NO.471 |
2003/12/08 (Mon) |
Marlena Shaw: Storyteller Tells Her Own Story |
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![]() ![]() そういうナレーションで思い出すのが、シャーリー・ブラウンの75年の大ヒット「ウーマン・トゥ・ウーマン」やミリー・ジャクソンの一連のヒットなどです。「そういえば、70年代初期って、ミリー・ジャクソンなんかも、あなたのようなナレーションをいれてましたよね」と話を向けると、マリーナさん、「彼女とは、(私は)ちょっと違うわ」。そう、ミリーのほうがもっとダーティー(卑猥)だからですね。「私には子供たちに聞かせたくないある種の言葉があるわ。そういうのは、自分ではやらないわね(笑)」 良識とクラース(品格)があるマリーナさんです。 そういうナレーションを曲の中にいれるスタイルは最近はあまり聞かれませんでしたが、なんと、あのアリシア・キーズが新曲「ユー・ドント・ノウ・マイ・ネーム」でそうしたナレーションをいれています。アリシアが「70年代にはそういうモノローグが入った曲がよくあった」という時、その中に間違いなくこのマリーナの作品などは入っていることでしょう。アリシアの途中のナレーションを聞いて、マリーナの曲やナレーションを思い浮かべる人は少なくありません。 ![]() ニューアルバム 『ルッキン・フォー・ラヴ』 のトップを飾るのは「ホープ・イン・ア・ホープレス・ワールド」。ポール・ヤングも93年に録音している作品ですが、マリーナはその存在を知りませんでした。「ソングライターから直接、この曲をもらったの。新曲だと思ったわ。ポール・ヤング? あ、そう。知らなかった。この曲はメッセージが今にぴったりだと思ったから。本当に今の時代って希望がないでしょう。だからこの曲は前向きなメッセージが気に入ったの」 この曲でも、彼女は充分物語を語っています。 アナログアルバムを4枚ほど持っていったのでサインをねだったら、4枚すべてにサインをしてくれました。やった。 +++++ ライヴは今後、12月8日(月)・六本木スイートベイジル、12日(金)赤坂Bフラットなど。他地方もあります。 ENT>MUSIC>INTERVIEW>Shaw, Marlena |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |