NO.421
2003/10/20 (Mon)
Michael Jackson's New Single: Is This One More Chance For Michael?
一度。

マイケル・ジャクソンが来月新作を出します。といっても、これまでのヒット曲を集めた 『ナンバー・ワンズ』 というベスト物。これに一曲だけ新曲がはいります。それが、「ワン・モア・チャンス」というR.ケリーがプロデュースした作品です。全世界で10月20日解禁ということなので、今日からFMなどでかかり始めるでしょう。

R.ケリーはかつてマイケルに「ユー・アー・ノット・アローン」を提供して大ヒットさせました。その夢よもう一度という感じでしょうか。いかにもR.ケリーらしいソウルバラードです。

つくづくマイケルはこうしたバラードがうまいな、と改めて感心してしまいます。僕はマイケルが『オフ・ザ・ウォール』のようなリアル・ミュージシャンを中心にした、打ち込みを前面にださないアルバム、あるいは、アンプラグドな作品で、彼の歌をじっくり聴かせるアルバムを作れば、絶対また爆発的ヒットになると思っているんですけどね。

「ユー・アー・ノット・アローン」なんてものすごくいい例ですよね。だから、今度の新曲にもちょっと期待しています。前作は全米一位初登場になっていましたが、これはどうでしょうね。楽曲的には、「ユー・アー・・・」のほうが強い感じはしますが。もちろん一位初登場になったところで驚きません。

マイケルは、ひょっとするとこのアルバムで現在のレコード会社ソニーとの契約が切れるはずです。最後の花道を飾ることができるか。「ワン・モア・チャンス」は、もう一度、ということですね。この曲がマイケルにとってもう一度のチャンスになるか。注目です。



Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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