NO.761
2004/09/02 (Thu)
After 13 Long Years, Back Where You Belong
内緒。

しかし、不思議なことは起こるものである。今日、『ミッドナイト・ラヴ』のソウルバー取材のために、とある店に赴いた。マーチンさんも店の名前は知らないので初めて行くという。

そして車を駐車場にいれ、その店の前に来たところでマネージャーのA氏、「あれ、ここ・・・?」とマーチンさんと話をしている。な、な、なんと、今から十年以上前、マーチンさんが何度も封印していると語っているVシネマ『ザップ』の撮影で来たことがある、というのだ! 

元町のコンズコーナーだ。僕はここに90年くらいだったか、一時期よく行っていた。当時はまったく無名だったメロディー・セクストンがここで毎日歌っていて、聴きに行った。その時、ピアノを弾いていたのがケイリブである。で、このオウナー、今さんとも知己を得て、今回の番組登場を願ったわけである。僕も2-3年ぶりだったが、マーチンさんはおそらく13年ぶりくらいか。

コンズコーナーは二階にあるのだが、その階段のあたりで、かなり確信を持ち、中に入って置いてあるピアノを見て、絶対だと思った、という。

『ザップ』の話題はもう話さない、と言っていたにもかかわらず、再び、ゲームが振り出しに戻るように、『ザップ』のロケ現場に来てしまう。というところが、運命的というか。ちなみに、マーチンさん、ピアノの弾き語りの役で登場したそうだが、手元を撮影するというので、かなり困ったそうだ。

取材が終わり、みんなで記念撮影の時に、ピアノの前に座ったマーチン。今日は帽子をかぶっていたので、ダニー・ハザウェイっぽかった。

問題はファンキースタッフは誰もこの『ザップ』を見たことないのだ。(笑) あれだけ話題になり、本人が絶対に二度とやらないと断言しているその作品を。 そこで、マネジャーA氏に「ないしょで、ビデオ貸して〜〜」と頼んどいた。「ないしょ〜〜ですよ〜〜。今度持ってきます〜〜」とそっと、耳元でささやいてくれた。ふふふ。

一度来たところには、いつか必ず戻るものなのだろう。


(この模様は9月18日土曜日深夜25時30分から『ミッドナイト・ラヴ』=F横浜84.7=で放送されます)


Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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