NO.508
2004/01/11 (Sun)
Ain't No Mountain High Enough
富士山。

大阪からの帰り、新幹線の車内アナウンスが流れた。「みなさま、進行方向左手をご覧ください。本日、富士山が大変美しくごらんいただけます」 ほんとだ。富士山は、日本で一番きれいな山。

それにしても、この形は美しい。人間はなんで美しいがわかるか、っていうのはまた別の話題なので、今日はおいといて。しかし、この美しい山も何度世界遺産への登録を申請しても却下されるという。実際、山の中にはいると様々な汚染があるためだ。

ちょっと調べてみたら、富士山近辺へは、年間5000万人の人がやってくる。5合目までが500万人、山頂までが30万人も行くという。年間30万人と言っても、実際山頂に上れる期間は非常に限られているから、その間はラッシュアワー並になるわけだ。

これではゴミ問題やその他の諸問題が、文字通り「山積み」になる。日本にもいくつか世界遺産に指定されているところがあるが、 屋久島や白神山地などは、圧倒的にそこに来る人が少ないために、自然が残っているという。富士山は人気一番だけにたくさんの人が来る。たくさんの人が来るから世界遺産になれない、という悪循環が起こる。

東京からでも、見える富士山。さいたまからでも見える富士山。どこからでも見える富士山。やはり、最終的には入山制限とかになってしまうのだろうか。 富士山をきれいにしようというNPO まであることを知った。



富士山を世界遺産にするとなると、10年くらいのプロジェクトを作らないとだめのようだ。誰か命かけてやってくれないかな。途中にどんなに高い山があろうが、途中にどんな深い谷があろうが、がんばって最後までやりとげてもらいましょう。これはやりがいがあるでしょうね。そして、スティーヴィー・ワンダーに「フジサン」という歌を作ってもらいましょう。スティーヴィーが作る「フジサン」もしくは「フジヤマ」という曲なら、世界的にアピールできます。(結局は、またそこかって(笑)) 



Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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