NO.665
2004/06/04 (Fri)
Soul Of The Guitar: Sugimoto Atsuhiko Band Live
(衝撃のナチュラリー7のライヴについては、少し押さえてからじっくり明日書きます。一日おまちください。すでに松浦さんの劇興奮レポートがBBSにあります)

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Soul Of The Guitar: Sugimoto Atsuhiko Band Live

道。

ジャズ風でもなく、ロック風でもなく、ソウル風に弾くギターをめざす杉本篤彦さんのバンドがソウル・ヒットのカヴァーばかりをやるライヴと、若干のトークがはいるイヴェントが、3日、原宿ブルージェイウェイで行われました。

時折見せるジョージ・ベンソン風、ウェス・モンゴメリー風、そして、目指せデイヴィッドTウォーカー風! どれも、なじみのソウルヒットばかり。セットリストをごらんいただけば、この流れ、イメージがおわかりになるだろう。

僕のリクエストとしては、ルーサーの「ネヴァー・トゥ・マッチ」と、マーヴィンの大ヒット「ホワッツ・ゴーイン・オン」のデイヴィッドTウォーカー・ヴァージョン。「ネヴァー・トゥ・マッチ」は、マーカス・ミラーのベースとギターのコンビネーションがものすごくいい曲なので、ギター・リードのインストにしてもおもしろいかな、と思ったのですが、みなさんどうだったでしょうね。

一番効果的だったのは、デイヴィッドTヴァージョンの「ホワッツ・ゴーイン・オン」。杉本さんがこの音源をお持ちでなかったので、先週土曜日に渡して、急遽やっていただいたものです。これを「マーシー・マーシー・ミー」とつないだところなど、ながれとしてはひじょうによかったと思います。そして、二部の「TSOP」では、サックスの三四郎さんが飛び入り参加。なかなかいいソロ演奏でした。

そして、最後は「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」。今、この曲を聴くと、『永遠のモータウン』のエンディングがパブロフの犬のように思い浮かびます。杉本さんの、曲やコードに関する解説はなかなかおもしろいですよねえ。「ホワッツ・ゴーイン・オン」に関する話など、へえって思いました。会場のブルージェイウェイの音は、確かにデッド(音があまり響かない)で、スタジオでバンドを聴いているような感じがしました。これはこれで、いい音してましたね。デイヴィッドTへの道をどんどん突き進んでください。(笑) それは、ソウル・ギター道。


Setlist
First Set
show started 19.44

1. TSOP
2. Le Freak
MC
3. La La Means I Love You
4. Betcha By Golly Wow
5. If You Don't Know Me By Now
MC
6. Sir Duke
7. It's A Shame

show ended 20.32

Second Set

show started 20.51
MC
1. Never Too Much
2. Got To Be Real
MC
3. Sweet Sticky Thing
4. Feel Like Making Love
5. What's Going On〜Mercy Mercy Me
MC
6. Little Ghetto Boy
7. TSOP (with Sanshiro on Sax)

Encore Ain't No Mountain High Enough

show ended 22.12

(2004年6月3日木曜、原宿ブルージェイウェイ=杉本篤彦バンド・ライヴ)

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Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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