NO.850 |
2004/11/27 (Sat) |
Gumbo's Ear Vol.8: |
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このところ微妙に日記の掲載が遅れていますが、まあ、気にしないでください。23日火曜、祝日です。BBSにおける守島さんの、「本の宣伝に来ませんか」というビミョーにうまい客引きに引っ張られ、自由が丘マルディグラ。 ちょっと遅れて行ったら、すでに守島さんDJしてました。このイヴェントは、お話をしてレコードをかけるという、いわゆる「レコードコンサート」。略してレココン。昔はこういうのたくさんあったけど、今はほとんどないですね。 自由が丘のマルディグラは、僕も守島さんに誘われ、2000年秋にちょうど著作『ソウル・サーチン』を上梓した時に、トークイヴェントをやったお店でもある。3−40人もはいればいっぱいになるお店で、店名からもわかるように、ニューオーリンズ系が中心のお店・・・かと思いきや、そこに執着することはないお店。南部ロック、南部のソウル、アメリカン、ブリティッシュと比較的幅広くかける音楽レストランといったところ。まあ、でもここの人気料理ナンバーワンはジャンバラヤだったりするわけですが。 そして、守島さんのセットの最後に呼ばれ、ちょっとレイ・チャールズの話をしました。8時過ぎ守島さんに代わりピーター・バラカンさん登場。いろいろ知らない曲ばかりをプレイ。冒頭で、いきなり、「この年になると自分が後何年生きられるかなんてことを考えるようになって・・・」みたいな話をして、一挙に観客の心を掴みました。(笑) そして、かかった曲はライトニン・ホプキンスの「アイム・モジョ・ハンド」。 ファンク・ブラザースによる「アイ・ウォズ・メイド・トゥ・ラヴ・ハー」(スティーヴィーのヒット)をかけて、「僕はこういうのが何十分でも続けばいいと思っている。ジェームス・ジェマーソン・ジャンキーですから・・・」。 「僕はこういう人前でレコードをかけるというのはやらないんですが、でもそういう時に必ずかける曲があります」と言ってかけたのが、ダニーの「ライヴ」から「ゲットー」。そろそろ今年のベスト10を決める時期だということで、このアルバムはまちがいなく入る、という。 ピーターさんからの情報。彼がキャスターをてがける『CBSドキュメント』でジェイミー・フォックスのインタヴューが放送される、という。アメリカでも映画公開にあわせて放送されたようで、日本でも1月29日の公開に前後して放送されることになりそうだ。 ラジオのDJを目の前でやってもらっている感じで、これはこれでやはりたまには楽しいな。 Setlist (incomplete) selected by Peter Barakan 01. I'm Mojo Hand / Lightnin' Hopkins 02. Brickyard Blues / Franky Miller 03. Heroes & Villains / Watkins 04. I Was Made To Love Her / Funk Brothers 05. Mockinbird / Inez & Charlie Foxx 06. Ain't That Peculiar / Betty Swann 07. Need You Love So Bad / Robin Kennyatta 08. Satta Masa Ghana / Abysinians 09. Stop That Train / Wailers 10. / Derek Tracks 11. I Walk The Line / Sherby Lynn 12. Rivers Of Babylon / Neville Brothers 13. Sabu / Mori Kante 14. Ghetto (Live) / Donny Hathaway 15. How Can A Poor Man Standing The Time / Cooder, Lindley Family (2004年11月23日火曜・祝日、自由が丘マルディグラ=ガンボズ・イアー VOL.8、守島尚彦、ピーター・バラカン) ENT>MUSIC>EVENT>Gumbo's Ear Vol.8/Morishima, Naohiko, Barakan, Peter) |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |