NO707 |
2004/07/12 (Mon) |
Syreeta: First Wife Of Stevie Helped Him To Be Independent |
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![]() 『トーキング・ブック』 からの大ヒットといえば、「迷信(スーパースティション)」ですが、そこで使われるクラビネットのリフは、実に印象的です。それより半年以上前に、スティーヴィーはシリータのこの曲で存分にクラビネットを実験的に使っていたわけです。 ![]() ところが、正確に言えば、アルバムが72年に発売されるとき、二人は書類上は離婚していたのですね。そして、次のアルバムの制作時には、二人の離婚は現実のものとなっていました。ですから、 『シリータ』 でのラヴラヴ・ムードから一転して、この2作目 『スティーヴィー・ワンダー・プリゼンツ・シリータ』 は、彼らの失恋ムードの、かなりけだるい空気が漂うわけです。それにしても、ミニー・リパートン、デニース・ウィリアムスに似ています。このタイプの声は、まちがいなくスティーヴィー好みの声なのですね。 バラードの「コーズ・ウィ・エンデッド・アズ・ラヴァーズ」は、恋人として僕たちは終ったけれど・・・という歌。それにしても、シリータはスティーヴィーより4歳年上。そして、71年という年はスティーヴィーにとって、新たな自立を獲得した年でもありました。そう、その時、シリータは彼の自立の手助けを大いにしたことでしょう。自立権を獲得したスティーヴィーは、その後レコードは自分が出したい時に、出したいようにだす、という暗黙の了解ができるようになりました。 シリータの死に関して、スティーヴィーの落胆は、容易に想像できます。一息深呼吸して、がんばって乗り越えて欲しいと思います。 |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |