▲アシュフォード&シンプソン、11月に初来日決定
テーマ:告知関連【Ashford & Simpson: First Japan Concert Ever In November】
初来日。
1960年代にはモータウン・レコード所属のソングライターとして活躍、シンガーとしても作品をだし、その後、デュオ・チームとして1970年代から多くのヒットを放ったおしどり夫婦チーム、アシュフォード&シンプソンの初来日が決まった。2009年11月19日木曜から11月22日日曜まで4日間、東京ブルーノートでの単独公演になる。
アシュフォード&シンプソンは、ニコラス・アシュフォード(男性・1942年5月4日、サウス・キャロライナ生まれ=作詞家)とヴァレリー・シンプソン(女性・1946年8月26日、ニューヨーク生まれ=作曲家)の2人によるデュオ。2人は1964年、ハーレムの教会で出会い、音楽的パートナーになり、その後結婚。ニューヨークを本拠にソングライター・チームとして活躍、レイ・チャールズに「レッツ・ゴー・ゲット・ストーンド」(1966年)などのヒットを提供。これに注目したベリー・ゴーディーの声がかりで同年、モータウン入り。モータウンで多数の作品を書くようになる。作曲した代表的なヒットは、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの「エイント・ナッシング・ライク・ア・リアル・シング」、「ユア・プレシャス・ラヴ」、「ユーアー・オール・アイ・ニード・トゥ・ゲットバイ」、「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」(後にダイアナ・ロスもカヴァー)、ダイアナ・ロスの「リーチ・アウト・アンド・タッチ」など、多くの名曲が誕生した。
また、ヴァレリー・シンプソンはダイアナ・ロス的な声を持ち、一時期、ソロ・シンガーとしても作品をだし、いくつか小ヒットが生まれた。ヴァレリーはマーヴィン・ゲイとタミー・テレルのヒットして世に出た「What You Gave Me(ホワット・ユー・ゲイヴ・ミー)」(1969年)など、タミーが病気で録音できなかった際にピンチヒッターで歌っていることが知られている。
デュオのアシュフォード&シンプソンとして、1973年、ワーナー・ブラザーズと契約。「アイド・ノウ・ユー・エニーホエア」のヒットを皮切りに、出すシングルを次々にヒットさせ、人気デュオ・チームとなった。デュオとしての代表作は、「ソー・ソー・サティスファイド」(1977年)、「ドント・コスト・ユア・ナッシン」(1978年)、「イット・シームス・トゥ・ハング・オン」(1978年)、「イズ・イット・スティル・グッド・トゥ・ヤ」(1978年)、「ファンド・ア・キュー」(1979年)など。1982年にキャピトルに移籍し、「ソリッド」(1984年)の大ヒットも生まれている。美しいメロディーと繊細な歌詞が最大の魅力。
ソングライターとしても豊富なカタログを持つが、ビジネス・パーソンとしても、1980年代に「20/20」(トゥエンティー・トゥエンティー)というレストランをオープンしたり、1996年に「シュガー・バー」というライヴも見せるレストランをオープン、これは現在も人気の高い店になっている。
他にソングライターとしての代表作には、フィフス・ディメンションの「カリフォルニア・ソウル」、グラディス・ナイト&ザ・ピップスの「ランドロード」、ダイナミック・スペリアーズの「シュー・シュー・シャイン」、シャカ・カーンの「アイム・エヴリ・ウーマン」「クラウズ」など多数。
ニック・アシュフォードは映画『ニュー・ジャック・シティー』(1991年)にも少しだけ顔をだしている。また、ヴァレリーの弟、レイ・シンプソンはゲイのディスコ・グループとして一世を風靡したヴィレッジ・ピープル(「YMCA」他の大ヒット)のリード・シンガー、ヴィクター・ウィリスが辞めた後、リードとしてヴィレッジ・ピープルに入った。また別の弟、ジミー・シンプソンは、「ディスコ・ナイト」でおなじみのグループ、GQなどをプロデュースしている。
来日メンバーなどの詳細は近く発表される。
http://www.bluenote.co.jp/jp/schedule/detail.php?id=326
一般予約は 2009年10月01日(木)午前11時から。ブルーノートのメンバー「ジャム・セッション」会員の先行予約は 9月24日(木)午前11時から。
■アシュフォード&シンプソン 「ストリート・オペラ」
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ソウル・サーチャーは1985年と1986年、アシュフォード&シンプソンにインタヴューしている。また、LAでライヴ・コンサートを見た。そのあたりの話は、また近いうちにご紹介しよう。彼らもまたアメリカでの人気と日本での人気の格差が激しいだけに、初来日がどのように受け入れられるか注目される。
ENT>ANNOUNCEMENT>Ashford & Simpson
ENT>ARTIST>Ashford & Simpson
1 ■ソリッドは名曲でした!
夫婦というだけあって彼らの情熱的な掛け合いはソウルフルでドラマチックで見事な唯一の存在だと思います。私の耳からは離れる事のない歌声ですね…ストリートオペラは是非とも聴いてみたいですね…完成された彼らの音を知りたいと思います。