NO.447 |
2003/11/15 (Sat) |
Matrix Revolutions: Everything That Has A Beginning Has An End |
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それにしてもすっごいなあ。この映像。思わず見るこちらも体に力がはいりまくり、エンドロールが終る頃にはかなりの脱力感。 「マトリックス・レヴォリューションズ」 を見ました。最初、よく何がなんだかわからなかったので、改めて、パンフレットをじっくり読んだ。99年の「マトリックス」のパンフも引っぱりだしました。少しわかったところもあったが、わからなかったことも依然ありました。(笑) すっかり忘れてた。「2」は、見てないし。(笑) 基本的な設定を知らないといけないということを知った。映画をこれから見る人も、これは知っておいたほうがいいという基本設定。舞台は2197年近く。人間が作り出した人工知能、マシンが謀反を起こし、逆に人類を制圧し、マシンが人間の熱を栄養として生きていた。マシンが作り出した仮想現実の世界が「マトリックス」の世界だ。 そして、それに気付いた一部の人間がマシン軍に対し、再度戦いを挑む、という物語。その人間たちが住んでいるのが、ザイオンという場所。ザイオンは地底2000キロにあり、人口は25万人。その人類の救世主となるかもしれないのが、ネオ(キアヌ・リーヴス)だ。それでもちょっとわからないところが、いくつかある。 そして、見た人がいて、内容を完璧に理解している人がいたら、わかりやすく説明してください。 (これ以後は、映画をこれから見る人は見ないほうがいいです) 最後、太陽がうつくしく輝く公園での老女オラクルと老人アーキテクト(?)のやりとりはどういう意味だったのでしょうか。 地下鉄の駅で、黒猫がでてきて、それが変化し、ホームに横になっていたインド人の女の子が目を覚まします。あれは、「マトリックス」の世界から、現実の世界に戻ったのでしょうか。それとも、23世紀から、21世紀の今日に戻ったということなんですか? その前段として、インド人の女の子と一家は地下鉄に乗って、「マトリックス」の世界に行きましたよねえ、確か。そのとき、ネオはその地下鉄に乗せてもらえなかった。でも、そうなると、ネオがいたところは、どっちなんだろう。一応、あそこは、現実とマトリックスの世界の境界線のようなところですよね。ぱ〜とキアヌが走っていっても、また元にもどってしまう。 しつこいくらいの宿敵、スミス(ヒューゴ・ウィービング)がコピー能力をもち、複数の自分を作りだしたのはわかった。しかし、スミスは、「1」では死んだはずなのに、どうして、どのようにして生き返ったの? 地上にあるマシン世界の究極のパワー、デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)は、滅びたの? それともまだ生きてるの? さて「ソウル・サーチン」的には、人類の戦士のひとりにノーナ・ゲイがいました。そう、マーヴィン・ゲイの娘です。『アリ』につづいて、すっかり女優ですね。他には、ローレンス・フィッシュバーン、ジェイダ・ピンケットなども堂々登場。ラリーは、いつもいい味だしてます。サミュエル・ジャクソンと並んで大好きな俳優です。ジェイダも『ジェイソンズ・リリックス』以来のファン。 「始まりがあるものすべてに終わりがある・・・」という言葉から思い浮かぶのは、Beginning Of The Endという単語です。「終わりの始まり」という概念です。意味深い言葉ですねえ。逆にいえば、終わりがあるものすべてに始まりあり、ということでもあります。 『マトリックス・レヴォリューションズ』 、結局僕の結論は、もう一度じっくり見たほうがいいというものです。それはつまり、「終わりとは2度目の始まり」なり・・・。 (映画 『マトリックス・レボリューションズ』 ) ENTERTAINMENT>MOVIE>Matrix Revolutions |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |