2009年04月28日(火) 00時52分59秒
soulsearchinの投稿
●ユーミン、マーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」を語る
テーマ:ブログ
●【ユーミン、マーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」を語る】
後ろ手。
ユーミンこと松任谷由実さんの番組『SWEET DISCOVERY』(毎週日曜午後1時から、東京FM系列全国ネットで放送)の2009年4月26日放送分で、「大人のラヴソング」を特集、その中でマーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」をかけていた。
曲がオンエアされたあとのコメントがまたまたおもしろかった。
ユーミン曰く。「マーヴィン・ゲイっていうのは声が悲しい、色っぽい。濡れてる。野性もあり、知性もあり、そのバランスがとれていて、見事に洗練になっている。スタイリッシュです。日焼けした肌に夕暮れのちょっと冷めた風が吹くと、体の芯にある何かを刺激する。歌詞はほとんど『アイ・ウォント・ユー』とだけしか言ってなくて、とてもシンプルなんだけど、シンプルなほど、極まる」
「『アイ・ウォント・ユー』な夜、適度なムードを作って、(男の人は)どんなタイミングでドアを後ろ手で閉めるか。男性にアドヴァイスしたいのは、女性の細かいサインを見逃すな、ということですね。女性が自分の髪に触ったり、タッチしてきたりしたら、それはサインです。それを見て、うまく、いいタイミングで後ろ手でドアを閉めていただきたいと思います」
彼女がしゃべりだしてから、あわててメモを取り出したので、一字一句はこの通りではないのだが、大筋こんな雰囲気の話しだった。
「マーヴィン・ゲイの声が濡れてる」、「アイ・ウォンチューな夜」なんて言い方がさすがだ。
I Want You / Marvin Gaye
(Written by T.Boy Ross, Leon Ware)
I want you the right way
I want you
But I want you to want me too
Want you to want me,baby
Just like I want you
I give you all the love I want in return sweet darlin’
But half a love is all I feel
It’s too bad,It’s just too sad
You don’t want me now
But I’m gonna change your mind
Someway,somehow,oh baby
Repeat
This one way love is just a fantasy, oh sugar
To share is precious, pure and fair
Don’t play with something you should cherish for life, oh baby
Don’t you wanna care
Aint it lonely out there
Repeat
この曲は、1976年、モータウンのソングライターとして活動していたリオン・ウエアがもともと自分の作品として作っていたものだが、これを聴いたモータウン社長、ベリー・ゴーディーがなかなか新作を作らないマーヴィンにしびれを切らして、この曲を聴かせ、マーヴィンにこれを録音させようとしたもの。マーヴィンはこの曲を聴いて、瞬時にアルバム作りに取り掛かることになった。
このセクシーな曲をマーヴィンにぴったりだと思うベリー・ゴーディーの慧眼でもあるが、それを期待通り、というか、期待以上のものにするマーヴィンも、やはりすごい。
この曲は、当然、マーヴィンはすでにつきあい始めていた彼より17歳年下のジャニスのために歌った。
■ 『アイ・ウォント・ユー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000AFOH6/soulsearchiho-22/ref=nosim/
++++
マーヴィン・ゲイ伝記『マーヴィン・ゲイ物語~引き裂かれたソウル』校了。
ついに本文など本書部分が終りました。本は、上製でハードカヴァー、ページ数が確定し、値段が予価より100円あがってしまい、2900円(消費税込み3045円)になってしまいました。正確にはあと表紙周り・帯の色校など、若干の作業が残っていますが、99.9%終りました。よほどの大事故がない限り、連休明けの5月15日ごろに印刷が出来上がり、5月20日ごろ、書店に並ぶ予定です。改めて、これらの作業を終えて何かご挨拶を書きたいと思います。
ENT>RADIO>SWEET DISCOVERY>Gaye, Marvin
ENT>BOOK>Gaye, Marvin
ENT>MUSIC>ARTIST>Gaye, Marvin
後ろ手。
ユーミンこと松任谷由実さんの番組『SWEET DISCOVERY』(毎週日曜午後1時から、東京FM系列全国ネットで放送)の2009年4月26日放送分で、「大人のラヴソング」を特集、その中でマーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」をかけていた。
曲がオンエアされたあとのコメントがまたまたおもしろかった。
ユーミン曰く。「マーヴィン・ゲイっていうのは声が悲しい、色っぽい。濡れてる。野性もあり、知性もあり、そのバランスがとれていて、見事に洗練になっている。スタイリッシュです。日焼けした肌に夕暮れのちょっと冷めた風が吹くと、体の芯にある何かを刺激する。歌詞はほとんど『アイ・ウォント・ユー』とだけしか言ってなくて、とてもシンプルなんだけど、シンプルなほど、極まる」
「『アイ・ウォント・ユー』な夜、適度なムードを作って、(男の人は)どんなタイミングでドアを後ろ手で閉めるか。男性にアドヴァイスしたいのは、女性の細かいサインを見逃すな、ということですね。女性が自分の髪に触ったり、タッチしてきたりしたら、それはサインです。それを見て、うまく、いいタイミングで後ろ手でドアを閉めていただきたいと思います」
彼女がしゃべりだしてから、あわててメモを取り出したので、一字一句はこの通りではないのだが、大筋こんな雰囲気の話しだった。
「マーヴィン・ゲイの声が濡れてる」、「アイ・ウォンチューな夜」なんて言い方がさすがだ。
I Want You / Marvin Gaye
(Written by T.Boy Ross, Leon Ware)
I want you the right way
I want you
But I want you to want me too
Want you to want me,baby
Just like I want you
I give you all the love I want in return sweet darlin’
But half a love is all I feel
It’s too bad,It’s just too sad
You don’t want me now
But I’m gonna change your mind
Someway,somehow,oh baby
Repeat
This one way love is just a fantasy, oh sugar
To share is precious, pure and fair
Don’t play with something you should cherish for life, oh baby
Don’t you wanna care
Aint it lonely out there
Repeat
この曲は、1976年、モータウンのソングライターとして活動していたリオン・ウエアがもともと自分の作品として作っていたものだが、これを聴いたモータウン社長、ベリー・ゴーディーがなかなか新作を作らないマーヴィンにしびれを切らして、この曲を聴かせ、マーヴィンにこれを録音させようとしたもの。マーヴィンはこの曲を聴いて、瞬時にアルバム作りに取り掛かることになった。
このセクシーな曲をマーヴィンにぴったりだと思うベリー・ゴーディーの慧眼でもあるが、それを期待通り、というか、期待以上のものにするマーヴィンも、やはりすごい。
この曲は、当然、マーヴィンはすでにつきあい始めていた彼より17歳年下のジャニスのために歌った。
■ 『アイ・ウォント・ユー』
アイ・ウォント・ユー+17〈デラックス・エディション〉
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マーヴィン・ゲイ
ユニバーサル インターナショナル (2003-08-27)
売り上げランキング: 156996
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マーヴィン・ゲイ伝記『マーヴィン・ゲイ物語~引き裂かれたソウル』校了。
ついに本文など本書部分が終りました。本は、上製でハードカヴァー、ページ数が確定し、値段が予価より100円あがってしまい、2900円(消費税込み3045円)になってしまいました。正確にはあと表紙周り・帯の色校など、若干の作業が残っていますが、99.9%終りました。よほどの大事故がない限り、連休明けの5月15日ごろに印刷が出来上がり、5月20日ごろ、書店に並ぶ予定です。改めて、これらの作業を終えて何かご挨拶を書きたいと思います。
ENT>RADIO>SWEET DISCOVERY>Gaye, Marvin
ENT>BOOK>Gaye, Marvin
ENT>MUSIC>ARTIST>Gaye, Marvin