NO.554
2004/02/23 (Tue)
King Britt Presents The Cosmic Lounge At Blue Note
クラブ。

一階から地下一階に階段を降りていくと、いきなりそこに受け付けがあった。普段はここを通りすぎて、横に受付があるのだが。さて、今日はいつものブルーノートが一日だけクラブっぽくなって営業するイヴェントの日。これまでに何回かやってきたが、地下二階のフロアから通常のテーブル、椅子をはずして、ここをダンスフロアにして、クラブになる。バンドは、コスミック・ラウンジというダンス系のバンド。フィリーのDJ、キング・ブリットのプレゼンツ。ライヴの前後は彼のDJプレイで、皆踊る。

このブルーノートのクラブイヴェントは、かなりおしゃれで、僕は個人的にけっこうお気に入り。普段椅子テーブルのところがダンスフロアになって、立ってライヴを見たり、踊ったりしている雰囲気がいい。DJタイムには、昔のディスコみたいに、レーザー光線が飛んだりしている。なにより、ここは天井が高いから、そういうのが生きる。なにより、ここは音がいいから気持ちいい。

さて、バンドは僕は初めて見たが、こういうクラブでのバンドとしては、充分の出来。ディスコ風、ソウル風のリズムで躍らせる。女性リード・シンガーのイヴァナ・サンティーリは、カナダ出身の白人。歌のほかに、トランペットをちょろっと吹く。歌はバンド内の歌、トランペットは愛嬌という程度だが、声質がハスキーでなかなかいい。きちっとヴォイストレーニングでもして歌を勉強すれば、いいものがでるかもしれない。ファンキーバンドの紅一点ヴォーカルとしては、充分だ。いわゆるディスコバンド、クラブの箱バンドとしても、これでOKだろう。

このイヴェント、2ヶ月に一度くらいあるといいなあ。客層もいい雰囲気だし。しかし、外に出たら、いきなり大雨が降っていて、びっくりした。

(2004年2月22日日曜・東京ブルーノート=キング・ブリット・プレゼンツ・ザ・コズミック・ラウンジ、スペシャル・ライブ・イバナ・サンティーリ)

ENT>LIVE>King Britt, The Cosmic Lounge, Santilli, Ivana
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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