NO.279 |
2003/06/05 (Thu) |
Poor Peaches & Herb: Why they are omitted? |
---|
映画を見るときどうしても、その映画の中で音楽がどのように使われているかに気が行ってしまうことがあります。もちろん、基本的にはストーリーに入りこんでいくんですが、ふと、ある曲がいい場所でかかったりすると、そのシーンを覚えてしまったりします。どの曲が、どの映画のどのシーンでかかったか、というのが一覧でわかるサイトがあったら、本当にうれしいのですが。 あの曲、どの映画でかかってたっけ、なんていうの、よっぽどじゃないとなかなか覚えてられません。もちろん、サントラがあれば、Aという曲を探して、Bという映画のサントラに入っていれば、Bという映画に使用されたんだな、ということはわかりますが。あとミュージシャンの固有名詞。誰の口からどんなアーティストの名前がでてくるかも楽しみです。 そんな前置きはおいといて。先日WOWOWで 『ラッシュアワー2』 をやっていました。マシンガントーク、クリス・タッカーと不死身のアクションスター、ジャッキー・チェーンの二人。で、おもしろかったセリフ。 ジャッキーがカジノの裏に潜入するために、クリスが守衛やカジノのスタッフの気を引こうとして、クラップス・テーブルでそこのディーラーに因縁をつけます。チップを買おうとすると、500ドル分しかもらえずに、彼は「白人には1000ドル分渡すのに、黒人には500ドルか。人種差別する気か。ここのカジノは、黒人エンタテイナーは、使ってないじゃないか」とまくし立てます。すると、支配人風の男「うちでは、ライオネル・リッチーをいれてるよ」。「ライオネルは、黒人を廃業したんだよ。ピーチェス&ハーブ(字幕ではボツ=(笑))、グラディス・ナイト&ピップス(ピップスの部分は字幕でボツ)、アイク&ティナ・ターナーはどうなんだよ。そういう黒人は使わないのかよ。彼らは元のさやに戻ると思うけどな」と、さらに倍速でしゃべりまくります。 仮にですが、ライオネル・リッチーがこの 『ラッシュアワー2』 を映画館なんかで見てたら、どうなんだろう、とふと思いました。(笑) でも、なんで、アイク&ティナが元に戻るなんて、思うんだろう。根拠なんてないんだろうな。どうせ、口からでまかせか。 一般的に、日本語字幕は1秒間に4文字と言われています。こういう早口の場合困りますよねえ。字幕製作者の方、ご苦労さまです。ま、それ以上にかわいそうなのは、字幕でカットされたピーチェス&ハーブの二人です。その理由は、文字制限のためか、あるいは、日本での知名度がないせいか、どっちなんだろう。 そして、 『ラッシュアワー2』 、エンディングではマイケル・ジャクソンの「ドント・ストップ」が流れ、クリスがステップを踏みながら、画面の奥の方に消えていきました。 ENTERTAINMENT>MOVIE>RUSH HOUR 2 |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |