2009年08月08日(土) 00時21分37秒 soulsearchinの投稿

○ベイビーフェイスは、「ゴーン・トゥ・スーン」でマイケルに捧げる

テーマ:ライヴ評・レポート
(内容がでます。これからごらんになる方はご注意ください)

【ベイビーフェイスは、「ゴーン・トゥ・スーン」でマイケルに捧げる】

追悼。

ベイビーフェイスの9ヶ月ぶり、8回目の来日、6回目の来日公演。前回はアコースティック・セットだったが、今回はミュージシャン4人を従えたバンド仕様。

大人気メドレー(下記セットリストで7の部分)では、なんとベイビーフェイス本人がステージを降りて、客席の中に飛び込み、観客の女性に向けて熱唱した。ベイビーフェイス本人に目の前で「アイル・メイク・ラヴ・トゥ・ユー」や「エンド・オブ・ザ・ロード」を熱唱されたら、一生ものだろう。

さて、もはやブラック系アーティスト恒例マイケル・ジャクソン・トリビュート。ベイビーフェイスは1997年の『アンプラグド』のアルバムで、1991年のマイケル・ジャクソンのアルバム『デンジャラス』収録の「ゴーン・トゥ・スーン」をレコーディングしている。

メドレーが終わってベイビーフェイスが語り始めた。「何年か前、僕は『アンプラグド』のアルバムを作り、ある曲を歌いました。そのときは、まさかこんなことになるとは思いませんでした。今日は、彼のためにこの曲を捧げて歌います。マイケル・ジャクソン。彼は本当に多くの人、多くのアーティストに感動を与えました。日本でものすごく人気があるのも知っています。彼も日本を愛していました。マイケルはいつも世界を癒していました。今夜のこの曲は、あなたのために」(大意)

そして歌われた「ゴーン・トゥ・スーン」。追悼式では、アッシャーが歌っていた。

ベイビーフェイスにとっても、マイケルは特別な存在だ。彼とマイケルはどちらも1958年生まれの同じ年。(ベイビーフェイスは4月10日生まれ、マイケルは8月29日生まれ) ベイビーフェイスはこう言う。「僕が生涯見た中で、もっとも思い出に残っているショウは11歳頃に見たジャクソン・ファイヴのショウだった。生まれて初めて見たショウだった。あれが僕にもっとも影響を与えたんだ。彼らのショウを見て、『僕もこれをやりたい。何か音楽をやりたい』と思ったわけだからね」(下記「ベイビーフェイスを育んだもの」より) マイケルを見て、音楽をやりたいと思ったベイビーフェイスだけに、マイケルへの思いは人一倍だ。

■ ベイビーフェイス 『アンプラグド』~「ゴーン・トゥ・スーン」が入ってます

MTV アンプラグド : ベイビーフェイス
ベイビーフェイス スティービー・ワンダー エリック・クラプトン シャニース・ウィルソン ビバリー・クラウダー K-CI&JOJO メルビン・アンド・ケボン・エドモンズ
ソニーレコード (1997-11-27)
売り上げランキング: 19504


■ 過去ベイビーフェイス関連記事

November 05, 2008
Babyface Live: Economy Version: Babyface Talks A Lot
http://blog.soulsearchin.com/archives/002724.html
前回来日。

October 16, 2007
Babyface Sings Tons Of Hits At Billboard Live: Another Human Jukebox
http://blog.soulsearchin.com/archives/002081.html
前々回来日時ライヴ評。

ベイビーフェイスのインタヴュー記事(2001年8月)
「ベイビーフェイスを育んできたもの」
http://www.barks.jp/feature/?id=52256021
(ベイビーフェイスのルーツがよくわかるインタヴュー記事、お勧めです)

2004/11/11 (Thu)
Babyface; Just Another One Night Gig: You Owe Me One, 'Face
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200411/diary20041111.html
(2004年の一般ライヴの評)

September 16, 2005
Babyface Live: When Can I See You Again?
http://blog.soulsearchin.com/archives/000518.html
(前作発売時のプロモーション来日時におけるショーケース・ライヴ)

August 08, 2007
Babyface's New Album Will Be Covers Of 70s Pop Songs
【ベイビーフェイスの新作は、70年代カヴァー曲集】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001939.html

■ メンバー

ケニー”ベイビーフェイス”エドモンズ / Kenny "Babyface" Edmonds(Vocals/ Guitar)
マイケル・リポル / Michael Ripoll(Guitar)
ブランドン・コールマン / Brandon Coleman(Keyboards)
リチャード・ペナ / Richard Pena(Drums)
ケヴィン・フィリップ・ワイアット / Kevyn Phillip Wyatt(Bass)

■セットリスト
Setlist : Babyface @ Billboard Live, Tokyo, August 07, 2009

show started 18:30
01. Intro
02. For The Cool In You
03. Every Time I Close My Eyes
04. Never Keeping Secrets
05. Fire And Rain
06. Wonderful Tonight
07. Medley: Two Ocasions
Don't Be Cruel
Every Little Step
Rock Witcha
Tenderoni
Can We Talk
My, My, My
I'll Make Love To You
End Of The Road
08. Gone Too Soon
09. Grown And Sexy
10. Change The World
Enc. When Can I See You
show ended 19:48

(2009年8月7日金曜、ビルボード・ライヴ東京、ベイビーフェイス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Babyface

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