NO.865 |
2004/12/12 (Sun) |
Brother Ray: Georgia On My Mind |
---|
早速、さまざまなアイデアありがとうございます。さすがに色々な意見がでてきますね。参考になります。このレイ・チャールズの本は彼がすべて話したことを、デイヴィッド・リッツが聞き、それを文字にしたものです。ブラザー・レイ本人の唯一の自伝です。 というわけで、「いとしの〜」というのは、フィットはしないです。(笑) ただし、これはおわかりの通り「いとしのエリー」とかけています。 一方、「わが心のジョージア」は、彼の同名の大ヒット曲のひとつで、本編の中にもジョージアの話がでてきたり、またその曲のエピソードなどもでてくるので、問題はないかと思います。 今回は、急なことで間に合いませんでしたが、ベリー・ゴーディーの自伝を出した時に、本と同時に本のサウンドトラックという位置付けで、本の中で触れられる作品ばかりを集めたオムニバス・アルバムを作りました。レイ・チャールズでもそうしたいのですが。この場合は、本とCDのジャケットは揃います。 映画と同じタイトルにするのは、特に問題はないとは思いますが、実は僕はこの邦題『RAY/レイ』があまり気に入っていません。どうしてこんな邦題にしたのか、映画会社の人に尋ねたのですが、それは、邦題をつけるときは、その邦題について、本国のスタジオの許可がいる、というのです。そして、そのためには1−2ヶ月かかってしまうこともあるということで、映画も緊急公開なので、そのような暇がなかった、という説明でした。アメリカならこれでいいでしょうが、日本ではどうなんでしょう。(笑) この本を読み進めていくと、様々なヒット曲が浮かびあがってきます。あの曲のこんなエピソード、この曲の誕生秘話などです。そして、この本にもし一曲テーマ曲をつけるとしたら、やはり「わが心のジョージア」がいいのではないか、と勝手に思っています。 もちろん「アイ・キャント・ストップ・ラヴィン・ユー」や「アンチェイン・マイ・ハート」なども充分、その資格ありです。 さて、どうしたものか。(笑) |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |