NO.765
2004/09/06 (Mon)
Two Places At The Same Time: Budoukan Or Yokosuka
迷い。

先週金曜は、東京は武道館でアース・ウィンド&ファイアーのライヴ、一方横須賀でアワ・ブラザー、DJオッシー&マーヴィンのディスコ・イヴェントがダブっていた。これは本来だったら、義理堅い僕としては両方を見に行かねばならぬ。しかし、同時に二ヶ所には行けない。I can't be two places at the same time (同時に二ヶ所にはいることはできない) そこで、じっくり天秤にかけ、考えた。

アースかDJオッシーのイヴェントか。それが問題だ・・・。アースは、武道館。うちから、2-30分。横須賀は1時間半はかかる。アースは、モーリス・ホワイトが「最後のライヴ」とか宣伝されている。(僕は、エンタテインメント業界の枕詞『最後の』は信じていないが・・・) DJオッシーのイヴェントは、これからも毎月のようにあるだろう。アースは前回は2002年11月、約2年ぶり。オッシーは7月、一月ちょい前。う〜〜ん、レア度はアースだな。横須賀のミラーボールと、武道館の日の丸・・・。どちらも、「ブギワン」(武道館は「武技腕」か)「セプテンバー」が流れるであろう。

それぞれに、魅力はある。ということで、三日三晩熟考の結果、横須賀ではなく、武道館のアースに行くことにした。武道館ライヴの様子は、既に日記に書いた通りである。ところが、昨日、マーヴィンとオッシーに顔を合わせると、二人に前後を囲まれ、「なんで、横須賀にこなかったんだ」と胸ぐらを掴まれんばかりの剣幕である。「あ、あ、アースをとったんで・・・」と小さくなりながら言うと、「非国民」と一喝。肩身が狭くなりました。ハイ。

閑話休題。昨日の『ソウル・ブレンズ』のゲストは日本が誇るファンクグループ、ソイソウルからリードシンガー、ズーコちゃんとキーボードのフィリップ・ウーさん。ソイソウルはなんどもライヴを見て、ウーさんとも何度か顔をあわせ、彼のソロライヴもモーションブルーで見ている。我々ソウルファンからすれば、なんと言っても、サンフランシスコのあのファンク・グループ、メイズ・フィーチャリング・フランキー・ビヴァリーのキーボード奏者ということでも注目の人物だ。

そして、彼に「あなたのアルバムを持ってますよ」みたいなことを言った。すると、彼は「まあ、いろいろあるからね」。「いや、あなたのソロ。80年代の後半にでたやつ」 「う〜〜ん、ソロはまだ出していない」という。すると、横でズーコが「知らないうちに出されてるんじゃないの?(笑)」とチャチャをいれる。まあ、その話はそこで立ち消えになったのだが、彼らが帰った後に、ちょっと気になって調べたら、なんと僕が持っていたのは、ゲイリー・ウーという人のアルバムだった。(笑) 大勘違いシリーズです。僕は、ウーという名と、東洋系の人ということで、どうやらずっとゲイリーさんとフィリップさんをごっちゃにしていたみたいだ。すいません。この前のアース・ウィンド&ファイターズとアース・ウィンド&ファイバーとの混同に続いて、このていたらく。

ところで、最初に横須賀か武道館か、迷ったって書きましたが、正直に告白すると、ほんとは違うんです。ずいぶん前にアースに行くつもりでチケット入手してました。後から横須賀のことを知ったので、最初から行けなかったのでした。ま、こういう時のテーマ曲がレイ・パーカーの「トゥ・プレイセス・アット・ザ・セイム・タイム」ですね。

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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