NO.449
2003/11/17 (Mon)
Ms. Kani Rika: Water To Standing Board, Raindrops To Board Horizontal
饒舌。

っていうか、僕の出る幕ないですねえ。(笑) 今日は『ソウル・サーチン』のコーナーに放送作家カニリカさんが登場して、まもなく来日するテイク6について好き勝手におしゃべりしてってくれました。しっかし、よくしゃべるなあ。会話の96%はカニリカさんが支配してましたね。大阪生まれじゃないのか、千葉生まれなんてウソだろ。

僕もいろいろネタは用意しておいたんですが、紹介する隙まったくなしです。感服します。カニさん立て板に水、ボク横板に雨垂れ(あまだれ)、ははは。しかし、カニさん、新作本のプロモーションに来たんじゃなかったっけ。その話は、冒頭でちらっとしただけ。ま、いいっか。

さすがに、厳しい放送業界で活躍されているだけありますねえ。ちょっと隙があるかと思うと、すぐに何かギャグをはさまないといられない。まあ、おしゃべり放送作家の性(さが)ですかねえ。転んでも絶対にただじゃ起きないぞ、と。7転び10起きくらいですね。すばらし。

そしてなによりも誰よりも沈黙を恐れる。コンマ5秒、会話が途切れるだけで、指にしびれが来て、唇が震えだし、瞬時に言葉が自分の頭の回転よりも早く、声帯から飛び出してくる。沈黙こそ彼女の恐怖! 沈黙こそ彼女の弱点。カニリカさんを無音室にいれたら、果たしたどんな突然変異が起こるのか。生物学的にヒジョーに興味がある。

最近つくづく思うんですが、文章をきちんと書ける人で、しゃべれる人の話って、おもしろいんですよねえ。しゃべりはうまいが文章はだめという人もいれば、文章はうまいがしゃべりはだめ、という人もいる。しゃべりはうまい人にも、内容があるしゃべりができる人と、まったく口だけの人もいる。そうやってみると、いろんな人がいますねえ。

石原慎太郎都知事とか、田中康夫長野県知事とかね、もともと文章書きですが、口もうまいからね。それは説得力でますね。文章が書けるということは、頭の中で物事を整理することが上手なんですね。で、うまく整理した上で話をするから、話自体がわかりやすい。もちろん、政治家の中には口だけうまいという人もいるわけですが。というわけで、都知事、県知事と並んでカニリカさんを語るというのも、あまりに大胆不敵ですが。誉め殺し、いや、誉め生かし。ま、いいっか。

しかも、お笑い系にも強いってことで、ひとりでボケとツッコミやります。一人二役ですから、おつかれさまです。歌舞伎、パバロッティーから、テイク6、ウィル・スミス、エミネムまで。守備範囲広いでっせ。

というわけでカニ先生の本をご紹介です。

カニリカ

どんな人かというのを知りたい方はこちらへ。

http://book.asahi.com/topics/index.php?c_id=96

http://shopping.msn.co.jp/softcontent/softcontent.aspx?scpId=862&scmId=250

テイク6の印象より、カニリカさんの印象の方が強かったかもしれないなあ。ははは。そんなこたあ、ないか。

あ、ちなみにWater To Standing Board, Raindrops To Board Horizontalってこれ適当な訳です。しゃれで訳してみました。もちろん「立て板に水」と、「横板に雨垂れ」。もし、もっといい言い回し、英語表現、あるいは正しい言い方があったら、教えてください。

PS: アプルーヴ(承認)もらわずに、日記にさくっと、そして、堂々とアップしちゃおうっと。文句来る前に。ははは。

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「立て板に水」=すらすらとよく話すさま。弁舌の流暢(りゅうちょう)なさま。
「横板に雨垂(あまだ)れ」=つかえながらものを言うことのたとえ。弁説の流暢(りゅうちょう)でないたとえ。

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PEOPLE>Kani, Rika

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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