NO.327
2003/07/20 (Sun)
Soul, Sweat & Tears or Guts, Sweat & Tears
魂汗涙。

ファンキー、ソウルフル、ダンサブル、エネルギッシュ。ソウルとスゥエットとティアーズがそこにあった。あるいは、ガッツ、スゥエット&ティアーズ。

インディ系で活躍している日本人グループ、ガッツ(スペルはThe Guts)のライヴが初台のライヴハウス、ザ・ドアーズであった。ワンマンライヴ(一アーティストの単独ライヴ)は、3度目だという。

リードヴォーカル、大和を中心にドラム、ギター、ベース、キーボードに3管(トロンボーンにサックス2本)、そして、女性コーラス2人という計10人の大所帯バンド。一言で言えば、とってもまとまっていて、完成度が高いショウを見せたもらった。正直、びっくりした。曲もヴァリエーションがあるし、ステージの構成もまとまってるし、激しくみんな動き、踊るし、何より飽きさせない。なんといっても3管の生の迫力は、ソウル系バンド好きにはたまらない。バーケーズとかクール&ギャングとか、スタックス系の音が存分に出てきて、楽しめた。

「スイート・ソウル・ミュージック」とか「ホールド・オン」とか、クール&ギャング風とか「ピーターガン」とか、「ダンス天国」とかいろいろ聞いたことがあるフレーズがたくさんでてきて、カヴァーなのかオリジナルなのか僕の頭上にクエスチョン・マークが点灯したが、通して聞いてみると、やはりオリジナルだということを認識した。(笑) 全部日本語だし。

ヴォーカル以外、ドラムもギターもベースもキーボードも、管楽器も、みんなソロがあったり、ちゃんと出番があり、変化をつけてる。これでステージがもう少し広ければ、ダンサーも3人くらいつけられるんじゃないだろうか。

リーダーの大和は、サザンオールスターズとか好きなのかな。1−2曲、サザンを思わせる曲があった。入口で、今日のライヴでも歌われた3曲(「SHOWTIME」、「恋せよ乙女」、「日本代表」)が入ったCDが配られた。いくつか宿題は残っているようだが、こういうライヴたたき上げバンドは、CDより、絶対ライヴのほうが映える。ナオミちゃんに不二子ちゃん、前面にでて、可愛いし。ガッツももっともっとライヴやれば、人気でてくるんじゃないでしょうか。


ザ・ガッツのホームページは下記。
http://theguts.infoseek.livedoor.com/index.html


(2003年7月19日土曜日・初台ドアーズ=ザ・ガッツ(The Guts)ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>THE GUTS

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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