NO.869 |
2004/12/16 (Thu) |
Japanese Title Finalized: Georgia On My Mind 〜 Ray Charles Story |
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さまざまなご意見、ありがとうございます。昨日、タイトルが決まりました。『わが心のジョージア〜レイ・チャールズ物語』です。これで、表紙のデザインをやり直しますので、トップページの写真も近く差し替えます。 42章分の38章まで終了し、現在39章進行中。それにしても、レイ・チャールズのこの自伝を読んで、訳していると、いつのまにか、ブラザー・レイの考え方、人となりといったものが、僕の中に染み込んできてしまいます。当たり前というか、でも、不思議というか。 だんだんと自分がレイの気持ちになって、言葉を吐き出している、そんな感じになることがあります。特に、彼がこういうことが言いたいのだろう、ということがピンと来た時など、そうなります。 この本自体は、レイ・チャールズが語ったことを、デイヴィッド・リッツがまとめて、編集したものですが、デイヴィッドの編集ぶりも実にうまいと感じさせられます。 読んでいて、感動してしまうところも、いくつかあります。先日、ご紹介したジュディー・ガーランドとの話などもそのひとつでした。また、もっと初期の話、ブラザー・レイの母親が亡くなった後のシーンもかなりきます。 彼がマーティン・ルーサー・キングに心底傾注していた章も、なかなか読み応えがあります。そうそう、彼がずっと中毒だったヘロインを止めるくだりも、すごい。近いうちに、また一部をご紹介しましょう。 |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |