NO.568 |
2004/03/07 (Sun) |
Anita Baker Goes To Blue Note |
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「ソングストレス」「ソングスタイリスト」などさまざまなニックネームがあるジャズ系ソウル・シンガー、アニタ・ベイカーがブルーノート・レコードと契約した。アニタ・ベイカーは、デトロイト出身。同地のグループ、チャプター8のリードシンガーとして活躍。その後ソロに転じ、86年アルバム 『ラプチャー』 が世界的ベストセラーとなった。その後結婚、出産となり、94年のアルバム 『リズム・オブ・ラヴ』 を最後にCDを出していなかった。 アニタ・ベイカーは、ブルーノートで最低2枚のアルバムをリリースする。既にレコーディングを開始。年内中におよそ10年ぶりの新作アルバムがでることになる。 彼女が『ラプチャー』を大ヒットさせた時期はちょうど、アメリカのブラックラジオの世界で「クワイエット・ストーム」というフォーマットが急激に人気を集めていた時期で、ジャズテイストのあるアニタ・ベイカーの歌はそのフォーマットにぴったりだった。 ブルーノートは、ノラ・ジョーンズの大ヒットで多くの予算を持っているものと思われ、昨年のアル・グリーンに続いて、ヴェテランR&Bアーティストの復活劇を演出する。 90年代に一度来日している。 |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |