NO.861
2004/12/08 (Wed)
More Naturally 7: They Bless This House
シャワー。

ナチュラリー7のライヴ。書き足りないので、もう少し。

ドラムス、ギター、ベース、キーボード、レコードのスクラッチ音、ヒューマンビートボックス、トランペット、サックス、様々なサウンドエフェクト・・・。そして、ヴォーカル。まさに彼らはヴォーカルのセルフ・コンテイン・グループだ。

あの声帯の強さとヴァリエーションに驚く。そして本当にグルーヴ感がある。下手なミュージシャン、ドラマーよりグルーヴがあるからすごい。

レコードをターンテーブルにのせ、針をレコードの上にのせる。レコードのチリチリ言う音が聴こえてくる。そして、ジェームス・ブラウンの「アイ・フィール・グッド」が、スクラッチされながら登場する。感嘆の声があがる。何度聞いても、すごい。

適度な振り付けもあり、7人がステージに横に広がると、かなり圧倒的だ。アカペラ・グループなのに、バンドが帯同しているかのように思ってしまう。

アカペラらしい歌は途中で2本のマイクを7人全員が囲み、静かに歌った作品。彼らが最初に教会で習ったゴスペルソングと紹介してのが、「ブレス・ディス・ハウス」そして、それに「モア・ザン・ワーズ」が続いた。さらに、「バック・トゥ・エッセンス」ではドゥワップの要素もいれた。ここは、テイク6にない部分だ。

各人のソロパートなど、実におもしろい。7台のカメラで各人を追って、それぞれの人の顔と、音を分解して見られたらいいのにと思う。そういうDVDを作って欲しい。

日本でのデビュー作と最新作からの曲を中心にしたライヴで、声のシャワーを存分に浴びた。

「ハヴ・アイ・トールド・ユー」が終わり、一旦彼らが舞台からはけると万雷の拍手の中、椅子席の観客も徐々に立ち上がった。自然な形のスタンディング・オヴェーションだった。


ナチュラリー7・2004年6月5日付け日記

ナチュラリー7・2004年6月7日付け日記

ナチュラリー7 『ホワット・イズ・ディス』
ホワット・イズ・イット?(CCCD)
ホワット・イズ・イット?(CCCD)

ナチュラリー7 『ウィンター・ラヴ・ストーリー』
ウィンター・ラヴ・ストーリー(CCCD)



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ブレス・ディス・ハウス
Bless this House

Bless this house O Lord we pray
Make it safe by night and day . . .

Bless these walls so firm and stout
Keeping want and trouble out . . .

Bless the roof and chimneys tall
Let thy peace lie overall . . .

Bless this door that it may prove
Ever open
To joy and love . . .

Bless these windows shining bright
Letting in God's Heavenly light
Bless the hearth the painting there
With smoke ascending like a prayer!

Bless the folk who dwell within
Keep them pure and free from sin . . .

Bless us all that we may be
Fit O Lord to dwell with thee . . .

Bless us all that one day we may dwell
O Lord! With Thee!

Words and Music by Helen Taylor
and May H. Morgan ( a.k.a. Brahe ) 1927

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(2004年12月6日月曜・渋谷アックスAX=ナチュラリー7・ライヴ)

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Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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