつく2枚目のCDには、未発表音源3曲(「シーズ・アウト・オブ・マイ・ライフ」、「ウォナ・ビー・スターティン・サムシン」、「ビート・イット」のデモ・テープ音源)と「プラネット・アース」という詩の朗読ヴァージョン。
●最新アルバム 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
【デラックス・エディション】3780円
新曲「THIS IS IT」と未発表音源を収録した2枚組
■DISC1:映画本編に登場する順で、ヒット曲・代表曲(スタジオ音源)収録
新曲「THIS IS IT」(ジャクソンズがコーラス参加)収録
■DISC2:未発表3音源と、マイケル本人の朗読音源を収録
■ハードカバー・デジブック仕様
■豪華36頁ブックレットには幻のロンドン公演リハーサルの未発表ショットを使用
CD 2枚組 スペシャル・パッケージ初回生産限定盤
EICP1301-1302 定価¥3,780(税抜¥3,600)
SMJ (2009-10-28)
売り上げランキング: 1
●デラックス・エディションの輸入盤。2250円と格安。ただし湯川れい子先生の解説などはありません。
Epic (2009-10-26)
売り上げランキング: 11
● 通常盤(DISC1のみ)も同時発売。既存音源14曲と「ディス・イズ・イット」2ヴァージョンの計16トラック。2520円。
SMJ (2009-10-28)
売り上げランキング: 48
ここまで売れると、このアルバムが今年1番売れたアルバムとなることも十分あり得るが、この作品、グラミーではどういう位置づけになるのだろうか。通常ベスト盤などはグラミーの対象にならないが、新曲「ディス・イズ・イット」だけ、個別の楽曲でノミネートを得られるかもしれない。もっともよく考えてみると、グラミーの締め切りは8月31日だから、来年のグラミーには入らないことになる。
とはいえ、まさに、未曾有の大ヒットになっている。
また、映画『ディス・イズ・イット』のDVDは、全米では2010年4月の発売が予定されている。すでにアメリカのアマゾンなどでは、予約を受付けており、映画を見た人たちの書き込みが多数見られる。日本でも発売は全米発売に準ずるものと見られる。
ENT>MUSIC>CD>Jackson, Michael
ENT>ARTIST>Jackson, Michael
ENT>MOVIE>This Is It
1 ■THIS IS IT
自分はマイケル(ジャクソン5とジャクソンズも)のアルバムを全部持っていますが、THIS IS ITと未発表デモとポエムが聴きたくて国内盤のデラックスエディションを購入しました。
2週間限定公開だったので3回も見て複雑ですが、映画が延長されて嬉しいです。