2009年08月20日(木) 00時01分00秒 soulsearchinの投稿

●マイケル追悼本~どれがお勧め?(パート5)

テーマ:マイケル・ジャクソン関連
●マイケル追悼本~どれがお勧め?(パート5)

【マイケル追悼本~どれがお勧め?(パート5)】

4キロ。

先日マイケル関連本を再度買ったはいいが、とても読みきれない。ざっと4キロ超、指が切れてしまいそう。自分で書く原稿のために読まなければならないものがたくさんあるのに、追悼本を読んでいると、時間がいくらあっても足りない。とりあえず、日本語のものを先に。

■who's BAD? マイケル・ジャクソン 1958-2009(シンコー・ミュージックMOOK) 800円+税

who's BAD? マイケル・ジャクソン 1958-2009(シンコー・ミュージックMOOK)
THE DIG編集部
シンコーミュージック・エンタテイメント
売り上げランキング: 62


(一言評)B5版100ページ、全頁マイケルで埋め尽くされた。発売元シンコー・ミュージックということで、まずは音楽を中心に紹介。安心して読めるお勧めの一冊。1980年から1983年くらいまでのインタヴュー記事、1987年のバッド・ツアー、さらに以後のツアーの記事など復刻記事を中心に、ディスコグラフィーなどを掲載。

1981年に行われたシルヴィー・シモンズのインタヴューは本邦初公開とのこと。なかなか興味深かった。「宗教はありますか」との問いに、エホバの証人のことは答えていない。

またマイケルがマスコミ嫌いになった有名なエピソードがしっかり書かれている。それは、(マイケルの発言)「一度、飢餓について関心を持っていると発言したことがある。僕は子供たちが大好きだから、いつか何とかしてあげたいと思っている。いつかインドに行って飢餓状態にある子供たちに会いたい、自分の目で現状を確かめたいって話をしたんだ。ところがそれが記事になったら、『マイケルは飢えた人たちを見るのが何よりの楽しみだそうだ、彼はそういう人間なんだ』って書かれたんだよ」という事件だ。

僕は、この同じエピソードを1984年10月にジャネット・ジャクソンにインタヴューしたときに聞いた。それは、「なぜマイケルは1982年頃からインタヴューを拒絶するようになったのか」という質問への答えだった。ここに掲載されているインタヴューが1981年のものであるなら、その頃、もしくはそれ以前のどこかのメディアとのインタヴューでそういうやりとりがあったのだろう。

マイケルの対メディアとの戦争の出発点がここに記されているといってもいい。そして、その戦争はマイケルを二十数年後に死に追いやっていく。(一言評じゃないですねえ。(笑))

お勧め度=★★★★

お勧め度を5段階で評価。
★★★★★=お勧め。大変よい。
★★★★=買って損なし。お勧め。 
★★★=まあまあ。値段による。
★★=う~~ん、微妙。 
★ =マイケルものを全部集める人だけ買えばよろしい。

ENT>MICHAEL JACKSON>Book & Magazine
ENT>ARTIST>Jackson, Michael

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

一緒にプレゼントも贈ろう!

トラックバック

この記事のトラックバック Ping-URL :

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/soulsearchin/10323825026/a3181ef5

Amebaおすすめキーワード

    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト