NO.638 |
2004/05/09 (Sun) |
Tribute To Jimi Hendrix |
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ジミ・ヘンドリックスは、基本的にはロックのギタリストですね。そのジミヘンへのトリビュート・アルバムがでました。全19曲。ブラック系では、ミュージック、プリンス、アース・ウィンド&ファイアー、ブッチー・コリンズ・フィーチャリング・ジョージ・クリントン、チャカ・カーン、サウンズ・オブ・ブラックネス、シーロー、ジョン・リー・フッカーなどなど。 個人的に一番のお気に入りは、この中ではプリンスですね。新譜はまだシングルしか聴いてないんですが、プリンス、ほんとに吹っ切れてていいですね。なんていうか、ミュージシャン・ミュージシャンしてて最高です。 ジミヘンの代表曲といえば、「パープル・ヘイズ」ですが、プリンスはその曲ではなく「パープル・ハウス」という曲をやっています。プリンスといえばパープルで、パープルつながりで完璧です。 お星型のめがねでおなじみブッチー・コリンズとジョージ・クリントンのPファンク・オールスターズが一緒にやる「パワー・オブ・ソウル」も、ロックとファンクの融合をこれでもかと見せ付けます。 唯一このアルバムで、注文があるとすれば、なんでアーニー・アイズレーがいないのか、ということ。あるいは、パープルつながりでディープ・パープルにはお声はかからなかったのでしょうか。(笑) ジミヘンは、アイズレーのところに居候していたわけだし、アーニーのギターは、ジミヘン直系ですよね。アーニーがジミヘンの曲をやるのは、どんぴしゃだと思いますがねえ。あと、ちょっと当たり前ですが、ブラック・ロック・コーリションのギタリスト、ヴァーノン・リードなどもはいってて当然というような人ですが。 レニー・クラビッツ、クラプトンなどは、こうした企画にはずせません。(笑) 一方、チャカ・カーンは意外だった。でも、このチャカはどうなんでしょうね。なんかあんまりあってるような気がしない。映画『永遠のモータウン』収録のチャカの「ホワッツ・ゴーイン・オン」も実は、個人的には今ひとつという感じで、なぜか最近CD的にはチャカは若干期待はずれ中です。もちろん彼女は大好きでライヴも来れば絶対に行きますが。そういえば、かなりレコーディング契約がない時期が長くなってきていますね。そろそろ、なんとかして、いいアルバム出して欲しいな。 『パワー・オブ・ソウル〜 トリビュート・トゥ・ジミ・ヘンドリックス』 (VAP)、すでに発売中。 |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |