NO.838 |
2004/11/15 (Mon) |
Kermit The Frog Steal The Show: Til Bronner Live |
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「ティル・ブレナー、ブロナー・・・。まあ、なんて呼んでもらってもいいよ」 そう言って彼は自己紹介した。ドイツ出身のトランペット、フルーゲルホーン奏者。歌も歌う。しかも、イケ面ときた。聴きやすいサウンドと甘い雰囲気で、女性を直撃。のはずだが、なぜか観客席には男性のほうが多い。しかもすいぶんと外人比率が高い。ドイツ系のファンが多いのか。 ちょっとばかりマイルスを思わせるミュートで聞かせる憂いのあるトランペット。ジャジーな秋にはいいんではないでしょうか。合間のトークも軽快だ。「次の曲をお送りしましょう。もし、踊りたい人がいたら、(if you wanna dance)、・・・踊らないで(please, don't)」と笑わせてくれる。 ビリー・ジョエルの「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」はギター・ソロも含めて10分以上の熱演だった。 ラテン系、ストレートジャズ系、バラードなど多彩にきめる。一番おもしろかったのは、これからある曲をやりますが、それをやったオリジナルの人をみなさんにご紹介しましょう、と言って登場したのが、なんとあのテレビ番組『セサミ・ストリート』の人気キャラ、カーミット。左腕をそのカーミットのぬいぐるみに通し、右手でトランペットを持ち、腹話術のように両手を操ってのパフォーマンス。 歌の部分は、カーミットの声色でやるのかと思ったが、さすがにそうではなかった。ティルの演奏にカーミットがうなずく。その表情の作り方がうまい。これは使えるネタだ。(笑) きっとずいぶんやってるんだろうなあ。 きわめて、真面目なミュージシャン、きっちりとした、こまやかなミュージシャン、という印象を持った。人間的にもすごくよさそうな人という感じがした。やはり、ドイツ人らしいということか。 アンコールをやる前のMCもしゃれている。「いろいろ、日本に来て、日本語覚えました。まず覚えたのが、これ。『愛してるけれど、ケッコンハデキナイ』」 爆笑をとっていた。なんで、こんなセリフ覚えたんだろう。(笑) ブルーノートのウェッブ アルバム ザット・サマー ブルー・アイド・ソウル Setlist show started 21:32 1. Where Do You Start? 2. Your Way To Say Goodbye 3. Ready Or Not 4. Just The Way You Are 5. Little Sunflower 6. Bein' Green 7. So Right So Wrong 8. Dr. Bill Enc. Rising Star show ended 23.01 (2004年11月11日木曜、ブルーノート東京・セカンド=ティル・ブレナー・ライヴ) ENT>MUSIC>LIVE>Bronner Til " |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |