2009年05月04日(月) 02時17分06秒 soulsearchinの投稿

◎安住紳一郎アナ、「忌野清志郎をせいしろう」と読む

テーマ:ブログ
◎【安住紳一郎アナ、忌野清志郎、誤読、なぜ?】

誤読。

誤読、読み間違え、書き違え、誤字脱字は、テレビやラジオ、あるいは人前で話す人、物を書く人間の永遠のテーマだ。読み書き完璧な人間なんて最初からいない。書いたり、読んだりを積み重ね、学び、少しずつ正しい言い方、書き方を覚えていく。僕だって人のことは言えない。間違った読みや表記をすることもある。当たり前のことなのだが、それを限りなく少なくしていくことが大事だ。

2009年5月2日(土曜)の『情報7days ニュースキャスター』(TBS系列夜10時~)の中で、同テレビの安住紳一郎アナが、「忌野清志郎(いまわのきよしろう)」を「せいしろう」と読んでしまった。

なぜこうなったのか。原因を推理してみたい。不思議なのが、一度目の「読み」では、正しく「きよしろう」と読んでいる。少し雑談があり、「繰り返します」の後に「せいしろう」と読み、そのときは誰も注意せず、もういちど同じニュース原稿を読むときにまた「せいしろう」と読み、横の出演者(たぶん、ビートたけしではない方)に「きよしろう」と正され、「あ、きよしろうですね」と直した。

そのときの模様。↓


まず、考えられることは、次のようなパターンだ。

1)安住アナが忌野清志郎を知らなかった。
2)一応、知っていた。

1)の場合。

A)原稿にはフリガナがふってあった。一度目は急に入ったニュース原稿だったので、原稿を必死に忠実に読んだ。だが2度目は1度読んだので「安心」し、さらっと見て、「清志郎」の漢字を、自分なりの読みで「せいしろう」と読んでしまった。
B)知り合いか友達に「清志郎」を「せいしろう」と読む人物がいて、無意識のうちにそれを発音してしまった。
C)忌野清志郎が、ものすごく有名な歌手ということを知らず、そのニュースの重大さをあまり認識していなかった。そこであまり集中力がなく、さらっと流してしまった。

2)の場合。
A)一応知っていたが、緊急ニュースにパニックになり、頭が真っ白になり、思わず「せいしろう」と読んでしまった。
B)原稿に「せいしろう」とフリガナがあった。(かなりあり得ないが) (これだと、一度目が読めたことが説明がつかない)
C)清志郎の名前は見たことがあったが、読みに自信がなく、どっちかわからないので、両方読んでみた。(これもないだろうなあ=(笑))

予防策はこれしかない。その人物のことを仮に知らなくとも、名前の読みを確認する。原稿にはフリガナをふってもらう。

個人的には僕は安住アナのあのひょうひょうとしたところが好きで、好感を持っている。テレビ・マニアだということや、オタクなところもいい。そんな安住アナには、彼が忌野清志郎を知っていたか、聞きたい。それから原稿にフリガナはふってあったのか。彼は1973年生まれだから、RCが人気になりだした頃はまだ興味はなかったかもしれない。少なくとも、リアル・タイムで体験した世代ではない。しかし、忌野清志郎は80年代、90年代も活躍していたので、なんとなく、見たことはあったくらいの認識かもしれない。ま、彼が音楽にまったく興味がなければ、知らなくてもおかしくはない。彼の言い訳がきいてみたい。

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